マリブのブログ

ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ

Netflix『イントゥ・ザ・ナイト』のキャスト紹介と私的な感想―ポールシフトで滅亡する人類。ベルギー産SFディザスタードラマ―

Into the Night01

Into the Night Season1/2020~(ベルギー)
ショーランナー:ジェイソン・ジョージ
出演:ポリーヌ・エチエンヌ、ローラン・カペリュート、マフメット・クルトゥルス、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、ステファノ・カッセッティ他

 醜態をさらしながら団結する人類

・・コロナで死ぬか。失業で死ぬか。。

下々の労働者の生活なぞには全く興味のない政府主催のチキンレースのおかげで、零細撮影現場の仕事はすっかりなくなっちゃった。。。

そんな、ややこしい助成金申請の仕方もさっぱりわからないまま、惨めで金欠なスローライフを送る日々の中、B級ドラマを量産し続けようやくノウハウを掴みかけたNetflixが、久々に面白い海外ドラマを世に送り出してくれました♪

 

“イントゥ・ザ・ナイト”=“夜へ・・”というこの直球なタイトル通り、スピード感抜群のこのドラマの登場人物達は、只管夜を目指します

そのエポックであるシーズン1は、エピソードも全6話と全くダラけずに、退屈な夜の一晩で一気見出来てしまうコト請け合い。

・・思えば、アポカリプスドラマの先駆け的な『ウォーキング・デッド』も、この短い尺の中で繰り広げられる色濃い人間模様が、醍醐味の一つでした。。。

 

太陽光が人類を滅ぼす近未来を描いたこのドラマは、ポーランドのSF小説『The Old Axolotl』を実写化したそうですが、ハイジャックされた飛行機の中で巻き起こるユーロ民のその慌てふためく様子が、なんだか絶妙にリアル。。

 

おまけに、ベルギー発の民間旅客機がその舞台の殆どなので、アジア民はおろか、自ずとヒーローキャラに洗脳されたアメリカ人でさえ、シーズン1では一切登場してきません。

 

・・・ベルギーってドコよ?ワッフルくらいしか思いつかん。。。

てゆーか、アメリカの言うコトもよくわかんなくなったこのご時世で、ユーロ民の動静なんて興味ねえ。。。

 

なんてヒト達も、『月曜から夜更かし』を見るよーな感覚で、まずはユーロ民の皮肉とユーモアセンスが入り混じったこのドラマを、斜に構えて視聴してみて下さい!

 

・・なんて言うんだろ。。

日本に例えるなら、ディスられまくってきた埼玉県民辺りが、同じマイナー県民の生き残りをごっそり集めて、壊滅的な被害を受けた東京を捨て国外脱出する様な感じ・・?w(・・自分でも何言ってるかサッパリわかってない(^^;)

 

その過程で醜態をたっぷりさらしながらも一つの目的の為に団結していく彼らの様子は、コロナの実被害よりも、その恐怖心に憑りつかれた自分達の姿にも、ピッタリと重なってくるかも。。。 

 

 

 

 

 

Into the Night02

 他のアポカリプスドラマとは違う理由

ポスト・アポカリプスドラマの定番と言えば、やっぱりウィルスかゾンビ。

その強烈な見た目のビジュアルに、ドン引き、或いは毛嫌いする視聴者も少なくはないはず。。

 

このドラマは、そんなハリウッド的な外連味を一切省いて、不安と差別、更には宗教や政治背景の企みなんかをバックに添えた、人間同士のぶつかり合いに焦点を当てた一本勝負。

そんなベルギー産SFドラマ『イントゥ・ザ・ナイト』のユニークな点を、以下に簡単に3つまとめてみました。

 

①ホラーなビジュアルがない

大抵のハリウッド産アポカリプスドラマには、グロテスクな造形のクリーチャーがつきもの。
その点このドラマは、突然巻き起こる磁極の逆転現象(ポールシフト)によっての大惨事から物語が始まるので、CGやVFXで魅せる凝った造りの変死体なんかも、シーズン1迄は一切登場しません。
・・逆に言えば、ブロックバスター的な天変地異は全く見せないので、単純な刺激だけがほしー方には、物足りない演出かも。。

 

②裏付けの設定がリアルで分かりやすい

ポールシフトにより、中性子爆弾級の放射線が地球に降り注ぐなんて言われてもちょっとしっくりときませんが、この手のサイエンス的な説明も、劇中にはしっかり。
それでいて、その異常現象の問題解決よりも、ただ只管に闇夜を探し続けながら、旅客機で彷徨い続ける人間達の逃避行では、その心理描写がスピーディーな展開の中でも段階を経て、丁寧に描かれていきます。

 

③歴史、宗教、政治的な背景の見える登場人物

・・皆さん、ベルギーがEUの首都なんて言われている事をご存じでしたか?
登場するキャラも、その殆どがアメリカやイギリス以外の純正ヨーロッパ民
共産圏のロシア人や、モロッコからの移民、更にはイスラム圏のトルコ人設定のキャラ迄登場するので、文化圏の違う人種間同士のちょっとした偏見等、民族性の価値観の違いなんかも、薄っすらまるわかり。
・・因みにユーロ文化に全く疎い著者は、ドイツとそっくりな国旗のベルギーがフランス語圏文化な事を、このドラマで初めて知りました。。。
 

 

 

Into the Night03

 「イントゥ・ザ・ナイト」の登場人物

フランス映画界の最高峰、セザール賞の最有力候補に名前の挙がるポリーヌ・エチエンヌステファノ・カッセッティを筆頭に、2019年に北マケドニアの空港で撮影が開始されたこのドラマには、その舞台のベルギーやフランス、ドイツやイタリアからの俳優陣は勿論の事、ヨーロッパ各国の注目株俳優が目白押し。

そんな中で敢えて、EUから脱退表明したイギリス人や、先進国中最も高い失業率を誇ってしまっているスペイン系の俳優をメインキャストから外したりと、EUをけん引しようとしているフレンチ文化圏ならでは思惑や意図的なねらいが、若干見え隠れしたりして・・w

とは言え、アジア民からしたらちょっと区別のつきにくい、12名の各国主要キャスト達を、簡単なプロフを添えて紹介します。

 

f:id:lllkyokolll:20180430194830j:plain①シルヴィ(ポリーヌ・エチエンヌ)

ベルギー空軍に所属していた女性。
黒人の恋人アンリをすい臓癌で突然失い、若干メンヘラ気味に自殺旅行を仄めかすも、乗り合わせた飛行機のハイジャックにより、奇しくも人類滅亡の憂き目に生き残ってしまう。。

f:id:lllkyokolll:20180430195325j:plain②マチュー(ローラン・カペリュート)

ハイジャックされた民間機の副操縦士。
責任感が強くワンマンだが、若干気弱な一面も。。
年上の妻との間に子供が生まれず、憂さ晴らしの浮気相手のCAが、後に妊娠していた事を知る。

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain③イネス(アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ)

フランス生まれの垢抜けた現代美少女。
SNSのインフルエンサーとしての知名度もあるが、悲観的な傾向もあり、周囲の思惑に翻弄されやすい。

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain④ヤコブ(―)

航空会社の真面目なメカニック(整備士)で、妊娠中の妻をこよなく愛する、ポーランド生まれの天然ヤサ男。
注意力は鋭いが、メンタルが弱い傾向もあり、気分の浮き沈みが若干激しい。
 

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain⑤リック(ヤン・ベイヴート)

民間の警備会社職員。
正義感の強い敬虔なカトリック信者だが、臆病で日和見がちな一面も。。
厳格で病気がちな母と二人暮らしの、寂しい中年独身貴族。

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain⑥ローラ(―)

ヴォルコフに雇われていた専属看護婦。
偏見や差別が嫌いで、上から目線のオトコには強い反発をみせる。
若干口うるさくも、ホスピタリティに溢れている。
 

f:id:lllkyokolll:20180430195133j:plain⑦アヤズ(マフメット・クルトゥルス)

トルコ系のビジネスマン。
目的の為なら手段を選ばない愛国者だが、行動力は人一倍。
イスラム教だけでなく仏教にも精通し、子供好きな一面も。。

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain⑧ホルスト(―)

Wifiの修理から気候学まで精通する、知識豊富なITエンジニア。
無宗教の超現実主義者だが、咄嗟の思いやりも忘れない。
 

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain⑨オスマン(ナビル・マラット)

モロッコ系移民の空港清掃員。
無口で無骨なイスラム教徒だが、冷静沈着で頼りがいもある。

 

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain⑩ザラ(―)

無償の愛を息子のドミニクに捧ぐロシア人の母。
頑固で融通の利かない一面もあるが、貧困層の弱者目線からの価値観で、冷静に人の本質を見極められる。
 
 

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain⑪ガブリエル(アストリッド・ウェットネル)

3人の子供を持つ、気品溢れるキャビンアテンダント。
品行方正で冷静さを失わない判断力が、彼女の運命に影響を及ぼしていく。。
 

f:id:maribu1125:20180430221209j:plain⑫テレンツィオ(ステファノ・カセッティ)

NATO軍少佐で、ハイジャックをしてベルギーを脱出する。
信念の薄いネオコン気質だが、自尊心が高く若い女の誘惑に弱い。


 

 

Into the Night04

 『イントゥ・ザ・ナイト』の注目ポイント

ソーシャルディスタンス?リモートワーク?

そんな理想論が通用する職場は、ごく限られたトコロにしか存在しない。

介護、医療、飲食を始めとした大多数の現場は、街を歩けば即DQN扱いされる馬鹿げた報道の裏で、ウィルスよりもその恐怖に汚染された人々と向き合う真っ只中。

 

だけど、この知らない他人との物理的な触れ合いこそが、全人類を不安の陰に覆いつくす何かを解決するキッカケになる気がしてるのは、自分だけでしょうか? 

