これからハリウッドデビューしそうな24人の日本人俳優
・・スイマセン。。一度こうゆうのやってみたかったんです。
近年邦画業界の停滞感がハンパなく、テレビドラマから派生する劇場映画が大半を占める今日この頃。
様々なしがらみや宣伝配給の側面から、思うような企画、キャスティングの提案ができずにストレスを抱える業界関係者も少なくないはず・・・。
なので今回は巷で人気の海外ドラマ『ウォーキング・デッド』の力を借りて、全くの非営利でお勧めしたい本物な日本人俳優を一挙24人紹介してみます。
・・まあ、業界人の憂さ晴らしだと思って多めに見て下さい・・
完全に主観的なキャスティングなので賛否両論十二分に覚悟しています。。。
皆さんからの誹謗中傷、クレーム等、随時お待ちしていますm(__)m
※尚、バーター出演契約の気苦労から、基本的に大手俳優事務所系の役者は今回の仮想イメージキャストからはなるべくはずさせてもらっていますw
おすすめ日本人俳優で『TWD』を勝手にイメージキャスト
今回自分が候補に選んだ基準は、まだハリウッドデビューをしていない個性派及び技巧派と呼ばれる日本人キャスト。
ただのルックス系アイドル、連ドラお馴染みの常連俳優等は基本対象外です。
多少俳優陣のネームバリューは考慮し序列にも気を付けましたが、若干もうブレイクしてしまっている方達もいますので、あくまでもウォーキングデッドの役に近いキャラクターというコトでイメージしてみて下さい。
大手事務所のパワーバランス等は殆ど考慮していませんので、ハリウッド資本でもない限り実現は絶対に不可能ですがw
リック/唐沢 寿明(研音)
迫真の目力のある演技をする俳優と言えば、彼は日本でも5本の指に入る俳優でしょう。
役所広司や阿部寛等に比べると若干顔のホリが浅いような気もしますが、コミカルからシリアス迄幅広い演技の出来る彼は、正に情緒不安定なリックに打ってつけ。
映画畑出身ではなく、数多くのドラマ出演経験を持っている事も自分の推薦理由の一つです。
代表作/『杉原千畝』『CASSHERN』CX『白い巨塔』
カール/濱田 龍臣(フォースプリングス)
技巧派子役のイメージが強いトコロが正に、カールとピッタリの俳優です。
あどけない笑顔から柔らかい演技をする彼のイメージは、カールの雰囲気にピッタリに見えてきませんか?
代表作/『疾風ロンド』『きいろいゾウ』『ハイヒール革命!』
ダリル/木村 拓哉(ジャニーズ事務所)
ジャニーズ嫌いの筆者のこだわりをも氷解させた、技巧派俳優へと成長していきそうなみんなの嫌われ者アイドル・キムタク。
一時期の絶大な人気だった頃の肩の荷がようやく下り、最近の彼の芝居には徐々に深みが増していっています。
大人の色気も纏い始め、ジャニーズのパワーバランスが崩れたことによって、今後はスクリーンを中心にした主役以外の作品にも出演していってもらいたいのですが・・
代表作/『検察側の罪人』『無限の住人』『HERO』『2046』
グレン/高橋 一生(舞プロモーション)
今は亡き愛すべきグレン。。
あの優しさと逞しさを兼ねそろえた俳優は、彼が一番近いような気がします。
今のトコロどうしてもテレビ出演が多いですが、彼の生真面目なポテンシャルからすると映画業界の方があってるんじゃないでしょうか?
若干ベビーフェイスなトコロなんかもグレンっぽい気がするんですが、どうでしょう?
