マリブのブログ

ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ

マリブの選ぶ2019年に観た映画のマイベストと2020年上半期期待の新作映画

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 2019年のマリブの本当のオススメ映画厳選10選

・・サボり癖の出始めたブログを、性懲りもなく書き続ける今日この頃。。

 

来年本厄だから、きちんとどっか連れてけ!

とはっぱをかけてくる連れにケツを叩かれ、大晦日ギリギリ迄、自宅と会社の両方で放置し続けてきた大掃除に追われ続けてるマリブです。。

 

狙った作品記事がようやくGoogle検索上位に引っ掛かるようになり、月に数回の安酒代くらいは稼げるようになってきたので、当初週4をモットーに書いてきた記事の更新がだいぶ滞り始めちゃいましたが、実は気合を入れて映画を見始めた去年をちょっぴり上回り、今年度は132本の映画と14本の連ドラを観てきました。(・・因みに文句を垂れ続ける日本のドラマも『3年A組』あたりはちゃっかり見てます(^^;)

なのに、なぜかブログに書きたくなるよーな作品に、中々巡り合う事が出来ずに・・・

 

スター・ウォーズ』シリーズは、最初から見たコトないし、
アラジン』とかのディズニーシリーズは、オトコ一人で見る勇気ないし、、
ワイルド・スピード 』系の娯楽アクションは、何書いていいかわかんないし、、、

なんて、いつもの怠け癖からくる言い訳で勝手にスルーしてきましたが、苦手なマーベル系以外の話題作は、ポリコレ臭満載の『グリーン・ブック』でも、読んだ事もない大人気漫画原作の『キングダム』でも、鳥肌の立つ病的なアニメ『天気の子』でも、節操もなく手を出してきたんだけどな。。

だけど、歳のせいか、周りの若い観客の興奮具合に全く着いていけず、有楽町のガード下の赤ちょうちんで、ストレスフルなサラリーマンに勝手に混じり管を巻くなんてコトもしばしば。。(・・その酔った勢いのままブログデザインを直そうとしたら、苦労して作ったコンテンツスライダーがいつの間にか消えてしまった。。。)


更に、圧倒的な面白さだった『Game of Thrones』の終了からくるショックと、長年見続けてきた『ウォーキング・デッド』シリーズの程よい劣化具合にすっかり影響され、夏前からどうもブログを書くやる気自体が全く出なくなってきちゃいましたが、ここは絶対歯を食いしばって続けてきますよ!

 

飛ぶ鳥を落とす勢いの良作が生まれた去年のギャップからか、私的には邦画があまりにヒド過ぎる一年だったよーな気がしてますが、皆さんはどーだったでしょうか?

例によって、ヨクワカンナイ事ばかり書く、ナイーヴで軟弱な主観でのランキングですが、更年期サプリの代わりぐらいにはなりそうな、マリブのキッチュな本当のオススメ映画を、図々しくもまた、年の瀬の恒例行事としてたっぷりと紹介してきますw

 

2018年度のマイベストはコチラから・・

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※ランキングはあくまでも自分が初めて見た映画なので、今年度の公開作品に限りません。

 

 

 

 

⑩『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

Once Upon a Time in Hollywood/2019(イギリス、アメリカ)/161分
監督/脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ダコタ・ファニング、アル・パチーノ

 現実と夢のパラレルワールド

苦手なタランティーノ節が、ちょっぴり可愛らしく思えてきた作品。

ディカプリオ&ブラピの夢の競演も楽しかったが、私的にはマーゴット・ロビー演じる実在した女優シャロン・テートの儚さが、後からじんわりと滲んでくる奇作だった。

史実の悲劇に向けたタイムリミットの迫るクライマックスにかけて、尻上がりに感情を盛り上げてくる脚本構成も見事だったけど、アルパチーノファンの自分にとっては、その詐欺まがいに短い出演時間だけが、どうしても許せなかった。

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⑨『ザ・バニシング-消失-』

SPOORLOOS/1988(オランダ/フランス)/106分
監督:ジョルジュ・シュルイツァー
出演:ベルナール・ピエール・ドナデュー、ジーン・ベルヴォーツ、ヨハンナ・テア・ステーゲ、グウェン・エックハウス

 反社男の深層心理

フィックスで捕らえる映像の見せ方を、定義づけてくれた秀作。

本物の極上サスペンスには、無駄な音楽や細かいカット割りが一切いらない事を、この映画を観て改めて気付かされた。

 