 

先史時代から続くウィルスの影響下で、皮肉にも、無機質なディストピアがやってきた今、そんな漠然とした恐怖の魔の手に打ち勝つ唯一の方法は、ポスト・アポカリプスドラマに見る、個ではなく集団として生き抜いてきた、その本来の人間性の回帰。

そんな中、『秘密のケンミンSHOW』さながらに、ユーロ圏それぞれの国の事情を抱えた人々が、極限状態の窮地で繰り広げる密閉空間のドラマは、それだけで見応え十分。

例えば、

一人気ままに自由を満喫しまくる垢抜けたフレンチ美女が、SNSを手放した瞬間から、不意に孤独の不安に襲われたり。。

例えば、、

歴史と宗教の対立上、未だにEUに加盟出来ないトルコ人男が、同じく何となく疎外感満載のロシアンシングルマザーと、いつの間にか分かりあえていったり。。。

 

コロナとポールシフトという、同じ目に見えない恐怖に晒された人類という設定上、その困難を乗り越える為に、対立と協力を繰り返していくその様子は、なんだかリアルタイムに胸にグッときます。

 

救助のない閉そく感の最中で、利己と利他のせめぎ合いから生まれてくる矛盾。。

ここにきっちりテーマを置きながら、カットバックで人物の回想シーンを入れ込む演出は、死生観を問う伝説の難解サスペンスドラマ『LOST』の手法にもそっくり。

 

アポカリプスドラマフリークを勝手に自称する自分にとっても、『ストレイン』よりグロくなく、『ザ・ラストシップ』より嘘くさが薄れ、『ザ・レイン』よりも難局に立ち向かう人間同士の絆が、単純な見せかけの恐怖なんかよりも、きっちりと描かれている脚本力は、最近のSFドラマの中でもダントツにアタマ一つ抜きん出ている気がしてます。(ポリコレ臭満載の『ウォーキング・デッド』の様に、唐突なLGBTキャラも全く出てこないし。。)

 

シーズン2らは、いよいよアメリカやイギリス人等、大国資本主義国家の影がチラつく絶妙なクライマックスを迎えますが、敢えて彼らの陰謀にアンチテーゼを唱えそうな臭いがプンプンする、結束したユーロ民の底力にも是非大注目です!

 

『イントゥ・ザ・ナイト』Netflixで観賞できます。 

www.netflix.com

『ウォーキングデッド』シーズン10第15話の私的な感想―プリンセスの失敗―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode15/2019~(アメリカ)
脚本:ケビン・デイボルト、ジュリア・ラックマン
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、ライアン・ハースト、ジェフリー・D・モーガン

 衰退する文化

・・なんだろ、この盛り上がらない感覚は。。

前回の迷走ぶりが尾を引いて、『ウォーキング・デッド』からわざと距離を置いてる自分がいます。。。

 

コロナによる医療や保育の現場、或いは飲食業の実態に比べて、映像業界も崩壊の危機に瀕している報道って、身内ネタなのであまりとり扱ってもらえません。。。(T_T)

人の心に余裕がなくなった時、最初に衰退するのは文化

と訴え続ける諸先輩方の気持ちが、改めて身に染みてきます。

 

・・そろそろ、ユージーンのように、夢を追って逃避行の旅に出ちゃおうかな。。。

 

・・・元々気づいていなかっただけかもしれませんが、、

最近、妙に物理的な距離をとって話してくる同僚に、薄っすらさみしさが込み上げてくる今日この頃です。。(^^;

 

シーズン10第14話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第15話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

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 復讐の足音

久方ぶりの人との触れ合いに、興奮を隠し切れないプリンセス。
やがてその混乱のまま、自分達に近づいてくるウォーカーに向け、彼女はマシンガンを乱射。
ユージーン達の馬はその轟音に慄き、一斉に走り去っていってしまう。。
その彼女のハイテンションぶりに、不安を募らせるユミコを宥めるのはエゼキエル。
彼らは失った自分達の馬の代わりに、乗り物のある場所に連れて行くというプリンセスの後を、警戒しながらついていく。

 

廃病院に避難しているアレキサンドリア&ヒルトップの面々。
母親の死を、未だ受け入れられないでいるリディアに寄り添おうとするジュディス。
しかし、その優しさを上手く受け止められないでいるリディアの様子を、ニーガンがそっと見守っている。。

偵察に向かうダリルの後を追うジュディス。
やがて彼らが遭遇したウィスパラーズの女をあっさり殺害するダリルに、ジュディスは僅かな違和感を覚える。。

疑心暗鬼のままのユミコを余所に、地雷原の道に迷い込むプリンセス。
彼女の親切心はことごとく空回りし、ユージーン達の不安心は徐々に膨らんでいく・・

ルークからの依頼で、無線機の部品の捜索に向かうキャロル。
それに同行するのはケリーは、彼女の姉を危険に追いやったその贖罪の意識から、自暴自棄なままでいるキャロルに、僅かな理解を示す・・

無数のウォーカーの群れを引き連れ、もぬけの空となったアレキサンドリアに到着するベータ。
彼は、偵察に潜り込んでいたアーロンとアルデンに気付かないまま、残された最後の砦、オーシャンサイドに向かおうとするが・・

 

衝動が抑えきれないリディアに、手を差し伸べるニーガン。
やがてリディアは、その吐き出しどころのない怒りをニーガンにぶつけ、彼はそんな泣きじゃくるリディアを、きつく抱きしめる。

不穏な行動を繰り返すプリンセスに怒りが頂点に達したユミコは、彼女にいよいよ弓矢を向ける。
その孤独な今までの生活と、自分の不器用な性格を暴露するプリンセスに、過去の自分の姿を重ね合わせるユージーン。
やがて彼女の言葉通り、ガレージに放置された自転車屋に辿り着くユージーン達。。
苦笑いを浮かべるエゼキエルの背中越しに、無言のままでいるプリンセス。
その寂し気な様子の彼女に、ステファニーの元へ向かう旅路に誘うユミコ。
彼女は、ようやく屈託のない笑顔を取り戻し、その無邪気な喜びを露わにする。

蟠りを抱えたジュディスを気にかけるダリル。
彼は、無線でミショーンに危険を伝えた事をジュディスに知らせるも、彼女は逆に、そのミショーンの真相をダリルに語ろうとはしない。。

やがてダリルの無線機から、途切れながら聴こえてくる声。
ゲイブリエルらしきその声の主は、怯えながらウィスパラーズが自分達の避難した病院へと向かってきている事を伝える。。。

 

 

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 ・・もう、今回のエピソードをラストにして、シーズン10終わらしちゃってもいーんじゃないかな。。w

どうせ次の見せ場は、結果の見えているダリルVSベータの決着と、オトナの事情だらけのマギーの復活ぐらいだろうし。。。

リディアからジュディスへ、その人を殺す事の蟠りが連鎖していく様子は、当たり前の様に敵対する相手を殺し続けるようになった『ウォーキング・デッド』の世界で、久しぶりに人間味を感じられる瞬間でした。

特に、ジュディスがダリルに嘘をつく様子なんかは、あまりに切ない。。

彼女の気持ちを穿らずにそのまま受け止めれば、、

ミショーンがリックの捜索に向かった事を打ち明ければ、幼心に、ダリルまで去ってしまう事を危惧したジュディスのさみしさからくるものだったのしょう。。

もーこーゆー大人達の裏事情を、子供の涙で挽回するのは本当に反則w

ジュディスやリディアに泣かつかれちゃったら、ベータがアルファの声を得て廃病院に向かうなんてゆーあまりに無理のあり過ぎる展開にも、文句が言えなくなっちゃうじゃないか!!(アーロンとアルデンは、捕まりたいのかと思わせる程至近距離で偵察しちゃってるし。。)

 

わけのわからないハイテンションキャラとして登場したプリンセスも、元々嘘つきなユージーンと夢見がちなエゼキエルに絡ませると、なんだかいい塩梅に見えてきました。

つまり、この3人って、結局、、

ウォーキング・デッド』のアポカリプスな世界でこそ、自分の居場所を見つけられた同じ穴のムジナなんですねw

そこに、現実志向で正義感たっぷりなユミコが手を差し伸べてくる様子なんかも、妙にリアルでどこかホッコリすると言うか・・

このユミコと3人のこじらせキャラは、嘘っぽい設定の多過ぎるこのドラマの登場人物の中で、今後新風を巻き起こせそうな気もしています♪

その最たる苛立たせキャラの代表となったキャロルに、すんなり理解を示すケリーだけは、ちょっと強引過ぎた気もするけど・・・

 

なんとも中途半端な幕切れで配信の中断に入った『ウォーキング・デッド』ですが、逆にこれを機に、抜本的な脚本の手直しでも初めてくれないかな。。

アクションはCGを駆使したマーベルに任せて。

サスペンスは、予算のあるNetflixドラマに任せて。。

元々このドラマの放送局であるAMCは、その語源がAmerican Movie Classicsなんて言うくらい劇場公開映画を配信していた局なんだから、一度初心に戻って、もう少し映画的に凝ったドラマを流してくれる日を、切に願っています。

・・そんな僅かな希望をちょっぴりだけ残すと、また、痛い目を見る気もしてるけど・・・(^^;

 

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『ウェントワース女子刑務所』シーズン7最終話迄の紹介と私的な感想(ネタバレあり)

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Wentwoth Season7/2020~(オーストラリア)
製作総指揮:ジョー・ポーター
出演:リア・パーセル、スージー・ポーター、ケイト・ジェンキンソン、ロビー・マガシヴァ、ケイト·アトキンソン他

 “クウィーン・ビー”から受け継がれたもの

このドラマの感想を書くのは、あまりに久しぶりなので何から書いていいやら。。

とりあえず、、

シーズン7の記事の更新まるごとサボっちゃて、ゴメンナサイ。。。

・・誰目線で謝ってるのか、よくわかんないけどw

 

だって、期待してた闇の新女帝マリーが、なんだかしょぼく見えちゃって。。

それに潜入捜査官だったリタも、ただの囚人に落ちぶれちゃうし。。。

・・後、フランキーも退場しちゃったし。。。

 

こーゆー刑務所モノって、嘘でも感情移入できるキャラクターが一人でもいないと、何だかシンドくなってきませんか?