代表作/『散歩する侵略者』『三月のライオン』『空飛ぶタイヤ』
マギー/長澤 まさみ(東宝芸能)
『ロボコン』で主演デビューしてから、どうしてもあどけないイメージが先行していた彼女も、近年では台湾ドラマ等にも出演するようになった国際派女優へと成長。
独特な色気と逞しも兼ねそろえはじめ、業界内では正に今人気沸騰中です。
彼女が演じる強く悩めるマギーを観てみたい方はきっと多いと思うんですが。
代表作/『散歩する侵略者』『モテキ』『海街diary』
キャロル/木村 多江(融合事務所)
キャロル役のメリッサより一回り下なので若干若過ぎる気もしますが。。
テレビドラマの名脇役として静かにキャリアをスターとさせた彼女は、『ぐるりのこと』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞してからは、演技派女優として有名になりました。
苦労人なキャリアも含め、線が細くも逞しい女優としてはキャロルのイメージにピッタリな気がします。
代表作/『東京島』『ぐるりのこと』『ユリゴコロ』
ミショーン/満島 ひかり(フリー)
言わずと知れた名女優に成長した彼女は、俳優としてはもはや万能タイプ。
演技力重視の監督からは、彼女の名が出ない作品はありません。
マギー、ロジータ、ジェイディスあたりでもきっと熟せますが、ネームバリューと沖縄出身の個性的な顔立ちも考慮し、ここはあえて黒人枠のミショーンで紹介してみたいと思います。
代表作/『愛のむきだし』『クヒオ大佐』『海辺の生と死』
ロジータ/水原 希子(KIKO)
可愛らしくて色気のあるロジータには彼女がおすすめ。
アクションシーンの逞しい姿や、エイブラハムに振られた後の未練タラタラな嫉妬女もクールなイメージの彼女なら問題なく出来るでしょう。
代表作/『ノルウェーの森』『ヘルタースケルター』『進撃の巨人』
イーニッド/黒島 結奈(ソニー・ミュージックアーティスツ)
若い女優陣の中で、演技力を重視して見ていくと結構名前が挙がるのが彼女。
まだまだテレビドラマ出演が多いですが、あどけなくも個性的な芝居をする彼女の今後には、邦画業界全体が注目しています。
将来性を考慮し、是非イーニッドに。
代表作/『あしたになれば。』『サクラダリセット』『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』
アーロン/井浦 新(テンカラット)
ARATA名義でサブカル映画業界から長く注目されていたのが彼。
個性派俳優というよりは、その独特な空気感に魅了された人も少なくないはず。
優しさに溢れるLGBTっぽい雰囲気を醸し出せる俳優としては彼が一番アーロンに適役のはず。
エリックの死のおかげで伸ばし放題になってしまった彼の髭は一旦忘れて下さい(^^;
代表作/『DISTANCE』『光』『止められるか、俺たちを』
タラ/コムアイ(つばさプラス)
役回り的にコミカルな芝居が多いタラには彼女。
シリアスなドラマでも、一風変わった空気感を醸し出してくれる彼女なら、重苦しい展開の時には最高の中和剤になってくれるでしょう。
俳優経験はまだまだ浅いですが、奇抜なセンスが特徴的な「水曜日のカンパネラ」のボーカルと言った方が分かりやすいでしょうか?
代表作/TBSドラマ『わにとかげぎす』『猫は抱くもの』『縄文にハマる人々』
ゲイブリエル/大森 南朋(アパッチ)
『殺し屋1』の絶妙な芝居で一躍注目を浴びた彼は、暗黒舞踏集団・大駱駝艦主を主宰する麿赤兒を父に持つ正に技巧派俳優のサラブレッド。
今回のキャスティングの中では唯一『THE OUTSIDER』で既にハリウッドデビューを果たしてしまっていますが、私的にはどうしても入れておきたい俳優の一人なのでまだNetflixオリジナル作品のみということでご容赦下さい。
代表作/『殺し屋1』『ヴァイブレータ』『ビジランテ』
セディク/中村 倫也(トップコート)
地道な舞台での演技経験を積み、昨今急激に注目を集め始めてきた逸材俳優。
まだ30代でありながら、絶妙に陰のある芝居には業界内でもファンが急増中です。
セディクの未知数な今後の展開に期待をかけるなら、彼の才能の開花に賭してみるのも面白いかも。
代表作/『日本で一番悪い奴ら』『愚行録』『孤狼の血』
アルデン/村上 虹郎(ディケイド)
UAとムラジュンの遺伝子を受け継いだ究極のセンスを持つ二世俳優と言えば虹郎。
2014年に製作された河瀬監督の『2つ目の窓』であっという間にカンヌ映画祭で脚光まで浴びてしまった彼の才能は伊達じゃありません。
並みいるベテラン俳優にも全く引けを取らない彼の存在感は、シーズン9以降でその動向が注目されるアルデンを演じさせても、全く遜色なく活躍してくれるでしょう。
代表作/『ディストラクション・ベイビーズ』『武曲 MUKOKU』TBS『この世界の片隅に』
ジーザス/山崎 育三郎(研音)
最早帝劇の顔になりつつある彼は、ニヒルで運動神経抜群なジーザスにピッタリ。
一見ジャニーズ系に見られやすいですが、実はミュージカル畑出身のかなりのたたき上げ俳優の彼がジーザスを演じてくれれば、リックとマギーの間で揺れる微妙な立ち位置もより鮮明に写るでしょう。
代表作/『レオン』TBS『下町ロケット』ミュージカル『モーツァルト!』
グレゴリー/田口 トモロヲ(マッシュ)
コミカルでニヒルなオッサンと言えば彼以外に思い浮かぶ俳優はいません。
カメレオン俳優の代名詞の彼が演じるグレゴリーはきっと喜怒哀楽に溢れているでしょう。
若干本人より身長が低いかもしれませんが、ソコはシリアスなドキュメントのナレーションまで熟す彼の渋声でカバーできるはず!