善悪の区別が朧げになってゆく現代で、無邪気にも狂気に魅せられていく男の心理過程の様子が、ずっしりと胸に圧し掛かってくる、絶妙な演出とプロットも見逃せない。

 

センスのあまりに悪過ぎる邦題を付ける配給会社が横行する中で、シブくて切ない世界の名作映画を配給するアンプラグドの名を、この映画をきっかけに覚える事ができた。

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⑧『そうして私たちはプールに金魚を、』

And so we put goldfish in the pool./2017(日本)/27分
監督/脚本:長久 允
出演:湯川 ひな、松山 莉奈、西本 まりん、菊地 玲那

 ハイセンスな新世代の映像表現力

サンダンス映画祭で“ネオジャパニーズ”の異名をとった長久監督のこの代表作は、テレビがYoutubeにとって代わられていく様に、映画もcloud化してく現実をまざまざと見せつけてくれた。

テンポのいい映像と音楽、更にそこにキラーフレーズが乗っかれば、否が応でも視聴者の目は留まる。

それをノリだけの軽い感じで消化させずに、キッチリと相手に届く温度の声のメッセージにまで変換させるその驚愕のハイセンスぶりには、自分の周りの映画業界の大御所さえも、すっかり面食らってしまった。

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⑦『存在のない子供たち』

Capharnaum/2011(レバノン)/125分
監督/脚本:ナディーン・ラバキー
主演:ゼイン・アル・ラフィーア/ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ

 シリア難民の子供の本音

・・膨大なリサーチ力と、監督自身の家を撮影の担保に入れる程の熱量があったから言うわけじゃないが・・・

知らない現実を広める映画の本質を、一本気に貫いた女流監督の渾身の一作だ。

 

シリア難民の子供の実情を、ドキュメント部分とドラマパートに分け上手く融合させ、その両方の持ち味を、最大限にまで生かしてみせている。

銃撃を受け死亡した中村哲医師の一件で、日本では中々報道されない中東情勢に興味を持ち始めた方は、一度は手にしてもらいたい本物の現場の声が、作品中に溢れ出ている。

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⑥『サスペリア』

Suspiria/2018(アメリカ、イタリア)/152分
監督:ルカ・グァダニーノ
主演:ダコタ・ジョンソン/ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、クロエ・グレース・モレッツ、ジェシカ・ハーパー

 王道モダンホラーを際立たせるアート

最近すっかり鳴りを潜める、王道モダンホラーの決定版。

 

ダリオ・アルジェントが77年に製作した単なるゴシックホラーを、ここまで斬新な映像美で、ストーリーまでも再構築してみせたルカ・グァダニーノは、やっぱりすごい。。

リメイクホラーが大概駄作に終わる中で、本家を遥かに凌駕する異作に仕上げたこの映画では、その舞台セットや小道具、更に衣裳や特殊メイキャップ、劇中のコンテンポラリーダンスに至るまで、細部に手の行き届いた造形が施されたアートにも注目してもらいたい。

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⑤『アド・アストラ』

Ad Astra/2019(アメリカ、ブラジル)/124分
監督/脚本:ジェームズ・グレイ
主演:ブラッド・ピット/トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランド

 無感情な新人類から生まれる深層世界

宇宙映画と哲学、更には現代社会が抱える人の心の瑕疵にまで言及する映画は、あんまり聴いた事がない。

アクションが似合わないブラピを観るのもかなり斬新だったけど、圧倒的なスケールの孤独を描く宇宙の旅から、一気に親子の問題へとズームインしていく切り口もかなり鋭い。

 

スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』以来、半世紀ぶりに登場した新しい作家主義的な宇宙映画である事を、暫くは強く信じている。

 

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④『バーニング』

Burning/2018(韓国)/148分
監督:イ・チャンドン 原作:村上 春樹
主演:ユ・アイン/スティーブン・ユァン、チョン・ジョンソ

 文学とシュルレアリスムの融合

・・臆病で夢見がちな日本人を、無骨でニヒルな韓国人がどう見てるのか?

