マリブのブログ

ニ匹ののら猫と一緒に随時三匹の飼い主を募集中の元帰国子女。。オススメの映画やドラマの感想を徒然に紹介しています。

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『フィアー・ザ・ウォーキングデッド』シーズン4第16話の私的な感想―マジか・・モーガン・・・―(ネタバレあり)

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Fear the Walking Dead Season4 Episode.16/2018~(アメリカ)
製作総指揮:ロバート・カークマン/脚本:イアン・B・ゴールドバーグ、アンドリュー・チェンブリス
出演:レニー・ジェームズ、マギー・グレイス、ギャレット・ディラハント、ジェナ・エルフマン他

 薄れゆく興味・・・

本家のシーズン9前半終了前に、ギリギリでなんとか間に合いました。

所々にいいエピソードがあったものの、シーズンの後半からはなんだか上手くストーリーを纏めてきた感が否めません。


・・結局ダニエルには誰も一言も言及しませんでしたが、本家のヒースの様にキャストのスケジュールの都合という事で処理した方がいいんでしょうか?

 

本家も含めて、視聴者の想像力を全く無視した製作陣の裏事情が目立ち始め、最近のTWDシリーズの展開にすっかり興味が湧かなくなってきてしまったんですけど、これ、どうしましょう・・?

 

お気に入りのジンボーがあっという間にウォーカーにされてしまい、アルの演出にも愛情が全然感じられないのでイマイチ前向きになれませんが、とりあえず見始めていきましょうか・・・

 

シーズン4第15話の感想はコチラ

以下、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第16話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

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 自分を失う

無事に病院を抜け出していたアルは、ウォーカーの目を掻い潜りシーバーでモーガン達に助けを求めている。

やがて地下駐に停められていた中継車の中から新しいビデオカメラを見つけるアル。
そして彼女が病院へと戻ると、ウォーカー化したジムを連れたマーサに遭遇。
マーサは傍観者を決め込んでいたアルを気に入り、モーガン達に伝言を伝えるように頼むとそのまま気絶させる。

アルが目を覚ますとそこは装甲車の中。
無線で彼女の居場所を聴いていたジューン達が迎えに来た事を彼女に伝えるが、アルのビデオカメラにはマーサからの狂気に満ちたメッセージが。。
モーガンはポーラーベアの休憩所にある物資を配りながら、新たな仲間となったアリシア達をリックの待つアレキサンドリアに連れていく事を告げる。

夜中見張りをしているモーガンの側へやってくるジョン。
彼はモーガンがマーサの元に向かおうとしている事に感づき止めようとするが、モーガンはジョンに自分が彼女と同じように倒錯していた過去を語り出す。
やがてジョンにアレキサンドリア迄の地図を手渡し、一人でマーサの元に向かうモーガン。。

 

休憩所にやってきたアリシア達は、そこで思い思いの一時を過ごす。
コーヒーを皆に配るサラ。装甲車の機関銃を装填するアル。
アリシア、ストランド、ルシアナ達はジョージア迄の長い道のりに戸惑いを覚えながらも、生きる理由を探すその旅に希望を託す。
ジョンはジューンの抱えた不安を拭うかのように優しくキスをする。

マーサの指定した場所に来ると、そこにはパトカーに乗せられたジムの姿が。
彼を即座に始末したモーガンの目線の先には、夫の墓の前で蹲っているマーサが写る。

瀕死の彼女をパトカーに乗せるモーガン。
そのまま彼はジョンたちの元へマーサを連れて行こうとする。
やがてマーサは夫との過去をモーガンに語り始める。
そしてその事故にあった後の悲惨な顛末も。。

集まりくるウォーカーの中、アルは当然の眩暈に襲われる。
それは、ジョン、アリシア、サラ達にも次々と伝染してゆき・・
ジューンはモーガンにシーバーでその状況を伝え、彼の帰りを待ちわびる。

スピードを上げ帰路を急ぐモーガンに、騙し打ちをかけるマーサ。
彼はハンドル操作を誤り、車は側壁に激突。
モーガンの意識が朦朧としている中、マーサは彼の額に何かを書き始める。

「仲間を失い、自分も失う」

と綴られたそのメッセージは、臆病なモーガンが仲間の死を恐れて逃げ出してきた彼の臆病さそのまま。。

ジューンはよろめきながらも、休憩所に残されていた水に細工が施されていた事実を発見する。
しかしその正体は分からず、彼らの中毒症状は次第に悪化していく。

モーガンはマーサを問いただすが、彼女はおくびにも出さずそれを認め、自分が備蓄されていた水に不凍液を混入した事を打ち明ける。
モーガンはその成分をシーバーで伝えるが、ジューン達には届かず。
怒りの余り我を忘れたモーガンはそのままマーサを絞め殺そうとするが、サイドミラー越しに自分の額の文字が写る。
正気を取り戻したモーガンは膝に突き刺さった鉄柱を引き抜き、マーサを車に拘束したまま仲間達の元に戻ろうとする。