代表作/『鉄男』『PとJK』『孤狼の血』
エゼキエル/寺島 進(オフィス北野)
王から漂うはみ出し者の哀愁を表現できる日本の俳優は彼以外に考えられません。
チープな劇団員感が隠せないエゼキエルも、町場のアニキ的存在の彼が演じればその魅力は何十倍にも膨れ上がるでしょう。
少しずつ人間味が増していく中で、寺島さんが演じてきた様な非業の死を遂げるとしても・・
代表作/『BROTHER』『DISTANCE』『土竜の唄』
ジェリー/勝矢(LDH)
彼を知っているヒトはちょっと少ないかもしれません。
が、数多くの映画で個性的な脇役を熟す、業界内では知る人ぞ知る正に超技巧派俳優。
巨漢で優しさ溢れる本人の印象は、役というよりジェリーそのものな気がします。
オランダ人の血が混じっている為ちょっと日本人離れしていますが、自分以外にも彼をキャスティングに必ず入れておきたい人間は、実はかなりいる俳優です。
代表作/『テルマエ・ロマエ』『HERO』『孤狼の血』
シンディー/木下 あかり(ブレス)
神経質な幸薄キャラでも抜群の演技で熟せるのが彼女。
テレビや舞台でキャリアアップを重ね、2019年には短編映画『21世紀の女の子』でオムニバスの主役の座も掴み取っています。
線が細いながらも体を張った芝居の出来る彼女は、いまいちキャラクターの掴めないシンディーの個性もきっちり広げてくれるでしょう。
代表作/『あゝ、荒野』『ヴァージン 10代篇「くちばっか」』『21世紀の女の子』
ジェイディス/市川 実日子(スールキートス)
リックと共に大空に消えてしまったジェイディスことアンは彼女で。
姉の実和子に負けず劣らず技巧派に成長しつつある彼女は、佇まいやどこか寂しさを纏う演技もジェイディスのそれにそっくりな気がしてきませんか?
代表作/『シン・ゴジラ』『三度目の殺人』『羊の木』
ニーガン/佐藤 浩市(テアトル・ド・ポッシュ)
幻の映画『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』で85年に実はハリウッドデビューを果たしている事はナイショで^^;
日本人でニヒルなダンディズムを追求していくと、どうしても彼の顔が頭に浮かんできます。
ニーガンのライダースが似合う50代の日本人俳優って中々イメージが湧きませんが、実はヘヴィメタ好きの彼ならきっとそこら辺も無理なく着こなせるでしょう。
何よりも、このキャストのラインナップで彼がエンドロールのとめに入ると、そのインパクトは絶大です。
代表作/『GONIN』『64(ロクヨン)』『愛を積むひと』
サイモン/安田 顕(クリエイティブオフィスキュー)
ヤスケンこと、気さくなキャラで有名な彼にお願いしたいのは敢えての悪役サイモン。
彼自身昔は結構な悪役も多かったのですが、今ではすっかりテレビドラマの名脇役になってしまったので、ここは敢えて原点回帰というコトで。
タレント経験もある彼の本来のやんちゃな性格は、きっとサイモンの鬱屈したガキ大将キャラにちょうどいい気がします。
代表作/『愛しのアイリーン』『HK 変態仮面』『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
ギャビン/滝藤 賢一(エージェントオフィスタクト)
もう本家からは退場してしまいましたが・・
私的には憎めなかったギャビンのキャラは、思い返せば彼が演じるテレビドラマの役を彷彿させていたような気がします。
個性派俳優として大分世間の認知度が高くなってきた彼ですが、本来のうらぶれたチョイ悪キャラは正にギャビンに適役。
代表作/『ゴールデンスランバー』TBS『半沢直樹』『孤狼の血』
ユージーン/塚地 武雅(ドランクドラゴン)(プロダクション人力舎)
シーズン9のタイムジャンプ後からユージーン自体は大分逞しくなってきてしまいましたが、ポッチャリキャラの役を巧みに熟す芸人と言えばドランク塚地。
2007年『間宮兄弟』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞してから彼の俳優としての需要は現在急上昇中。
芸人としては意外にもインテリで、微妙なカッコをつけた芝居なんかもユージーンのイメージに結構合っている気がします。
代表作/『間宮兄弟』『くろねこルーシー』『げんげ』
合わせてシーズン9からの新キャラ&フィアーのニューカマ―の日本人キャスティングも見てみたい方はコチラ。
『ウォーキング・デッド』シーズン9は
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