そんなストレートなテーマを軸に、私的には懐かしすぎる村上春樹の筆致を、超現実主義目線から大返してみせるこの異色作は、そのシュールで絵画チックな映像美もさることながら、その照明の当て方も絶品。

劇中に漂うミステリー臭は一旦無視しても、画力だけで魅せる圧巻のラストシーンは、それだけで十分に引き込まれる要素が満載。

 

・・出来れば、若い世代の日本人もこの映画を見て、仄めかす文化の美学を、もう一度再認識してもらえれば・・・

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③『ギルティ』

Den skyldige/The Guilty/2018(デンマーク)/88分
監督:グスタフ・モーラー
主演:ヤコブ・セーダーグレン/イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィー

 歴代No.1のワンシチュエーションスリラー

ワンシチュエーションスリラー映画としては、歴代最高級のプロット。

感情によって変化していく想像力の様子なんかも、あまりに秀逸過ぎて思わずため息が漏れてしまう。。

 

短い尺と限られた空間内で、きっちりと起承転結をつけてくるドラマ性にぐう音も出ず、視聴者の目線を逆手にとったミスリードも、かなり剛腕ぶりな演出力。

“こわさ”よりも“すごさ”が目立つ少し異色のスリラー映画だけど、ラストの解釈は観ている側の心情によって、ハッピーエンドにもバッドエンドにも変わっていくかも・・?

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②『ジョーカー』

Joker/2019(アメリカ)/122分
監督/脚本:トッド・フィリップス
主演:ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ

 悪を貫く男の美学

この映画は、食わず嫌いだったマーベル系の印象を、180度すっかり変えてくれた。

 

主役を張るホアキンの迫力の演技から、脇を固めるデニーロ等の熱演、そしてアーサーからジョーカーへと、ゆっくりと感情が変化していく様子を丁寧に捉える脚本構成等、どんなトコロをとってもその技術力は一級品。

更に、悪の華が咲く原点に立ち戻って、それを現代の社会悪にトレースするプロパガンダ力にも、かなり熱のこもった監督の意志がしっかりと感じられ、映画が共感を呼び起こすものである事を、きっちりと証明してくれた。

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『最初の晩餐』

The First Supper/2019(日本)/127分
監督/脚本:常盤 司郎
出演:染谷 将太、戸田 恵梨香、窪塚 洋介、斉藤 由貴、森 七菜、永瀬 正敏

 家族の団欒とは?

・・思い返せば、ちょっとCMっぽい映画かもしれないけど・・w

 

劣化の著しい邦画業界の中で、この映画だけは一際異彩を放っていた。

なによりも、万人の日本人が受け止めやすい“食事”と“終活”というテーマに、潔く的を絞ってきたその構成力も、かなり懐が深い。

更に、その見た目とは裏腹に、職人気質な映画業界の内情迄、少しだけ垣間見えてきてしまうと・・・

 

個人的な主観で、この映画を観た瞬間から今年度のベストワン映画にするつもりだったが、勧めて観てくれたヒトの殆どが「なんでか分からないけど、泣けてくる」トコロに、この映画の本当の度量の広さがあるんだろう。

 

玄人好みの地味なキャスティングかもしれないけど、家族にまで偏った個人主義が蔓延する中で、ふと素朴に感じる疑問に、しっかりと手を差し伸べてくれる本質的な映画である事は、まず間違いない。

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 2020年上半期公開予定の期待の新作映画厳選12本

来年は年明け早々から、邦画がかなり熱い!・・気が勝手にしてます。

待望の岩井組の新作から、期待値の高いラインナップが目白押し♪

なのでここからは良作の少なかった今年の映画を一旦忘れ、個人的に特に注目してる邦画&洋画を6本ずつ紹介してみます。

・・これで大作海外ドラマロスも、少しは軽減できる・・・? 

―邦画編―

『ラストレター』/1.17

万年青春欠乏症な自分にとって、喉から手が出る程待ちわびた岩井組4年ぶりの新作。

彼の長編映画デビュー作『Love Letter』へのアンサー映画として製作されたこの映画は、岩井ファンならずとも期待値が高まる。

 

元祖岩井組俳優の中山美穂や豊川悦司、松たか子等と、広瀬すず、森七菜、神木隆之介等、新世代の実力派俳優との共演も必見!