おまけにイマイチ存在感の薄いカズが、ジャックス、ビー、フランキー、ファーガソンと、代々存在感の強いキャラをおっ立ててきた“トップドック”の地位に着いちゃうし。。

・・後、フランキーを超すキャラが全然育たないし。。。

 

パーソナル海外ドラマナビゲーターのGさんも、すっかり感想記事を止めちゃってたので、まあ、自分ごときが書く必要もないだろうと、勝手に言い訳にしてきましたけど、要するに、、

 

ただのフランキーロスですw

 

男目線からすると、こーゆー頼もしくて切ないキャラが一人くらい居てくんないと、なんだか盛り上がんないんですよね。。

 

それでも、実はしっかり観てました。

毎週欠かさず観てました。

クソつまんない低俗アクションドラマに落ちぶれた『ウォーキング・デッド』より、しっかり期待して

 

結論から言うと、、シーズン7は、、、

 

スリリングさ以上に、人間ドラマとして、十分楽しめました。

 

・・まるで、ビーがクライマックスを迎えたシーズン4の頃の様に。。

 

なのでちょっと駆け足ですが、シーズン7全体を振り返っての感想と、その注目ポイントを久しぶりに振り返ってみます。

・・怒涛のクライマックスで、ビーからの歴史をしっかり受け継いで誕生したニューヒロインの誕生に、大いなる期待とエールを込めて。。

www.mariblog.jp

 

シーズン6最終話の感想記事はコチラ

 

以下、『ウェントワース女子刑務所』シーズン7最終話のネタバレを含んだ上での感想と紹介です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。


 

 

 

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 『ウェントワース』シーズン7のあらすじ

ザラの殺害から3ヵ月後。。
早期の釈放の夢がついえたマリーは、潜入捜査官としての資格をはく奪され、同じく15年の刑期が科せられたリタに、復讐心を露わにしていく。。

記憶が霞んでいくリズの面倒を見続けるブーマーは、いよいよ仮釈放が決定。
やがてカズからの提案で、リズは願望を叶える“夢リスト”を作り始める。

ヴェラの出産までの間、ウェントワースの看守長代理に任命されたジャクソンは、マリーとの関係を解消し、再びカズと手を組もうとするが・・

ジャンキーのカイリーを刺客として差し向けられたカズは、ザラの手下だったルーカスの手によって、婚約者のレイを殺されたリタと共謀し、本格的にマリーの殺害を計画。
しかし、その兆候に気付いたアリーは、元恋人のルビーの助けを借りて計画を頓挫させるも、その過程で、再びヘロインの魔力に魅せられていってしまう・・・

やがて、自分とマリーとの間で揺れ動く彼女の弱さに責任を感じたカズは、リタの助けを借りずに、単独でマリーの部屋を爆破。
しかしその事件から九死に一生を得たマリーは、カズへの警戒心と怯えから、再びジャクソンに近づいていく。。。

 

新任のカウンセラーとして赴任したグレッグに、想いを寄せ始めるブーマー。
けれど、曖昧になっていく記憶に不安を募らすリズと、ヴェラの身籠る子供の父親としての自覚が芽生え始めたジェイクだけは、そんな彼女とは対照的に、彼に戸惑いと違和感を感じる。

リタの過去を知るナレルの入所により、やむ負えず、彼女のボディーガードを引き受けるリタ。
グレッグのカウンセリングにより、徐々に心が洗われていくカズは、その抑えきれない怒りの感情の原因に気づき始め、マリーとの和解を模索するも、彼女とジャクソンの肉体関係に気付いてしまう。。
やがてカズの自白により、自分の兄を襲った犯人を知ったナレルは、リタに彼女の暗殺を命令するも・・

ヴェラへの誠意が空回りするジェイクは、グレッグに対抗意識を燃やす中、ヴェラの子供が娘である事を知る。
その不安を募らすヴェラとの確執が徐々に膨らんでいく裏で、新任の看守として赴任したショーンは、リンダの弱みをも握りながら、ヘロインの密輸を仄めかせてマリーへと近づいていく・・・

ブーマー達にあてがわれた男娼が死んだことにより、リズの病状は次第に深刻化。
そんな中で、犠牲心を膨らましマリーの悪事の証拠を掴んだカズは、突然何者かの手に寄って殺されてしまう。。。

 

カズの死によって、動揺が隠しきれないでいるジャクソン。
しかしその彼を利用したマリーは、薬物密輸で台頭し始めていたコスタをまんまと出し抜き、カズの後継者としていよいよ“トップ・ドック”の座に上り詰める。

やがて、リズの隠し持つメモの存在を知ったマリーは、その息子を殺した犯人がルビーだという事に辿り着くも、アリーの仲裁により万事休す。
それでも、ルビーの告白した息子の悪意を信じられない彼女は、その恨みを静かに募らせていく・・

一時的な外出許可を得たブーマーは、母親のメイの窃盗に巻き込まれ、二人揃ってウェントワースに収監される。
その親と子の絆を見たリズは、自分の記憶が無くなる前に、再び息子との面会を求めるも・・・

グレッグがリズに処方している薬が非認薬である事を暴露したジェイクは、逆にその秘密をショーンに握られ、停職に追い込まれる。
マリーは密かに毒を盛りルビーの暗殺を目論もうとするが、ジャクソンの決定にも背き、リタを病院に同伴させたヴェラの尽力の甲斐もあり、彼女はその一命を取り戻す。
やがてその抑えきれない母親の執念と、彼女の握る闇の情報とに気付き始めたアリーは、マリーとの別れを決意。
彼女はそれを逆手に取り、いよいよ大胆にジャクソンに近づいていくも、マリーを排除しようとする何者かの差し金によって、その命を狙われ始める。。。

 

リズは息子アーティーとの面会を前に、自分に効き始めていた非認可の薬の投与をグレッグに懇願。
自らの過ちの経験をアーティーに諭すジェイクの助けもあり、一度は反目しかけた二人は、久しぶりに親子としての絆を深めていく。

焦りの出始めたマリーは、州県知事ヘストンに脅迫の電話をし、その仲介を引き受けたショーンが二人を引き合わせる。
しかしその彼女の暗殺計画を退けたマリーは、ショーン達の手により脱獄を促され・・

博打好きのリンダを、すっかり手籠めにしたショーンの悪意に気付くジェイク。
彼は、自らがそれを肩代わりする事を提案し、ヴェラへの償いを続ける中、そのヴェラは、遂にジャクソンとマリーの関係を知ってしまう。

メイからの虐待を助けたブーマーの礼として、フランキーとの再会を果たすリズ。
しかしその朧げになっていく記憶の中、リズをフランキーを認識する事さえ出来なくなってゆき、その彼女の進行の早い認知症の現実に、ブーマーは激しく動揺する・・・

 

・・・やがて、マリーの脱獄計画当日。
ショーンは刑務所内に手引きした二人の仲間と共に、彼女を連れ出そうとするが・・

 

脱出に目前に見かけたルビーへの憎しみが、ふと沸き起こるマリー。
その様子を見ていた護送前のリタが、異変に気付く。
彼女の目配せを察知したヴェラが、彼らに近づいていくと・・

ショーンはいよいよ本性を現し、ヴェラを拘束。
動揺が激しくなるリズが、その廊下で騒ぎを起こした一瞬の隙に、ヴェラは警報器を鳴らす。。

ウェントワース中に警報音が鳴り響き、ジャクソンはすぐさま所内を封鎖。
ランドリー室にいたブーマー達を逃がそうとするも、メイの失態によってあえなく失敗し、リンダも含めた全ての女囚達が、ショーン達の人質にされてしまう。。

マリー自身の告白で、遂に黒幕が彼女自身である事を知らされるジャクソン。
封鎖が解かれない事に苛立ちを募らせたショーンは、遂にコスタを殺害してしまう。
リズの援助の元、別室にいたリタだけが脱出に成功し、ショーンの仲間に深手を負わせると・・

駆けつけた特殊部隊の脇を抜け、手傷を負ったショーンの仲間に、止血剤を届けに行くジェイク。
身重なまま、人質に捕らわれているヴェラの身代わりになる事も許されず、彼の苛立ちは高まっていく。

一方その頃ランドリー室では、マリーの隙をつきブーマーが反乱を試みる。
しかし、カズの暗殺の告白と、ショーンが母親に突きつけた銃口の前に、彼女は尻込みしてしまい・・・

・・その見せしめに、ブーマーの目の前であっけなくメイは殺される。。。
呆然自失となる彼女を抱きしめるリズ。ショーンの暴走に声を荒げるマリー。。

駆けつけたヘストンの助言の元、ショーン達の要求通りの屋上からのヘリでの脱出を、見守る事しか出来ないジェイク達。
しかしリタの証言から、ヘストンの関与を裏付ける事に成功したジャクソンは、その脱出計画を寸前の処で阻止しようとするが・・

屋上の手前で産気づいていたヴェラの傍には、緊張感を滲ませたリズとブーマーの姿。
やがて産声を上げたその娘の元へ、ジェイクが駆けつけてくる。
ヴェラは母親となった優しい目線で、それを受け入れ・・

アリーを単独人質にし、別の経路からの脱出を図っていたマリーとショーン。
しかし再びルビーの挑発に乗ったマリーは、ショーンから拳銃を奪いその後を追う。

冷静さを失ったマリーの隙を着き、リタが彼女を取り押さえると、その手から零れ落ちる拳銃。。
やがて、反射的にそれを拾い上げたアリーは、カズの遺恨を胸に、ショーンを殺害。。
けれど、次にマリーに向けられたその拳銃の引き金を、引く事は出来ず・・・

 

波乱に満ちた一夜が明け、そのショックからリズの容態は急変。
重度の脳卒中に陥り精神病棟に担ぎ込まれた彼女を、ブーマーは真剣な眼差しで見つめ・・
やがて、リズの最期の意志を悟った彼女は、大粒の涙を浮かべながらも震える手で彼女を安楽死へと導く・・・・

 

ヘストンの暗躍を暴露する警察側の配慮により、リタはいよいよウェントワースから保護施設へと移送されていく。
その護送途中の車窓からは、浮浪者達に紛れたファーガソンの姿が―――
 

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 『ウェントワース』シーズン7の感想

久しぶりのフランキーの再登場に喜んだのも束の間、そこから僅か数分で、あらゆる負の連鎖反応が巻き起こる怒涛のラスト2話は、あまりに衝撃的な展開。。

スピーディーだけど、しっかりとそれぞれの登場人物の琴線に触れていて、完全にココロをもってかれちゃいました。。。

リタの献身さ、ルビーの犠牲心、アリーの共依存、リズの不安、ブーマーのトラウマ、
更に看守側にも、絶望感を広げるジャクソンや、ジェイクに対しての葛藤を続けるヴェラ等、それぞれのキャストの見ドコロがしっかり掘り下げられていましたが、なんといっても、あれだけ小物感満載だったカズの目覚ましい成長と、その果ての非業の死の瞬間には、時間が止まってしまいました。。。

もう正しく、これぞウェントワース!と言える様々なエスプリの連続で、その息も付けない程の緊張感は、シーズン1のビーの巧妙な復讐劇を思い出させてくる!

