マリブのブログ

ニ匹ののら猫と一緒に随時三匹の飼い主を募集中の元帰国子女。。オススメの映画やドラマの感想を徒然に紹介しています。

      
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『ウォーキングデッド』シーズン10第7話の私的な感想―ダンテの正体―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode7/2019~(アメリカ)
脚本:コーリー・リード
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、ソーラ・バーチ、サマンサ・モートン

 内向き志向の構図

まどろっこしい映画感想記事ばかり書き過ぎて、とうとう連れに“ユージーン”と呼ばれるよーになった私、どうもマリブです。。

 

・・正直、『ウォーキング・デッド』見るのに時間割くのが、結構しんどくなってきちゃったな。。

 

シンプルなサバイバルだけど、複雑な人間心理を見せてくれた『ウォーキング・デッド』も早9年目に突入し、その様相は当初と随分変わってきました。。。

始めの頃、リック達がビビりまくってたウォーカーなるゾンビは、今では完全にモブキャラに落ちぶれ、本当にコワイのはやっぱり人間の悪意。。

と、ここまでは納得出来るんだけど、最近は登場してくるキャラクターが、なんだかみんなすっかり怯えていて、見てる方がちょっと疲れてきませんか?

 

よく、ドラマは世相を反映するなんて言われるけど、やっぱり排他的な国境争いばかりしてるアレキサンドリアVSウィスパラーズの構図は、世界の潮流となってきた“内向き志向”の現れなんでしょうか?

 

政治色の強いドラマを展開するようになったアンジェラ・カンのおかげで、すっかりヒューマンドラマなサバイバルが霞んできちゃいましたが、マッツ・ミケルセンからレア・セドゥ、『シェイプ・オブ・ウォーター』の監督として有名なギレルモ・デル・トロまで出演するPS4のゲームソフト「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」に、このまま行くと、唯一の生え抜き人気キャラダリルも、きっともう取られちゃうよ・・・?

 

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このアポカリプスな世界を舞台にするゲームの総監督を務めるのは『メタルギア』を手掛けた小島秀夫
・・迫りくる5Gの世界から取り残されたオッサンには、もう着いていけない・・・

 

シーズン10第6話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第7話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 蘇る記憶

セディクの脳裏を霞めるアルファ達の記憶。。

病状が悪化していくアレキサンドリアの住民を診て回るセディク。
彼はその感染源を解明しようと必死に務めるが、次第に自らの幻覚にも悩まされていく・・

 

リディアが閉じこもっていた牢獄に、捕虜にしたウィスパラーを拘束するダリル。
キャロルは、仲間を洗脳するアルファのウィークポイントを、リディアから聴き出そうとする。
捕虜の男に逆に脅かされるセディクは、その応急処置をダンテに引き継ぐも・・

 

ウィスパラーズとのボーダーラインでは、アーロンとガンマが対峙。
アーロンはガンマに自分の娘の写真を見せるも、彼女は自分の素性を偽って伝える。

 

ゲイブリエル達が見守る中、捕虜の男に新鮮な食料を持ってやってくるキャロル。
彼はそのパンを貪る様に口に入れるも、それをキャロルに向かって吐き出してしまう。
ロジータの看病に訪れていたセディクは、その不安な胸の内を吐き出すも、彼女の病状に改善の兆しは見られず。。

やがて、囚人へのキャロルの拷問が始まる。。。
ダリルはナイフを取り出し、彼に脅しをかけると、男はアルファへの違わぬ忠誠心を打ち明ける。
・・そしてアルファが、自分達の為に、娘を犠牲にしたという嘘を付いていた事を、キャロルが知ってしまうと・・・

 

アーロンが兄弟との自転車でのエピソードをガンマに打ち明けると、彼女は不意を突かれ、自分にも姉がいた事をつい漏らしてしまう。。

 

激しい痙攣を起こし、あっけなく絶命するウィスパラーの男。。
不審に感じたセディクがダンテを問いただすと、彼はセディクの指示の元、間違った薬草を男に与えていた事が判明する。。。

アーロンから渡された子供の描いた絵を見つめ、唐突に信念が揺らぎ始めるガンマ。
アルファはそんな彼女の様子を注意深く眺め、まるでリディアを諭した時の様な愛情と鞭で、彼女を懐柔しようとする。

