マリブのブログ

ニ匹ののら猫と一緒に随時三匹の飼い主を募集中の元帰国子女。。オススメの映画やドラマの感想を徒然に紹介しています。

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『ウォーキングデッド』シーズン8第15話の私的な感想―サイモンとドワイドの結末―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season8-Episode.15/2018~(アメリカ)
企画:フランク・ダラボン/原作:ロバート・カークマン
出演:アンドリュー・リンカーン、ノーマン・リーダス、スティーブン・オッグ、オースティン・アメリオ、ジェフリー・ディーン・モーガン

 子供への思い

衝撃的なヘリコプターの出現に、今後の展望に思いを巡らせてしまった前回。

そのインパクトの強さに見落としていましたが、逃げ出した救世主たちを抹殺した後のリックとモーガンの会話は随分印象的な切ない会話だったんですね。

「息子がいたのに何で自分を助けた?」

と問うリックに対し、

「息子がいたからお前を助けたんだ」

と返すモーガン。

・・独身だとイマイチ、ピンときませんよね・・。

明確な守るべき存在がいない人間にはなかなか伝わりづらいこの表現ですが、皆さんはどう感じたんでしょうか?


どちらの思いもまだちゃんと解釈出来ずにいますが、おぼろげながらようやくその意味を少しずつ咀嚼し始めた今日この頃です。。

シーズン8第14話の感想はコチラ

 

以下『ウォーキングデッド』シーズン8第15話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

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 サイモンの最後

もうニーガンのカッコよさ全開のエピソードで苦笑いするしかありません。

冒頭でリックがようやく読み始めるカールからの手紙は中々泣けるので、下手なBGMに乗せずサイレントで表現してもらえたら、もっと感慨深く聴けたような気がします。

・・難しいトコロかもしれませんが、

カールがTWDを通じて伝えたいメッセージは、性善説や性悪説では片づけられない人の根源的な願望です。

それは、ジーザスの様な綺麗ごとでなく、

モーガンの様に闇の中から見出すモノでもなく、

リックの苦悩、ダリルの憤り、ニーガンの哀愁等全てに共通する人のココロの奥底にある、消せない人間性そのもの

・・ゾンビドラマにロマンを追い求め過ぎなのかもしれませんが、

今回はそんな中でも一際、ニーガンの男のロマンが主人公のリックすっかり顔負けにたっぷり詰め込まれていました。

 

オープニング明けはサンクチュアリに戻って来たグレゴリーから。

サイモンに言い逃れをしているグレゴリーは、何だかもう微笑ましくさえ見えてきてしまいます。
ダメなオトナの典型のように彼は、強がりながらもサイモンに自分の必要性を説きますが一蹴される始末。


アーロンはオーシャンサイドで彼女達の説得がてら独りキャンプを満喫中。
腹が減ってへろへろらしくウォーカー一人倒すのもやっとの状態。
・・時間経過がよく分からないので、あまりピンときません。

 

ユージーンは変人ぶり全開で相変わらず銃弾を製造中。
受難真っ只中のガブリエルは少しは体調が良くなってきたようで、彼の仕事を手伝わされています。
文句を吐きつつも、どうやらユージーンのおかげでなんとか生きながらえている様なのでもっと神に感謝しなくちゃいけません。

しかし、ユージーンは表に出た所であっさりダリル達に捕まります。

 

サンクチュアリではボスの帰還に戸惑うドワイドとサイモン。
ニーガンに作戦の不履行を謝罪するサイモン。
どうやらオーシャンサイドの男を全て抹殺したのも、彼の暴走だったようです。
ルシール片手に静かにサイモンの背後に回るニーガンがとうとう彼を撲殺するのかと思いきや、彼はサイモンをあっさり許します。
不敵な笑みを浮かべながら、新たな計画を幹部たちに伝えるニーガン。
ドワイドには信頼を置くかのように、彼を再び懐柔していきます。

 

一方ユージーンはダリル達に連れ去られる道中、ロジータに脅されたのが大分怖かったのか彼女にゲロ吐き作戦を決行し隙を見て逃げ出します。
・・なんかもうこの辺、コントにしか見えないんですが。
トラッキングのプロのダリルの目を欺けるのもよくわかりませんが、まったくこの”出来る子博士”は何を考えているんでしょうか?

 

ニーガンに許されたことを良い事に、今度は彼の暗殺計画を立てているサイモン。
同士を中庭に集めいよいよ決起集会を始めようとしたその時、ニーガンの口笛が聴こえてきます。
彼がカウントするとサイモン軍団は一斉に射殺。
情報を漏らしたのはすっかり裏切者が板についてきたドワイド。
サイモンは怒りを露わにしますが、ニーガンはそんな彼に決闘を申し入れます。

決闘・・?