更にそのラストで、赤ん坊の誕生を通じて生まれる、ヴェラとジェイクの一瞬の僅かな温もりなんかも、たまらくいい!!

急展開のサスペンス要素の中に、親子や姉妹の蟠りや愛情、或いは恋人同士の駆け引きなんかもバッチリ見せてくれた今回のシーズンは、今年度最高傑作の海外ドラマな気がしています♪

 

・・え?

ナレルの行方と、ショーンがカズを殺した動機がいまいちよくわからない?

あー、いーんです。そーゆー細かい事(^^;

答え合わせだけのサスペンスのディティールなんかは、次回のシーズンできっちり回収するでしょうから、それよりも女囚達の弱いココロの部分を、しっかり炙り出してくれたドラマの方が面白かったのでw(『ウォーキング・デッド』も、こーゆートコ、少しは見習え!!)

 

そして、更に、、

 

次の見せ場は、マリーとファーガソンの最恐女囚コンビが、いよいよウェントワースを本格的にかき回してくれそうなワクワク感w

 

それに対抗するのは、、、

もちろん僕らのマスコットキャラ、ブーマーでしょう。

ファーストシーズンからの女囚キャストも、最早彼女が最後の一人。。
明るいキャラなのに、等々クウィーン・ビーから脈々と流れてきたカタルシスを受け継いじゃった人気者の彼女には、満を持して、5代目“トップ・ドック”の座に着いちゃっても、もーいいんじゃないでしょーか?

その陽気キャラはまんま残したままで♪

でも彼女の右腕候補が、復縁しそうなアリーとルビーの満身創痍コンビだけじゃちょっと心もとないので、ブーマーが固い友情を誓ったマキシンあたりが復活してくれると、個人的にはかなり嬉しいんだけどな。。

 

 

 

 シーズン7から登場する4人の新キャラクター

今回のエピソードの特徴は、新たに登場したニューカマーにあまり大きな見せ場を敢えて与えず、重要な脇役キャラに徹しさせたトコロがかなり良かった気がしています。
そんな中でも、古参キャスト達に大きな衝撃を与えた4人の新キャラの紹介を。。
 

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ショーン・ブロディ(リック・ドナルド)

ジェイクの元セフレにして、ウェントワース史上初の本格的な悪徳看守として登場した彼は、途中から急にその存在感を増していきます。
そんな彼も、ある大物人物に歪みきった偏愛に依存しているトコロなんかが見えてくると、少し同情の余地もある?

 

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ナレル・スタング(モルガーナ・オライリー)

リタとルビー、そこにカズをも巻き込んだ今回のドラマの最大のアンサンブルキャストと言えば彼女。
女囚達の様々な過去を知る少々強引な設定と言えど、その彼女の私怨の消化具合で、今後更なる波乱が生まれるかも?
 

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グレッグ・ミラー(デヴィッド・デ・ローター)

フランキーの恋人ブリジットの後を継いで、ウェントワースにやってきたクール心理カウンセラー。
一見優男に見えて、直ぐにブーマーのお気に入りになるけど、リズの痴呆症の進行を遅らす承認許可の下りていない薬の処方が、ウェントワース中に波乱を広げます。
 

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メイ・ジェンキンス(アニ・フィンステラー)

ウェントワース史上初の親子囚人役で登場するのは、なんとあのブーマーの母親。
アルコール依存症な上に、実の子スーザンにもめっきり愛情が薄く、極めて単純。
けれどその醸し出す悲壮感が、ラストの衝撃的な展開の引き金にも繋がっていく?
 

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 シーズン4の3つの見所

人気キャラが次々に降板してしまった後でも、物語を盛り上げる事の出来るドラマの底意地を、今回のエピソードでは強く感じました。

そんな中でも、サスペンスとは違う目線での注目ポイントは以下の3っつ。

①人間関係の修復とその再生

今回のシーズンで最も上手かったプロットは、そのスリリングな展開の裏で、壊れた関係性を持つキャラクターの修復過程を盛り込んでいた事が、最大の注目ポイント。
自分の怒りの原因を探り出すカズを始め、父親としての責任感から、ようやく贖罪の意識が芽生えるジェイク、女と母としての葛藤に揺れるヴェラ、更にブーマーが二人の母親の間で揺れ動く幼心なんかが見えてくると、このサスペンスの奥行は大分広がっていきます。 

②マリーの気持ちはどこまでがホンモノか?(母性の比較)

シーズン6迄は、どうも煮え切らない展開の多かったマリーのホンネは、結局のトコロ、ドコにあるんでしょうか?
男女問わずに掌で転がす事の出来る彼女は、一見打算的にその行動の全てが計算し尽くされている様に見えますが、時折妙に弱い人間的な部分を垣間見せます。
その衝動の根本にある母性愛の執着心を、メイ、リズ、ヴェラと三者三葉に悩める母性を持つキャラと比較してみると、新たな気づきが生まれるかも・・?

③老いと依存心

悪意の交差しまくるウェントワースの中で、そのカンフル剤としていつも機能していたのがリズの存在
そんな彼女が、刑務所内の極度の緊張感とアルコール依存の後遺症の果てに進行してしまう老化現象は、これまでのシーズンの中でも一際悲壮感が強く漂ってきます。
間違いを犯しまくってきた彼女だからこそ響くその名言の数々は、様々な依存を抱える女囚達だけじゃなく、実生活での日々のストレスを溜め込んでいる視聴者にも、ガッツリと響いてくる?

 

他にも、ジャクソンやジェイク等の男達の脆さや弱さ(私的にはリタの婚約者レイもかなり好きなタイプだったな。。)、最終的にはちょっと可哀そうにも見えてくる、コスタを始めとしたれぞれのキャラクターの怒りの表し方等、閉鎖的な空間ならではの状況で巻き起こる鋭い人間描写が盛りだくさんだった今回のシーズンは、サスペンスとしての緊張感だけでなく、視聴者目線で自分の欠点を俯瞰で観れる、随分感慨深い印象の残るシーズンでした。

 

・・コロナの影響で、次のシーズンの開始は大分押すんだろうな。。

それでも、復活しそうなファーガソンを今までどおりの只の悪役に戻すのは、ちょっと惜しい気もしています。


とりあえず、ようやく主役的な立ち位置に躍り出そうな、ブーマー政権の誕生を祝してこの記事を書いてみたので、シーズン8でのマキシンの復活が無理なら、ジェイクの様に、数々の悪行の罪滅ぼしを始めるファーガソンの姿にも、ちょっと興味あるかも・・♪

『ウェントワース女子刑務所』
hulu(月額933円/無料期間=週間)シーズン7まで観れます。

『ウォーキングデッド』シーズン10第14話の私的な感想―迷走するニーガン、キャロル、ベータ、そして・・―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode14/2019~(アメリカ)
脚本:チャニング・パウエル
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、ライアン・ハースト、ジェフリー・D・モーガン

 ヒューマンドラマの特性

連日報道されるコロナショックの影響は、いよいよ本格的にドラマ業界にも。。

ポスプロ(主に撮影した素材に特殊効果、MAカラコレ等の作業を行う事)が間に合わず、シーズン10最終話(16話)の無期限の延期決定どころか、首を長くして待っていた新スピンオフシリーズ『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』の配信まで、今年の後半期にずれ込む決定が出てしまいました。

 

・・こんな時、往年のTWDファンに出来るコトってなんだろう?

 

Twitterで応援メッセージでも送る事?

或いは売上に貢献して、『TWD』シリーズのDVDでも買ったげる事?

それとも、関連グッズ商品でも取り揃えて、首を長くして再開を待ち望む事?

 

・・なんかどれも、イマイチこのドラマの応援に繋がってない気がするんだよな。。。

逆に今後の展開が、グッズ購買意欲のある単純層を狙う安っぽいプロットになっていっちゃう気もするし。。

 

このドラマに強く昔のヒューマンドラマの特性を求める自分としては、ウィルスパンデミックの影響で世界中が孤立化している今だからこそ、それに怯えるばかりじゃなく、自分の身を犠牲にしてでも、相手を心から信頼できるような人間関係を描く展開を、今後大いに期待してます。

・・・迷走ニーガン、だいじょぶだよね・・・?