「君を殺さないし、君にも誰も殺させない」

と彼女に告げ、歩き出すモーガン。

混濁する意識の中、テープに残されたインタビュー映像を見続けているアル。
やがて一人の兵士が赤ん坊にキスをしている映像に辿り着くと、彼女は大粒の涙を流し始める。
悔しさが込み上げてきたアルがモーガンのシーバーに語り掛けると、ようやく彼からの応答が。
一同は混入された毒が不凍液だった事を知ると、外のトラックからエタノールを取り出そうとするが・・

モーガンは相棒の杖を片手に、足を引きずりながらも懸命に歩き続ける。
それは彼に残された仲間という唯一の希望の為。。

最後の力を振り絞ってアル達は、ウォーカーのひしめく休憩所の正面玄関を開ける。
ジョンの二丁拳銃、ウェンデルのライフルが火を噴く中、ストランドとルシアナがようやくエタノールのタンクのあるトラックに辿り着く。
しかし彼らに迫るウォーカーを一掃する為、アルが装甲車からマシンガンを放つと、そのタンクまでが損傷。
万事休すとなった一同は、再び休憩所の中に閉じこもる。

モーガンのシーバー越しに弱音を吐きだすジューンとジョン。
モーガンはそんな彼らを必死に鼓舞し、マーサの言葉を借りそして訴える。

「君達を失ったら、また自分を失う」と・・

死期を悟り出したアルがカメラに遺言を告げると、他の仲間もそれに続く。
ウォーカーをまだ殺したりないと強がるサラとウェンデル。
禁酒には丁度いいと皮肉るストランド。
罪を償う為に生き続けたかったと零すルシアナ。
人生をやり直したかったと告げるアリシアには、チャーリーがそっと励ます。

するとようやく辿り着くモーガン。
彼は瀕死の仲間に、道中で拾ってきたエタノール入りのジンボーのビールを与える。。

マーサに描かれたモーガンの額の呪い。
彼はそれを洗い流すと、何かを決心したように顔を拭う。。

仲間を引き連れモーガンが再びマーサを残してきた場所まで辿り着くと、そこに残されているのは引きちぎられた彼女の腕。
既にウォーカーと化し彷徨っていたマーサの額をモーガンの杖が貫く。。

ダンボールを置き続けていたポーラーベアの日誌を頼りに、モーガンは仲間を連れ彼の働いていたデニム工場に辿り着く。
そして彼はそこでアレキサンドリアへ戻る事を止め、彼の意思を引き継いで新しいシステムの構築を目指す事を決める。

アリシアは更にそこでマディソンの意思を受け継ぎ、新たなコミュニティーを築きたいと・・

アルはそんな彼らの信念に共感を抱き、自分の取材したテープの人間達を探す事を提案。

 

モーガン達はアルの装甲車に乗り込み、まだ見ぬ誰かを救い出す旅に出る。。。

 

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 ・・もう、なんだか、開いた口が塞がりません。。。

シーズン後半最初のアレキサンドリアへの旅路を夢見て盛り上がっていた視聴者の期待感をどうしてくれるんでしょう?

モーガンの戸惑い具合を病院辺りからフォローし始めたジューンの台詞ぐらいからなんとなく悪い予感がしてましたが、結局そーゆ―コトですか。。。

 

冒頭から必死で逃げ延びていたアルを、独りで仲間の元に復帰させてしまう事にも納得いきませんでしたが、結局全然伝わらないモーガンのナルシズムを自分たちは延々と見せられ続けてきたのでしょうか?

王国のシヴァの死を彼が知らない事は本家への冒涜でもあり、とってつけた様にどこからかエタノール代わりのジンボービールを拾ってくるモーガンのヒロイズムは、歪んだ見方をしてしまえば完全に尺調整

マディソンの意思を受け継ぎ、チャーリーのような子供たちの未来に夢を繋ごうとするアリシアがモーガンの信念に感化されてしまうのは百歩譲るにしても、ルシアナまでもが彼の人道主義にいつの間にか捕らわれているのは完全に意味不明。

彼女にとってチャーリーは、未だ仇討相手なはずですよ?

いくら「星の王子様」の本を持っていたからって、愛する恋人を殺した張本人をそんな簡単に許したんじゃ、ニックも浮かばれません。

あまりに強引すぎるモーガンのイデオロギーにもう殆ど盲目な信者状態で付き従う彼らのあり様は、まるで歪んだ宗教国家のそれとそっくり。。

 

・・ん・・・・・?

 

つまり、コレ、ぜんぶ本家のシーズン10orウォーキング・デッド・ユニバースへの伏線・・?

 

狂信者の様なルシアナに脅され、トラックを盗んだクレイトンへの償いを強制的に担わされたサラ&ウェンデルには深ーーーく同情すると共に、人気連続ドラマのスピンオフ企画の限界を痛切に感じました。

 

言うまでもなく、マーサの倒錯具合に影響されていたのはモーガンただ一人なわけで、この手の利己的な聖人君子を自然に生み出してしまう宗教の怖さをまざまざと見せつけられたかなり教訓となった最終話でした。。

 

ジンボーのビールをモーガンのダシに使うな!!!

 

・・もう 、レニー・ジェームズ自体をキライになってしまいそう・・・

モーガン目線での『TWD』シリーズ仮想インタビュー記事はコチラ
www.mariblog.jp

 

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