と思わず耳を疑ってしまいましたが、そこは人気急上昇中の彼なので昔の様な野蛮な殺し方はしません。
救世主たち全員が見守る中、不良漫画さながらの拳のみでの戦いでサイモンに打ち勝ちます。
マウントを取られ、首を絞め上げられていくサイモン。

ふたりの見せ場をたっぷり作った最後でしたが、革靴革ジャン姿でTシャツ一枚のサイモンに勝ててしまうあたりニーガンは、相当な喧嘩屋なんでしょうね。

ガバナーにさえ一対一では勝てなかったリックが、彼を倒すことは本当に出来るのでしょうか?

そんな中、ドワイトはこっそり伝書鳩グレゴリーを使ってニーガンの新たな計画をヒルトップに漏らそうとしています。

 

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 ドワイドの最後

サイモン処刑後、ニーガンはドワイドにNO.2の称号を与えるとともに、自分への彼の態度を改めて確認します。

寡黙に彼に忠誠を誓うドワイドですが、彼の部屋を開けるとそこにはローラの姿が・・

ニーガンには何もかもお見通しだったようです。。

ドワイドが初めからの内通者で、サンクチュアリの襲撃作戦も、武器の横流しも、彼の新たな計画をグレゴリーを使ってリックに伝え漏らしに行く事も・・

前回のラストのニーガンの叙述トリックにまんまと引っ掛かってしまいました・・・

正に裏の裏ってやつです。。

ドワイドの最後を妄想すると、一瞬サーシャの時の様なウォーカー化した彼の姿が浮かんできてしまうんですが、どうもニーガンはサイモンの時の様に彼を直ぐに抹殺する気はないみたいです。

不敵な笑みを浮かべ、ドワイドの頭を撫で去っていくニーガン。。。

 

アーロンはようやくシンディらの心を開けた様ですが、サイドストーリーなのでちょっと描き方が雑ですね。
次回の最終話に向けた彼女達の合流の時間稼ぎの様にしか見えません。

 

ちゃっかり工場に戻って来たユージーンは、新たな決意を胸に、すっかり自信がなくなったガブリエルに指示を出します。

 

ラストはウォーカーと化したサイモンが、サンクチュアリの金網に括りつけられています。

なんだか、あまり違和感を感じられず、むしろちょっと滑稽。

それを横目に極道映画さながらの哀愁を漂わせているニーガン。

冒頭でニーガン宛のカールの手紙を持っていたミショーンが何処からかやってきて、シーバー越しにニーガンにそれを伝えます。
彼のサンクチュアリからの脱出劇を見事に予想した上で、リックとの和平を切に願うカールからのラストメッセージ。。

サイモンウォーカー越しのニーガンは、何時になく悲し気に見えます。

しかしそれでももう引き返すことは出来ないとシーバーを地面に叩きつけるニーガン。

サイモンとドワイドのふたりの裏切りにさえも冷静に対処していたニーガンの空しさと憤りが、その背中にたっぷり滲んでいます。

 

・・コレ、本当に次のエピソードで色々間に合いますかね・・?

最終話は拡大版?だとして、残り75分でリックとニーガンの決着をギリギリ描けても、他の様々な伏線の回収が追い付かない気がするんですが。。

 

・・動向を決めかねていたオーシャンサイドはやはり加勢に入るとして、

ドワイドの後を引き継いだ裏切り者のユージーンも再度寝返るとして、

 

ダリルの憤りは?マギーの戸惑いは?セディクの存在意義は?

 

影が薄くなり過ぎたエゼキエルとジーザスの見せ場は、それなりにちゃんと用意されているんでしょうか?

闇落ちモーガンの人事異動と永遠に続くキャロルの葛藤はシーズン9まで引き継がれても、その他のキャラクター達の心理描写が間に合わない気がします。

登場人物が多すぎるので仕方ありませんが、せめてフィナーレは、メインキャラの二人であるダリルとマギーの落としドコロだけは明確に描いてもらいたいです。

・・ジョージ―達もまた遊びにやってきそうですね。。

コモンウェルスがどうにかしてドワイドを助け出してくれないかな・・・

同じ引っ張りなら、成長したジュディス目線の世界を描いてもらった方が、よっぽど次のシーズンにカールの抱いていた希望を持てる気がするんですが。。

 

・・ミショーンは、

すっかり乙女になったので、もうなんでも許しますw

シーズン8最終話の感想はコチラ

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