 

シーズン10第13話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第14話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

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 後悔の黄色い花

アレキサンドリアの牢獄にいるニーガンの元へやってくるキャロル。
彼女は強がるニーガンに、その贖罪の道を示す。。

 

ヘンリーが首を晒された杭に、ウォーカー化したアルファの首を突き刺すキャロル。
その複雑な心境の中、彼女はニーガンとの密約を守らず、どこかへ去って行こうとする。
やがて取り残されたニーガンは、そのまま途方に暮れて・・

 

崩壊したヒルトップのそれぞれは、避難した先の民家で再会。
そうして、マグナの生還に喜びを露わにするジェリー等を尻目に、ユージーンはいよいよステファニーの存在を皆に打ち明ける。
しかしその動揺が走る中、ジェリーに励まされたエゼキエルと、マグナに背中を押されたユミコは、彼の抱く希望に寄り添って、共に旅に出る決意を固めて・・・

 

晒されたアルファの首の前へとやってくるベータ。
彼はその憤りを抑えながらも、崇拝するアルファの首に、仲間の顔を喰わせる。。

リディアを拘束した小屋へと戻ってきたニーガンは、待ち構えていたダリルに、そのまま取り押さえられそうになるが・・
彼は、キャロルと交わしたアルファ暗殺指令の密約を証明する為に、ダリルをウィスパラーズとの境界線に迄連れてくる。
しかし、そこに晒されていた筈の彼女の首はなく・・

アルファの首を抱えたベータは、彷徨う様に荒廃した街へ。。
やがて、彼女の声に導かれる様にして立ち寄った店で、彼は過去の自分と対峙する。
カントリー歌手だった頃の自分のポスターを引きちぎり、その怒りを徐々に露わにしていくベータ。

森を彷徨うキャロルの元には、亡霊となったアルファの姿が。。
彼女は、キャロルの抱え持つダリルへの贖罪の意識、或いは失っていった子供達への、キャロルの無力さを痛烈に囁き続ける。。

ユージーン、ユミコ、エゼキエルの三人は、馬で旅路を急ぐ。
しかし、その道中で檻に閉じ込められたウォーカーを見た彼らは、その警戒を強め付近を探索。
やがて持病が悪化し始めたエゼキエルは、自分の馬を失い、その自信を喪失し始める。
しかし泣き言を洩らすそんな彼にも、ユミコは力強くその手を差し伸べ・・

 

ニーガンにボウガンの矢を突きつけるダリル。
やがて、彼がその弁解を述べていると、銃を構えたウィスパラーズ達がやってくる。
彼らはニーガンの前にひれ伏し、そのショットガンをニーガンへ・・
しかし、彼はあっさりとそのウィスパラーズ達を抹殺し、キャロルへの忠誠心を証明する。
そしてようやく自分の本音を語り出すニーガンに、ダリルは僅かばかりだが、信頼を示し始める。。

 

懐かしむ様に自分のレコードを見つけたベータがそれをかけると、闇夜に無数のウォーカーが集まり出す。
その様子に恍惚の表情を浮かべ、彼は自分のマスクを引きちぎっていく。。

アルファの亡霊に導かれるまま小屋へとやってくるキャロル。
やがて一夜が明け、崩壊した天井の下敷きとなった彼女に、アルファは尚も強く自殺を仄めかす。
そこへやってくるウォーカーを前に、身動きの取れなかったキャロルは何度も挫けそうになるも・・
アルファの亡霊とウォーカーを振り払い、アレキサンドリアへと帰還するキャロル。
ダリルはそんな彼女を無言で迎え入れる。。

 

荒廃した都市へと辿り着いたユージーン達を待ち構えたのは、奇妙なウォーカー達のオブジェ。
その滑稽さに笑い転げるエゼキエルの前に、突然出現する謎の女
明らかにテンションの高い彼女の声色に、三人はその動揺を隠し切れない。。

 

二つの目が一つの真実を見る」というメモを手に、アルファを見つめるベータ。
やがて彼はその首にゆっくりと止めを刺し、きつく抱きしめる。。
そして彼女の顔の皮を剥いだスキンマスクを、自分のウォーカーマスクと合体させたベータは、無数に集まり始めたウォーカーを率い、その先頭に立ちはだかる。。。

 


 

 

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 ・・予算がシンドイのも見え見えなので、あまり文句は言いたくないけど・・

なんだろ。この迷走過ぎる展開。。。

キャロルは相変わらずしがらみに囚われまくっちゃってるし、ベータはしつこい程闇落ちしてるし、それに続くダリルやエゼキエルなんかも、さっぱり、その心理描写がわかりません。。

・・それでも、わがままキャロルの身勝手さを間に挟んで、ニーガンとの仲に僅かな友情が芽生えちゃったダリルの方は、もういいとしましょう。。

でも、無邪気に昔の自分をうっかり思い出しちゃってるだけのニーガンは、

どうしても、カッコ悪過ぎます。。

子供を大切にするとか、孤独を噛みしめてきたとか、そーゆーのを皮肉と強がりで隠すキャラだからこそのニーガンじゃなかったんでしたっけ?

ココの軸がブレてくると、改心したというよりは、どうしても只のバカにしか見えなくなっちゃうんだけど。。

ついでに言えば、、

細かすぎるカットバックのおかげで、一喜一憂が激し過ぎる風に見えてしまうエゼキエルなんかは、もう一体何を考えてるのか。。

あどけない少年心が残るこの二人の設定は、執着心が強すぎる女性目線の脚本とじゃ、元々かなり相性が悪いんだよな。。

彼らのシーンのライティングや、CGの補完処理までもが圧倒的に雑なので、ひょっとしたら、彼らを演じている俳優自体も、一刻も早くこのドラマから抜け出たがってる?なんて邪推さえしてしまいそうです。(俳優側がスケジュールをくれないと、短い撮影実数で撮らざるを得なくなるので。。)

 

単独野外フェスを開催するベータの過去も、コレ、何の為にひっぱってみたんででしょーか?

強面ベータがカントリーミュージック歌手なんてオチは、ギャグ的にも、ドラマ的にも、全く意味が分かんないんだけど。。(因みに、彼の所属バンド“ハーフムーン”と聴いて、タイのパンガン島を思い出しちゃったのは、ここだけの秘密でw)

唯でさえ感情移入しにくいキャラに、わざわざ追い打ちをかけるようなこの仕打ちは、『TWD』シリーズの迷走具合をしっかり反映しちゃってる気がしてます。

大体、ベータがアルファに固執し続けてる理由も、もうすっかり忘れちゃった。。。

 

満を持して登場した”プリンセス”事ジュアニータは、あのハイテンションキャラのままで、本当に最後まで行くんでしょうか・・?

もう、シリアスなゾンビ世界のウォーキング・デッドの住人というよりは、すっかりディズニーのホーンテッドマンションを意識した、作り物感丸出しのその都市の住民は、今後より一層このドラマをアメコミワールドに連れてっちゃいそうで、不安しか感じない。。

 

簡易的なシーズンの最終話となる次回のエピソード手前で、執着していたはずのユミコに、あっさり依存しなくなっちゃったマグナの不気味さも含め、正直、全TWD出演者のキャラクター設定が崩壊の危機に晒されている様な気がしてきました。。。

シーズン10第15話の感想はコチラ

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『ウォーキングデッド』シーズン10第13話の私的な感想―リックからのメッセージ―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode13/2019~(アメリカ)
脚本:ビビアン・ツェー
出演:ダナイ・グリラ、ケビン・キャロル、ノーマン・リーダス、ジェフリー・D・モーガン

 ミショーンの最終回

前回随分毒を吐きまくったので、このドラマの視聴が少しだけ楽になってきましたw

 

・・えーと、でもなんだっけ?

先週のエピソードのショックが大きすぎて、今回までの経緯を全く忘れちゃった。。。

あー、そうそう、バージルの住処にある武器やらなんやらをミショーンが取りに行くトコでしたっけ。。

・・え、・・・でも、

もーウィスパラーズ戦、終わっちゃいますよね。。。

わざわざアルファを死なせてから、このエピソードを始めなくても良かったのに。。

 

・・あ、、、

そう言えば、ミショーンもこれで映画版に移行する為の、ドラマ版の最終回なんですよね。。

だから、ストーリー的に戻ってこなくてもいいような、交通整理ね。。

 

・・・もう、この手のリーク情報を局側から流すの止めてくんないかな。。。

こちとらわざわざ飲みにも行かずに、久々に真剣にリアタイで観ようとしてんだから!

なんか、観る前からテンションがガッツリ下がっちゃうんだよね!

 

・・コホン。。

とりあえず、バーボンをショットで煽ってから、全て忘れて落ちつきます。。。

(最近、このドラマのおかげで、アルコールの量が増えていってるような気が・・・)

 

以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第13話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

シーズン10第12話の感想はコチラ

 

 

 

 

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 選択

ペットウォーカーを連れ、森を歩くミショーン。
ウォーカーの群れに襲われるアンドレアの断末魔を無視し、その場を立ち去っていゆく。。

 

ようやく島に辿り着いたバージルとミショーンだったが、彼の足取りは何故か重く。。
ミショーンは彼の様子が少しおかしい事を察知し、剣先を向け彼を問い詰めていくと・・

・・バージルは墓場の前で、殺された自分の家族の始末をしてもらう為に、ミショーンを島に連れてきた事を白状する。
彼女は、その身勝手で怖気づくバージルの様子に苛立ちを募らすも・・

バージルに案内された施設の中で、無数のウォーカーを始末していくミショーン。
やがて、小部屋で首つり自殺を図っていた、バージルの家族の元までやってくると・・

ウォーカー化した彼らを目の当たりにし、言葉を詰まらせるバージルとミショーン。
バージルはそれでも、娘のウォーカーに靴を履かせようとする。。

バージルに促され、渋々彼の施設で一晩を明かそうとするミショーン。
やがて、どこからか人の話し声が聴こえる。。
飛び起きた彼女がその声の元を辿ると、突然やってきたバージルによって、ミショーンはあっけなく監禁されてしまう。。

バージルの元同僚達を名乗るその声は、ミショーンに彼の過去を語り出す。。。

この島でウォーカーから逃げてきた人々を匿っていた事。
やがて食糧不足により争いが起こり、仲間が死んだ事。
そしてその過程で、ウォーカーの蔓延る施設に、バージルが自分の家族を自らで閉じ込めてしまった事。。

 

やがて、紅茶に麻薬を盛られたミショーンは、幻覚の中で過去の自分の夢を見る。

恨み節を語り、ミショーンの過失を責めるセディク。

アンドレアとの出会いでは、彼女はそのウォーカーに食い荒らされた彼女の死体から、ナイフを拾う。
置き去りにしたバックパッカーに自分を投影し、彼女はダリルに助けを必死に求めるも、その声は届かず。。