ジュブナイル映画としては、新海誠を遥かに凌駕するその本物の審美眼で捉えた映像美を、一度はみんなにも体験してみてほしい来年度期待値No.1の映画です♪

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『AI崩壊』/1.31

大沢たかおを始め、数々の大作映画俳優が勢ぞろいするこの映画は、一歩間違えると相当つまらなくなるような気もするけど。。

そこは、『SR サイタマノラッパー』で新しい長回しのテクニックを編み出した入江悠監督の手腕を今一度信じてみたい。

 

近未来に起こりうるSFパニック映画と言うジャンル自体は、遊び心を忘れない監督にはうってつけのはず?

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『Fukushima50』/3.6

空母いぶき』で大事なトコを端折りまくった若松節朗監督の演出が、最大の不安要素ではあるけど、やっぱり、日本人としては押さえておきたい渾身の長編大作。

 

タイトル通りの“福島のあの日”に起きた惨状に、どこまで真摯に向き合っているのかが最大の注目ポイント。

ハリウッド気質の、上辺だけをなぞる大味なディザスタームービーに仕上がっていない事だけを、切に願います。

※感想※

そこそこ緊張感はよく出ていましたが、それ以上可もなく不可もなく。。

入れ込みの外国人らの映像等が、まるで取ってつけた様な粗悪さなので、殆ど壮大な再現VTRを見せられている様な感じ。

当時の菅直人首相の対応に対する悪意があまりに露骨で、それでいてサッパリ的を得ていない非難の仕方に、どうしても興ざめしてしまいました。。

・・もう、この監督の映画は信用しない。。。 

『糸』/4.24

私的に注目度No.1俳優でもある菅田将暉と、めきめきと役の幅を広げつつある小松菜奈との共演は、それだけで十分スクリーンで楽しむ映画に値するけど、著者の十八番でもある中島みゆきのをモチーフにした映画となれば、ちょっとシンドくなってきた王道ラブストーリーだとしても、とりあえず挑戦はしてみたい。

あまりに豪華な脇役陣の中でも、ヒロインの叔父役に私的に大ファンの竹原ピストルが出演するのも、チェックポイント! 

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『燃えよ剣』/5.22

・・この映画の復刻を、どれ程待ちわびてきた事か。。。

劇場映画としては54年ぶり、役所広司のドラマ版からも30年の月日を経て、幕末に散った新選組浪漫が再び堪能出来る♪

 

司馬遼太郎のこの原作小説に夢を馳せた人であれば、老若男女問わず、かなり難解な原田眞人監督映画でも、きっと理解できる?

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『騙し絵の牙』/6月

最初から大泉洋をイメージして執筆された、異色の社会派ミステリー映画ではあるが、『羊の木』でも見せてくれたシニカルな笑いを得意とする吉田大八監督なら、期待値をある程度高めても全く問題ないはず!

 

出版業界の舞台裏を描くというそのテイストもかなり興味をそそられるが、松岡茉優や佐藤浩市といった技巧派キャストの中で踊る大泉洋には、これまでのコミカルな存在感から脱皮して、新しいキャラクターの可能性を期待できそう♪

 

・・私的には、上半期ベストテン映画に入る可能性間違いない映画かも・・・

 

 

 

 

―洋画編―

『ミッドサマー』/2.21

ヘレディタリー/継承』で“21世紀最恐のホラー映画”の名を欲しいままにしたアリ・アスター監督の、カルト宗教を舞台にした新作スリラー映画。

 

スウェーデン語で夏至祭(ミッドソンマル)の意味を持つこのタイトルからしても、その不気味なブラックファンタジー感は相変わらず満載だ。

心理的な恐怖とゴア描写で前評判もかなり高いが、映画らしい作品作りをモットーとするA24の製作ならば、今からそれなりの期待値が否が応でも高まってます♪

 

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『レ・ミゼラブル』/2.28

ヴィクトル・ユーゴーの代表文学『レ・ミゼラブル』を、現代版にアレンジしたこの映画は、パルムドールを獲得したポン・ジュノの『パラサイト』と、最後まで競い合った作品としても有名らしい。

 

この映画が長編作品デビューとなるフランス生まれのラジ・リ監督は、試写会に訪れたマクロン大統領の心をも動かし、舞台となったモンフェルメイユ地域に住む低所得者層の生活改善命令を行政に促すムーブメントにまで繋がった程。

来年の世界中の社会派映画の中では、ダントツの影響力を持つこの渾身の一作を、スルーする理由は見つからない。

 

