The Walking Dead Season8-Episode.9/2018~(アメリカ)
企画:フランク・ダラボン/原作:ロバート・カークマン
出演:アンドリュー・リンカーン、ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、レニー・ジェームズ、ダナイ・グリラ、チャンドラー・リッグス 他
カールとの思い出
いよいよ始まりましたね。。
目頭を熱くして観ていたのは自分だけでしょうか?
・・カールとの思い出が走馬灯のように蘇ります。
私的には今回は、ニーガンとの戦いなぞもうどーでもいー回でした。
カール役のチャンドラー・リッグスは『ウォーキングデッド』に参加した頃はまだ若干10歳・・。
あれからもう8年。
まるで親戚の子供の成長を観るかの様に、死屍累々の『ウォーキングデッド』の世界で逞しく成長してゆく彼の姿に、ほっこりと癒されていた視聴者も少なくなかったはずです。
・・彼の最後は、静かな優しさに包まれたものでした。
心の準備はいいですか?
未だの方はFOXのシーズン8後半公式予告を観て、今一度深呼吸をしてみて下さい。
youtu.be
以下『ウォーキングデッド』シーズン8第9話のネタバレを含んだ上での感想です。
まだご覧になってない方はご注意下さい。
こみ上げる想い、カールが残していったもの・・
一言で言えば、余りにも切なすぎる回でした。。
冒頭は予想どおり、いつものウサギ目リックから。
そしてゾンビに噛まれたあの瞬間からのカールの回想。
まるで何事もなかったかのように淡々と自らの死への準備をしていく彼の様子は、寂しさを更に増幅させる上手い演出でした。
オムニバスチックにサンクチュアリから脱出した救世主たちの様子等描かれてましたが、正直、もうどーでもいー。
前半戦でクリフハンガーし過ぎていたので、もうすっかり忘れちゃいました。
物語は終始、カールからのカットバックで進んでいきますが、その間リック達に見守られながら少しづつ弱っていく彼の様子はもう、観ていられないほどで・・
やがて、ジュディスにセディクの言葉を引用しながら思いのたけを伝えるそのカールの大人へと成長した姿には、もう涙が止まりませんでした。
いつからこんな立派な子に育ったんでしょう。
シーズン1ではローリーの足にしがみついていたあの子供が、ここまで成長するなんて・・
そして最後はひっそりと、焼け落ちた家の中で一人で死んでゆく・・
ちょっとカッコ良過ぎて、もうほとんど憧れです。・・決して忘れません。。。
”王”から仲間へ。復活したエゼキエル
けっこう好きです。こういうタイプ。
売れない舞台俳優のような役作り感がちょっと微笑ましいというか。
シーズン8の前半で、そんな自らが創り上げてきた役を全否定されて塞ぎこんでいた彼も、今回見事に復活します。
偽りの王から本当の仲間へ。
救い出すのはやっぱり、アサシンキャロル。
皆さん覚えていますか?
彼女はシーズン1の時はDV夫のエドに怯えていた只の主婦ですよ?
それが今では彼女が登場することにより、きっと敵を殲滅するであろう安心感さえ感じてしまいます。
一体彼女はどこに向かっていくんでしょうか・・?
モーガンはそんなキャロルと行動を共にしていますが、”フィアー”への転勤準備の為、もうすっかり病んでしまっています。
ギャビンはあっさり、意外な人物に殺されちゃいましたね。
私的にはあの闇に魅せられた中間管理職のようなどこか哀愁漂う彼は、そんなに嫌いじゃなかったんですが。
そういえば、ヒルトップの様子は今回は全く出てきませんでした。
まあ偽善者ジーザスには辟易していたので、カールの最期に水を差さずちょうどよかったのかも。
なんでしたっけ?彼の本名?
ああ、そう、ポール・ロビア。
もう彼は本名に戻して、カールに”ジーザス”の称号を与えたいくらい。
結局、前半戦から引っ張り続けた年老いたリック達の描写は、ただのカールの幻想風景なんでしょうか?
最後にやはり、にこやかなおじさんと化したニーガンが出てきますが、もう開いた口が塞がらない程、違和感が半端ないです。
そしてなんと言ってもセディク。。
今後ちょっとキーパーソンになっていく気がするんですが、前の記事にも書いたように、どうしても宗教的価値観がカールへの思いを邪魔してしまいます。
死にゆくカールの言葉を受け止めるセディクの描写は、彼への思いなのか、コーランの教えなのかどうもあやふやです。
この辺をもうちょっと丁寧に、人に対する思いに焦点を当てていってもらいたいんですが・・
そしてこの時期に彼のようなイスラム系のいいヒトキャラを出してくる事は、かの国の誰かに対する意図的なアンチテーゼのようなものを感じてしまいますが。
シーズン8第10話の感想はコチラ
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