やがて絶望の淵で、ニーガン達に出逢うミショーン。
彼女はその勇気と闘争心を買われ、救世主の一人としてリック達との戦闘に巻き込まれていく。

暗い森の中、跪かされたリック達の前で、ニーガンが不敵に笑う。。
彼は自分の右腕となったミショーンに、愛用のルシールを手渡し、彼女は怯え切った目で狼狽えるリック達の前で、それを振り下ろす。。

次第に戦局は悪化してゆき、森へと追い詰められるミショーン。
彼女の胸を、ダリルの鋭いボウガンの矢が突き刺し、無言のままのリックに向けられた拳銃が、その火花を散らす。。。

 

幻覚から覚めたミショーンは、すぐさまバージルの隙を着き反撃。
彼に捕らわれていた同僚達も助け出し、ミショーンはバージルの行く手を追う。

火の手を上げるボートを尻目に、バージルを追い詰めるミショーン。
彼の同僚達の勢いに促されるまま、彼女はバージルの息の根を止めようとするが・・

ミショーンはその手を緩め、バージルを救う。

そしてそのまま監禁された彼は、幻覚によって見た自分の家族との思い出を語り出す。
強い言葉でそんなバージルを励ますミショーン。
やがて彼女が、秘密にされていた施設内を探索していると・・

古びたリックのブーツを見つけ、言葉を失うミショーン。
彼女はバージルを問い詰め、そのブーツの置いてあった漂着船へと向かう。
そこで、自分達の似顔絵が描かれたiPhoneを見つけ、彼女は泣き崩れる。

 

その船を修復し、オーシャンサイドに戻ろうとするミショーンは、家族の影に憑りつかれたバージルにも手を差し伸べるが、彼は島に留まる道を選ぶ。。

バージルに見送られて出向していく船。
ミショーンは無線で、ジュディスに事の顛末を語る。

母の無事を喜ぶも、ミショーンの気持ちを推し量るジュディス。
彼女は、ウィスパラーズとの戦闘が終結に近づいている事をミショーンに語り、その背中を押す。。

やがてミショーンは遂に、リックの捜索に向かう覚悟を決める。。。

 

冒頭のペットウォーカーを連れ、森を歩くミショーン。
彼女は、傷ついて遅れを取る人々に手を差し伸べ、彼方に見える人間の大集団を追う。


 

 

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 ・・「もう少し信じてみて」・・・?

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とうとう、不満を吐き散らす自分達往年の『TWD』ファンに向けて、リックから直接の懇願メッセージが届いちゃったんでしょうか・・・?

だけど、いくらなんでも、自分達になじみ深いスマホに日本語で綴らなくてもwww

 

・・・んーん、まあ、じゃあ、その言葉に乗せられて、ちょっとだけ褒めてみると、、

 

少々ご都合主義の展開ではありましたが、チョウセンアサガオで見せられたミショーンの幻覚パラレルワールドは、少しだけ昔の『TWD』の事を思い出させてくれて、久しぶりに感傷的な気分になれました。

予算のない中、昔のデュープ映像まで引っ張り出して、CG合成に悪戦苦闘している様子が目に浮かんできます。

・・でも、どうせなら、、

スケジュールのないミショーンの単独ショットばかりなので、辻褄合わせのよーなボートクルーのメンバーなんか出さずに、全部過去映像でも良かったのに。。。

ほら、“救世主”軍団の成り立ちって、皆さん興味ありませんか?

もともと人を助ける為の集団だったはずの彼らが、どうして変わっていくのかとか・・

数々のトラウマを抱えるミショーンの蟠りは、意外と“救世主”達と絡ませる事で、もうちょっと上手く表現できたんじゃないかな。。

 

臆病にニーガンに付き従う彼らとミショーンの違いは、唯一その出逢った仲間の違い

つまり、タイトル通りの選択です。

リックメンバーを全て跪かせたあの忌まわしい夜に、ニーガンから譲り受けたルシールで、それを自分自身に振り下ろそうとしたのは、過去の因果を誰のせいにもせずに、自らが背負う覚悟を決めた事への暗喩。

これをニーガンに頼りっきりで自立できない奴らと対極的に見せる事で、そんな彼らにも情けを示すリックへの想い、更にはそれ教えてくれた我が愛しのカールの優しさなんかも、自然ともっと膨らんでくのにな。。

そこにほんのちょっと、別ドラマとスケボーに忙しいドワイドや、ドラマ版『スノー・ピアサー』にちゃっかり出演中のサイモンあたりを一日だけでも借りて、ミショーンとの出逢いをワンシーンだけでも見せてくれれば、彼女の胸につっかえていたモノは、更にわかりやすく伝わるはず。。(・・・まあ、彼らをもう一度呼び戻す求心力も、もう、このドラマにはないのかもしれないけど・・)

 

半年近く待たされたバージルの出演は、そのからみがあまりに薄過ぎて、かなり期待していた分、少し残念過ぎる展開でした。

あのまま一人でブルーズワース島に残る彼は、ウォーカーとなった家族もいない今、ひとりぼっちでバッドトリップにハマり続けてくんでしょうか・・?

 

いざという時にすぐ感傷的になるオトコ代表の自分としては、、

わざわざ危険を冒してでも、ミショーンに縋りついたバージルの気持ち、・・・少しだけ分かります。。

初期のモーガンやガバナーあたりもそうでしたが、他人には残虐でも、身内の事となると、男は案外弱いもの。。。

でも、こーゆーダメヤサ男が成長していくからこその、『ウォーキング・デッド』ですよ!

一人で生きようとする人間は、結局つまんないんです。

 

・・覚えていますか?

ちょっぴり優しくても、自己中で戦闘能力ゼロだったグレンが、マギーと出会い、ハーシェルに支えられ、あれだけ立派で逞しい男に成長していった事を。

ウォーカーに感染された仲間を、躊躇なく殺そうとしていたダリルが、依存していた兄のメルルを見限ってでも、新参者のミショーンを裏切らなかった事を。。

そして、どんなに強くリーダーシップを発揮していても、いざという時に仲間を見捨て、闇落ちしていったシェーンの事を。。。

こーゆー人の弱い部分を描くから、このドラマは面白かったんです。

だから視聴者にどんなにウザがられても、バージルはいいんですアレで。

予算もないのにクソつまんないアクションや、現実的な展開を見せられるよりは、に繋げてくれた方がよっぽどマシ。。。

 

ラストの大集団がコモンウェルスだとすれば、リックの捕らわれたグループは、ひょっとして彼らの敵役・・?

戦場で恋人同士が久しぶりに再会するシチュエーションじゃ、ちょっとチープなラブストーリー過ぎる展開のような気もしますが、まあこの際、リックを拝めるのならそれも我慢します。

 

・・・そんな事よりも、、

殺気だったベータでも、ダリルはきっと殺ってくれるでしょうから、大した不安はありませんが、まったく軸のブレた自分達の唯一のダークヒーローだったニーガンを、来週からどんな目で見ていいのか。。。

このドラマはもう、男のファンの視点は置いてきぼり・・?

 

・・・ラストのジュディスがミショーンの為に流すは、やっぱり反則だよな・・・・

シーズン10第14話の感想はコチラ

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『ウォーキングデッド』シーズン10第12話の私的な感想―このドラマをダメにしたのは誰なのか?―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode12/2019~(アメリカ)
脚本:イーライ・ジョン/ニコール・ミランテ=マシューズ
出演:ノーマン・リーダス、サマンサ・モートン、ソーラ・バーチ、ジェフリー・D・モーガン

 TWDへの苦言

・・ふざけ半分で『TWD』ブログを続けてきましたけど、そろそろ限界でしょうか。。

 

今までは、ここの前説でエピソードのネタバレになる内容は避けてきましたが、今回はあまりにショックな内容だった為、逆に筆が進んでしまいます。

 

なので今回はここから、、

 

『ウォーキングデッド』シーズン10第12話のネタバレを含みますので十分にご注意下さい。

 

・・いや、ショックと言っても、、

 

前々から視聴者の殆どが薄っすら感ずいていたニーガンによる暗殺作戦や、その裏でこっそり糸を引いていたキャロルの真相の事なんかじゃありません。

或いは、予算維持の難しくなったヒルトップのロケセットを、効率的に燃やすその崩壊劇や、著者が愛するコニーの行方不明話なんかでもなく・・

 

 

このドラマが、ライトな視聴者層に完全に照準を合わせた、単純なドラマ作り路線に移行し始めた事。

 

 

・・・あ、遂に言っちゃった。。。

もう、長年のTWDファンとして、怒りがMAXに到達したので勘弁してやってください。(というより、後半は語気がだいぶ強いので、流し見で読まれている方はココで退場して下さいm(__)m)

 

とりあえず、一呼吸おいて、、

今まで通り、あらすじから追って、その理由を細かく説明させてもらいます。

 

シーズン10第11話の感想はコチラ

 

 

 

 

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 由への道

火の手に包まれるヒルトップ。
崩れ落ちる壁から雪崩れ込むウォーカーを住民達は必死に撃退するも、あえなく陥落。
ユミコはそのウォーカーの群れの中に、マグナらしき人影を発見するも・・

 

失ったウォーカーの補充作業を、ベータから命令されたニーガンは森の中へ。
すると、生き延びていたリディアの姿を見つけ、彼はその後を追う。。

負傷をし意識のないルークを抱えたアーロンは、やがてニーガンと再会。
彼はその怒りを徐にニーガンにぶつけようとするが、やってきた数体のウォーカーに阻まれ、彼には近づけない。

ニーガンとの再会を喜ぶリディアも束の間、彼は言葉少なく彼女を取り押さえ・・

 

アダムを抱きかかえたアルデンは、ケリー、メアリー等と共に、合流地点へと急ぐ。
やがて、泣き止まないアダムの声に、ウォーカーが引き寄せられてくると・・
メアリーは二人と甥のアダムをバンの中に閉じ込め、ウォーカーの群れを誘導。
河原のほとり迄やってきてその全てを退治するも、音もなく近づいてきたベータによって、彼女は胸を切り裂かれ絶命。。