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『シャドウプレイ』/2月下旬6月下旬に延期

2019年度の東京フィルメックスのメインビジュアルにも採用された、期待の犯罪映画。

 

中国映画界の中で、最も作家性の強い監督の一人でもあるロウ・イエ監督は、近い将来にウォン・カーウァイを凌ぐほどの強烈な映像美を見せつけてくれるだろうと、勝手に信じこんでいる。

激震の走る香港を舞台した良質な人間模様が見れる映画は、今後大分減っていくかもしれないので、今まさに、是非とも押さえておきたい作品の一つ。 

『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』/3.13

Game of Thrones』でジョン・スノウを演じて以来、格段に俳優としての地位を向上させたキット・ハリントンの久々の主演作品。

栄光と挫折を極めたテレビスター俳優の突然死の真相なんて、かなりキャッチーな題材だけど、批評家サイトでの評価はかなり辛辣。

それでも、ナタリー・ポートマンを始め、『ミザリー』のキャシー・ベイツや、『クラッシュ』のタンディ・ニュートン等が脇を固めてるとなると、どうしても観たくなる衝動が、今から抑えきれなくて・・・

 

※感想※

映画というよりは、もう殆ど青春海外ドラマのノリ。。

LGBTの問題を捉えているにも関わらず、あまりに台詞や音楽に頼り過ぎて、見ていて相当イライラしました。

監督のグザヴィエ・ドランは30歳とまだ若いので、今後の伸びしろはもうちょっと期待できるのかも。。

同じカナダ出身のポール・ハギス監督辺りを勉強して、雰囲気じゃなくて画で魅せる表現技法を、一からきちんと勉強してもらいたい。  

『The Dead Don't Die(原題)』/2020.春

あのアンニュイなジム・ジャームッシュがコメディ映画を撮ったのならば、どんなに止められようと、一見せずにはいられない。。

更にそこに『ゴースト・バスターズ』のビル・マーレイから『サスペリア』のティルダ・スウィントン 、更にイギー・ポップやセレーナ・ゴメス等の大物ミュージシャン迄が結集する極上のアンサンブルなのだとしたら・・・

ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画まるパクリ感満載のジャケットビジュアルにもかなりびっくりしたけど、『ショーン・オブ・ザ・デッド』とはまた一味違った独特のゾンビ映画パロディに仕上がっている事を、こっそり期待してます。

 

 

『クワイエット・プレイスⅡ』/2020.5月

・・この手の続編シリーズは、ちょっと微妙かもしれないけど。。

スマッシュヒットを叩き出した前作の『クワイエット・プレイス』の後日談からそのままストーリーが展開し、監督のジョン・クラシンスキーも主演のエミリー・ブラントもそのまま続投するのならば、それなりの出来栄えになってるかもしれない。。

残された彼女の子供達もかなり若いので、上手くいけば、ここから新しいSFサバイバル映画シリーズの傑作が誕生するかも。。。 

 

 

・・その他、映画化してほしい人物の特集記事でも紹介したゴーストライターの真実を描く『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏(2.14公開予定)の映画化や、試写会で頗る評判の良かった三池崇史監督の純愛映画『初恋(2.28公開予定)等、劇場で見たい映画が盛り沢山なので、金欠でも来年の仕事は年初からセーブする気満点です(^^;

 

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 令和元年を振り返って・・

VOD配信の旧作映画の紹介をするつもりだったこのブログも、気づけば、巷に踊らされて新作映画紹介ばかりに、手を出し過ぎたな。。

正直、年々見たい映画のハードルが上がってきている気がしてるので、大味な大作映画に飛びつくよりも、映画ブログとしての鮮度をある程度保ちつつも、過去の良作をもう一度掘り返す作業をしたいと常々思っています。(←去年も同じ事を言っている。。。)

 

・・でも飲み代ぐらいブログで稼げないと、業界の底辺にいる自分達は、結構つらいんだよな。。。

 

ブログを始めた当初はすっかり腐りきっていた仕事も、温かく見守って読んで頂いた皆様のおかげで、いつの間にか少し持ち直し始めてきたので、更新回数は激減するかもしれませんが、無理をせず初心に立ち戻り、想像力が掻き立てられる映画の感想&解説を、ホメラレモセズ、クニモサレズ、直向きに続けていける、サウイフモノニワタシハナリタイ。。。

 

新年からも、ご愛読よろしくお願いいたします。_(._.)_

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