・・シェリルの居なくなったベッドを見て、彼女の死を悟るセディク。。
彼は、無力感と仲間の死を見せつけられたトラウマの中、不意に川に身を投げると・・

彼をしっかりと抱きしめるロジータが寄り添う中で、セディクはようやく自分の患ったPTSDの症状を彼女に語り始める。。
そして、自分を支えようとするダンテに苛立つ原因が、自分を慕ってくれていたイーニッドを思い出してしまう事も。。

 

苛立ちと共に、アーロンからの絵を投げ捨て、彼からアレキサンドリアの情報を引き出そうとするガンマ。
するとそこに、キャロルが何も知らされてなかったリディアを連れて現れる。。

その彼女の姿を目にすると、ガンマは激しく動揺し、足早にその場を立ち去る・・

リディアは、自分がキャロルに利用されていた事を悟ると、その苛立ちを爆発させ、一人森の中へと去っていってしまう。。。

 

街に蔓延する病気の感染源が飲料水だった事に気づいたセディクは、呆然としたまま窓辺に佇んでいる。
そんな彼を癒そうとするダンテが、彼に励ましの言葉をかけると・・・

セディクの脳裏を霞めるウィスパラーズの幻影。。
彼は、その凄惨な様子を見せつける男が口を鳴らす仕草が、ダンテの口元とフィードバックし・・

ダンテの正体がウィスパラーズである事を確信したセディクが、咄嗟に武器を探すと、その彼の様子に感づいたダンテは急変、セディクの首を締め上げる・・

やがて、そのセディクの鋭く見開いた眼光は動かなくなり・・・ 


 

 

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 ・・何?このツッコミ処満載のエピソード。。。

あまりに疑問点が多過ぎて、脚本家のセンスを疑ってしまいます。(監督は、ニーガンに無残に惨殺されたエイブラハム役で、ちゃっかり、新人監督デビューの取引を果たしたカドリッツなので、ここは敢えて目を瞑ります。。)

 

エゼキエルから貰った結婚指輪で、捕虜に暴行を加えるキャロルの神経もよくわかんないし、彼女がリディアを利用してガンマを動揺させるのも、全くの意味不明。

大体、アルファに心酔している割には、ガンマも捕虜男も口があまりに軽過ぎるし、キャロルは、リディアに選択を決めさせると言ったまんま、すっかり騙して彼女を連れ出しちゃうし。。。

女性層を意識でもしてるのか、全く意味のないダリルの半裸シーンや、セディクとロジータのよくわかんないフィラーエピソードなんか入れないで、キャロルとリディアでリンクするはずのヘンリーへの想いなんかを、なんでしっかり掘り下げないんでしょう?

 

極めつけは、セディクが水質汚染に気づいてから、ダンテの正体に気づくまでのストロークがあまりに短すぎて、全く緊張感のないトコロ。

もう、どっちがウィスパラーズのスパイでも別にいーんだけど、これ、サスペンスチックに見せるには、あまりに中途半端過ぎませんか?

そもそも、突然登場したダンテの出所に、ミショーンを始めとした過敏なまでに警戒心の強いメンバーが詮索しないとか、ありえないし。。

 

ウィスパラーズに怒りを滾らせてたはずのアーロンが、いつの間にかガンマと親しくなってたりと、登場する主要キャラの人物設定が随所で大雑把になってきた気がしてます。

ウォーカー汚染水のくだりを先に見せといて、そのミステリーの伏線を引っ張ろうとする手法も理解に苦しむものがあり、この視聴者の心理状態との乖離が甚だしいのにも関わらず、どうして無理矢理緊迫感を膨らませようとするんでしょうか?

 

・・思えば、シーズン5くらいまでは、リックが息子のカールを守りたい気持ちや、相容れないコミュニティーの中で孤立する今は亡きアンドレア、或いはそこから健気に自立しようとするベス等、視聴者に身近な感覚がいっぱいありました。

何時の頃からか、感情移入できそうな人間関係がすっかりなくなり、キャラクターの微妙な感情変化がおざなりになってきたこのゾンビドラマは、もうそろそろ限界な気がしてます。

 

次回は前半戦の最終エピソードですが、現実世界に添った安っぽい疑惑と怯えだらけのエピソードじゃなくて、少しは成長した誰かの人間ドラマを、ちょっとだけでも見せてくれる事を切に祈ってます。

 

シーズン10第8話の感想はコチラ

 

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