やがて転化をし、ウォーカーとして立ち上がる彼女を、アルデンの放つ矢が射抜く。
ベータはその様子を睨みつけながら、森の奥へと消えていく。

 

キャロル、ユージーン、ユミコの三人は、生き残っていたマグナと再会する。
コニーとは、はぐれてしまった事を知らされたユミコは、キャロルに怒りを露わにするが、マグナは彼女に一定の理解を示す。。

自責の念に晒されているキャロルに、ステファニーとの待ち合わせの件を語り出すユージーン。
キャロルはそんな彼を励まし快く送り出すと、ふとリディアの杖を見つける。。

 

ダリル、ロジータ、ジェリー等は、数人の仲間を連れ、子供達の隠れ家のあるあばら家へ向かう。
しかし、そこでナビラ達の子供の姿は見つけられず、焼け落ちたヒルトップに戻ると、瓦礫の下に埋もれていたエゼキエルと再会する。

 

アルに救出されていた子供達は、別の家で不安な時を過ごす。
顔面蒼白のまま彼らを気遣うアルは、ジュディスにだけ自分がウォーカーに噛まれていた事を明かし・・
やがて自らの手で死を選んだアルに、ジュディスが何気なく近づいていくと・・

 

エゼキエルの先導で、アル達の隠れ家へとやってくるダリル。
一抹の不安が過る中で、彼がその家の扉を開けると、駆け寄ってくる子供達。
しかし、ウォーカー化したアルの息の根を止めたジュディスは、呆然とその場に座り込んでいる。
無言のまま、その彼女を抱きしめるダリル。。

 

アルファの元に、リディアを見つけ出した事を報告にやってくるニーガン。
彼女はニーガンに感謝の意を伝えるも、彼に自分達から離れる事を遠回しに示唆し・・

椅子に縛られた小屋の中で、狼狽えているリディア。

ニーガンはアルファに、自分の娘を傷つけないように進言するも、彼女の決意は変わらず。。
その思い出を永遠にする為に、アルファはリディアを抹殺すべく小屋へと近づき・・

 

もぬけの殻の小屋の扉を開け、呆然とするアルファ。
振り返る彼女の首を、ニーガンは躊躇なく掻き切る。。

 

その血の滴る生首を、彼がある人物の元へと運ぶと、

遅かったわね

とニーガンを労うキャロル。。。。 


 

 

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 ・・グレゴリー・ニコテロ(TWDの特殊効果担当兼製作総指揮)が監督の時って、こーゆーいらんトリックするんだよな。。。

・・・これを神回と呼ぶヒト達のキモチが、サッパリわからない。。。

 

以下、ウォーキング・デッド、ウィスパラーズ戦終了迄の、原作のネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

意味深にベータの過去を匂わせるフックや、実質的なウィスパラーズの最大の被害者だったヒルトップの鍛冶屋爺さんアルの、非業の死なんかはひとまず置いといて、、

 

結局ウィスパラーズって何だったんでしょうか?

 

もう、闇の女帝として君臨したアルファもあっさりと生首にされちゃったので早速ネタバレしちゃうと、原作の彼らの物語と今回のドラマ版とでは、その死の意味自体が、実はだいぶ違います。

ウィスパラーズの本当のコワさの秘密は、ワケノワカラナイ呪文を唱えるからでも、ゾンビマスクを被っているからでも、更に言えば、歪んだ新興宗教団体もどきに人を洗脳するからでもなく、実は究極のナチュラリストであるという事。

citrus-net.jp


わかります?この意味?

つまり、原作で描かれている彼らは、動物や自然、更に言えばウォーカーにさえも寄り添って生きる道を選んだエコテロリストの様な武装集団なわけです。

なので、、

親であるアルファが、子供のリディアを愛するのも自然。

それが、例え歪んだ愛情であったとしても。。

 

そんな、唯一の弱い人間味を残してしまったアルファの感情を必死に食い止め、グループを維持する為の汚れ仕事を一手に引き受けていたのがベータの存在であって、ドラマ版の様な、ただの図体のデカい用心棒なわけじゃ全然ありません。

要するに、ちょっと不自然なまでに今は亡き純情少年ヘンリーとの想い出に、憑りつかれまくるキャロルと、しつこくリディアを忘れられないアルファは、実は同じ穴の狢。

全てを犠牲にしても執拗な行動をとる二人は、皮肉にも、子供に異常な執着心を燃やす点では全くおんなじで、その似た者同士でいがみ合う母親の戦いというのが、今回のドラマ版ウィスパラーズ編のコンセプトのはずでした。。

 

そして一番の問題は、今回の影の主役と言ってもいー存在のニーガンですが、、

 

皆さん、なんか、妙な違和感を感じませんでしたか?

・・まるで、昔のカッコよかったはずの彼が、どこかへ行ってしまったような・・・

 

ニーガンも原作では、アルファを殺害するのはおんなじですが、その動機は、ドラマ版と実は正反対。

無鉄砲な親をリックに殺されたブランドンドラマ版では5話に出てきたアタマワルイキャラの少年によってアレキサンドリアの牢獄から脱出し、その復讐の為、ウィスパラーズの領地に彼は送られた後、ニーガンはブランドンをあっさり抹殺します。

その理由は、、

ニーガンは完全な合理主義者であって、私怨に捕らわれたバカが嫌いなんです。

彼の右腕だった脳筋サイモンが、あっさり絞め殺されたのを覚えてるでしょうか?

 

つまり、彼が“救世主”軍団を作り出して世界を救おうとしたのも、様々な計略でリック達を屈服させようとしたのも、嫌みな台詞で感情をコントロールする究極の悲観論者だからこその成せる業・・(そんな彼が、ジュディス等の純真無垢な感情に触れる時、ちょっぴり切なくなりませんでしたか?)


実写化もされた日本のアニメ『寄生獣』内での台詞を借りれば、

愚民を統率し間引きする為の力」を理想に掲げた、コワすぎる超現実主義者なんです。

 

そんなニーガンにも、原作では様々な葛藤や邪心、それに、ほんの少しの後ろめたさもありました。

彼が原作でアルファを手にかける理由は、ただの残虐行為でも、リックのグループに入る為の単純な計算でも、ましてや誰かの復讐の為であるはずもなく、純粋にアルファのつく嘘が嫌いだったから。。

 

それは、リディアも含めたウィスパラーズの女性に対する男達の夜這い行為を黙認していた事にも繋がりますが、(ドラマ版でも少しは触りましたが)アルファが成り行きに任せていた動物的な人の本能を、否定してきたからこそニーガンは強いわけです。

それはアポカリプス前に彼が妻のルシールを失って得た、自分の無力さからくる信念。


そんな切ないダークヒーローだからこそ、彼をカッコよく感じ、悩み続ける男リックの後釜になれる気がしてたんだけど・・

 

この深い裏テーマを今回のエピソードでバッサリ削ぎ落したのは、ライト感覚で観る一般視聴者には、それよりも戦闘シーンを工夫するだけの単純なアクションやミスリードの暗殺トリックの方が需要があると、製作側が判断したからでしょう。(・・なんだか、製作側が本物の“ニーガン”みたい・・)

ウィスパラーズによるレイプシーンを見せずに、9話のエピソードでアルファとニーガンの性的なカットを盛り込んだのも、単純なポリコレ批判を受けるよりは、失笑を買う方を選ばざるを得なかったテレビドラマの悲しい性。。

 

そんな彼らが求めるクソつまんないサスペンス要素に巻き込まれ、今回のエピソードで切ないキャロルと、かっこいいニーガンは同時に死んだ気がしています。

 

だって、キャロルに今後どんなフォローを入れたとしても、彼女は仲間を危険に巻き込んだだけで、自分の手は一切汚さない、ただの悪女ですから。。

ついでに頑なだったはずの信念をすっかり変え、そんなキャロルの私怨の手先に落ちぶれたニーガンも、そこにどんな理由を取って付け加えても、後の祭り。

一見狂人の様で、クールで切れ者のカッコよさを併せ持つ救世主だった頃の彼には、もう決して二度と戻れないでしょう。。。

 

これじゃ、『ゴーストワールド』でゴールデングローブ賞候補にも上ったガンマ事ソーラ・バーチも、降板を理由にあっさりと逃げ出すよねえ。。。。

 

原作のかっこいいニーガンの秘密は、以下の日本語版コミックに収録されています。

 

ウォーキング・デッドの深刻な視聴者離れの原因は、需要と供給が著しく食い違ってる気がしてるんですけど、皆さん、どーでしょうか?

 

ウチのブログじゃ、何度も言い返してますが、、

この海外ドラマは、崩壊した社会秩序の中で、人間性を改めて見つめ直すドラマです。

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平たく言えば、、

正義と生き残る事の矛盾点を突く事が本懐の、壮大なヒューマンドラマだったはず。。

 

更にリミッターを外して、スナックの酔っぱらいオヤジ風に叫ばせてもらうと、、、

 

ハナからアクションもサスペンスも、もーどーでもいーんだよ!!もっと青臭い友情とか家族愛とか、ゾンビ世界のような現実から逃避できる夢がほしーんだよ!!!

・・あ、血圧が上がってきちゃった。。。

 

今から考えれば、ゾンビドラマなのに不倫モノってゆー最初のコンセプトから、お茶の間の主婦層を念頭からターゲットに置いた、あざとさがこのドラマにはあったのかもしれない。。

 

ついでに原作では、放浪者がグループ内で共存する事の難しさを描いていたはずの、マグナ&ユミコ達の新参キャラも、その生き残った術を説明するディテールがびっくりするほど雑で、著者のお気に入りだったはずのコニーへの心配心も全く動きませんでした。

 

・・もう、ドラマを観る事自体、やめちゃおーかな。

作り手側が、訴えかける様に一生懸命作ったモノを一生懸命に見てもらえるのが、視聴者に選んでもらう有料コンテンツならではの、面白さの筈だったのにな。。

 

元々ゾンビ好きの視聴者って、のめり込みやすくて現実に不満のあるちょっとイタイタイプじゃないですか?(←完全に偏見(^^;)

だから、いーんだよ!横目で楽しむ日本の民放ドラマのように、軽い感覚で観てるヒトの文句とか全然気にしなくて!(こちとら年度末で資金繰りに忙しーんだから、hulu解約するぞ!)

 

ウォーカーを倒す事に息巻いていたジュディスが初めて突き当たった試練と、その横にひっそり寄り添うダリルの様子だけには、少しじんわりときましたが、映画版への期待値を無理やり盛り上げようとするミショーン最期の次回エピなんかよりも、原作と乖離すればするほど、単純な視聴者目線に媚びざるを得ない今後の『TWD』シリーズ全体に不安が募りまくった、あまりに複雑な感情の込み上げるエピソードでした。

 

シーズン10第13話の感想はコチラ

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『ウォーキングデッド』シーズン10第11話の私的な感想―ユージーンの恋心―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode11/2019~(アメリカ)
脚本:ジュリア・リッチマン/ビビアン・ツェー
出演:ノーマン・リーダス、サマンサ・モートン、クリスチャン・セラトス、ソーラ・バーチ

 打ち切りライン

・・あ、いつの間にかもう月曜日。。

 

アレ?ダリル先週まで何してたっけ?

何てゆーライトな視聴者向けの後付け確認用記事となり果てたウチの感想ブログですが、物語はココからどんな巻き返しがあるんでしょーか?

 

・・あまり、視聴率の話はしたくないけど。。。

TWDの視聴者数は、等々大台の300万人さえめでたく切り始め、前回のエピソードはウォキデ史上過去最低記録となる293万人に迄下落。。

最高記録を樹立したシーズン5ファーストエピソードの1,729万人と比較しちゃうと、この下落の激しさが伝わるでしょうか・・?

初回シーズンでさえ535万人を記録した事を考えると、もう打ち切りラインに到達したと言っても過言ではないよーな気が・・

 

これ、もう、来年公開予定の映画化まで持つか・・?

なんて、素朴な疑問が残る中、コロナウィルスの影響でシーズン11の撮影も無期限の延期状態となったよーなので、これを機にいっそやめちゃえば・・?


その予算を全部3部作の映画版に回して、出来れば脚本を一から練り直してほしい。 。

 

・・発起人だったダラボンも草葉の陰で泣いてるよな。。(いや、まだ死んでないけど。。)

 

なんて余計な妄想をしながら、エアヘッドティーン向けのサバイバルドラマへと真っ逆さまに落ちぶれていくこのドラマを、感慨深く思う今日この頃です。。

 

シーズン10第10話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第11話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 夜明けの明星

アルファの承認を受け、ウィスパラーズの一員として群れに溶け込むニーガン。
不気味な呪文を繰り返しながら、彼らが目指す先には・・

ユージーンが思いを馳せる無線機越しの女ステファニーは、彼女が人工衛星の落下を目撃した事により、その居場所が想定よりも近い事が判明する。

ガンマの名を捨てメアリーに戻った彼女は、アーロン等と共にヒルトップへとやってくるが、甥であるアダムを妻の肩身代わりに育てる鍛冶屋のアルは、二人の再会に同意しようとはしない。

エゼキエルはキャロルを、ユミコとルークは姉を失ったケリーをそれぞれ慮るが、彼らの蟠りは中々消えず。。

そんな中、ユージーンの無線機から聴こえてくる女の存在を知ったロジータは、彼女と安易にコンタクトを取ろうとし、二人の信頼関係を崩してしまう。。

リディアを連れ、ウィスパラーズの偵察に向かったダリルは、その道の塞ぎ方から、ニーガンが彼女等と合流している事を悟り、現存するヒルトップに集まったメンバーだけで、彼女等に応戦する覚悟を決める。

アダムに近づこうとしたメアリーに、ウィスパラーズによって恋人を惨殺されたアルデンは怒り心頭。

ヒルトップに残るメンバーにはそれぞれ、言い知れぬ不信感が徐々に募っていく。。

 

応答の無くなった無線機越しで、ステファニーへの歌を口ずさむユージーン。
彼は、迫りくる戦いへの覚悟を決め、彼女の返答を待ち続けている。
すると、それに呼応する様な彼女の歌声が・・

リディアにヘンリーの鎧を託すエゼキエル。
メアリーの恐れを気遣い、槍を託すアーロン。
ダリルはキャロルを通じて、お互い蟠りを抱えていたエゼキエルと、決戦に向けての決意を共有。

やがてユージーンはステファニーに、ロジータへの本心をも打ち明けると・・
ユージーンの決意と、純情なその心をようやく受け止めた彼女は、一週間後にウェストバージニア州にあるチャールストン軍事基地での面会を提案。

そして、コニーの一件でダリルの元に謝罪にやってくるキャロルをも彼は受け入れ、その夜、大量のウォーカーを従えたウィスパラーズとの、最終決戦がいよいよ幕を明ける。。。

 

電流を流した柵でウォーカーの侵入を食い止めようとするも、そのおびただしい数のウォーカーの群れは、あっさりとそれを突破。
やがて、迫りくるウォーカー達をそれぞれ必死に撃退するダリル達の背後に向かって、放たれる炎。
ベータの手に寄って、ガソリンを正面から浴びてしまった彼らは、退却する事も叶わず。
ダリルは、炎に包まれるヒルトップの城門で、只、呆然と立ち尽くす。。。 


 

 

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 ・・素朴なキモチですが、、

ダリル、アーロン、エゼキエルに加え、ユミコ、ジェリー、ダイアンと、歴戦の猛者達が揃ってるヒルトップ軍と比べると、ウィスパラーズ軍団ってなんだか弱そうに見えてきませんか?

もう、武闘派はベータのみに頼りきりで、ウォーカーと殆どの変わらない烏合の衆の彼らに、どうしてもダリル達を倒せる風には見えてこないんですが。。。

ちゃっかりウォーカーマスクを貰ったニーガンも、タイミングを見てヒルトップ軍に再度寝返るでしょうから、もうこの消化試合みたいなシーン自体、いらなくない?

 

ユージーンの新たに芽生えた恋心を知って、挑発してくるロジータの小悪魔ぶりは、そんな迫力の出ない戦闘シーンより、マジでコワイ。。。

皆さんも、この手の悪意なくオトコ心を弄ぶ魔性女には、重々気を付けましょーw

 

それに引き換え、随分大人な対応を覚えてきたリディアの成長には、中々ココロを擽られるものがあったな。。

ま、若干物分かりが良すぎる気もするけど、お互いヘンリーの死を通じ、心の瑕を共有するキャロルとは、もっと真の親子のような信頼関係を築いていってほしいかな。

 

お転婆ジュディスの幼心に走る緊張感。
相変わらず、誰にでも優しさMAXのダリルの男前っぷりも見事でしたが、どうしても私的に気になるのはユージーン。

ようやくランデブーに漕ぎつけたステファニーとの面会場所は、ハイウェイで行っても560キロ近くあるので、馬車で一週間以内というのは、結構過酷な旅路かも。。

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・・ゆうに東京岡山間を超す距離を、車ナシの自力で来いという、ツンデレステファニーのさり気ないSっ気ぶり。。



もう、本編はさっさと卒業しちゃっていいから、彼だけのロードムービーチックなスピンオフシリーズ、新しく始めてみません?

 

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『ウォーキングデッド』シーズン10第10話の私的な感想―ガンマの裏切り―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode10/2019~(アメリカ)
脚本:ジム・バーンズ
出演:ノーマン・リーダス、サマンサ・モートン、クリスチャン・セラトス、ソーラ・バーチ

 古い記憶。。

・・最近では、あれだけ待ち遠しかった月曜日が、かなり苦になってきました。。

・・・もう正直、書きたいコトも特にないんだよね。。。

 

10年前のこのドラマの開始当初は、仕事をサボってでもPCにかじりついて見ていた頃が、あまりに懐かしい。。。

 

それでも、、

飽き性な自分の性格を直す為の修行!

なんて思って始めたブログと同じ。。

 

文句を言うだけ言って、投げっぱなしジャーマンのまま途中で視聴を止めちゃうのはなんか悔しいので、二日酔いで満身創痍でも、重い腰を上げて書き続けますよ!!

 

・・ん・・? 誰の為に・・・?

・・なんて言いながらも、もう、配信開始からあっという間に一週間が過ぎちゃってた。。。(^^; 
 

シーズン10第9話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第10話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 忍び寄る影

暗闇のトンネルを抜け、アレキサンドリアに侵入するベータ。。

いよいよアルファと決別する覚悟を決めたガンマは、正々堂々と街の正面玄関にやってきて、ゲイブリエル達と対峙。
彼女はダリル達が窮地に陥った情報を伝え、ヒルトップで生き別れとなった甥との再会を求めるも・・

 

見張りのウィスパラーズの後を追ってきたダリルは、いよいよアルファ達の集団を見つける。
奇襲の末、彼はアルファをもう一歩のトコロ迄追い詰めるも、その隙をついた彼女の反撃で、深い痛手を負ってしまう。
やがて、廃工場に彼を追い詰めたアルファは、ウォーカーをその場所に呼び寄せ・・・

 

ガンマの情報により、洞窟への救出作戦を練るベイブリエル。
彼は、あっさり寝返ったアルファの様子から自信をつけ、綿密な計画を練るが、ロジータは、そんな意気揚々な彼の様子に、戸惑いを覚え始める。

牢屋に閉じ込めらているガンマに、名前を尋ねるジュディス。
彼女は、自分がメアリーだった頃の思い出を振り返り、改めてアルファの狂気を認識。

恐怖心に駆られたロジータの様子を悟ったゲイブリエルは、彼女とローラを救助隊から外し、街に押し寄せてきそうなウォーカーの大群の為の、迎撃に備えようとするが・・

・・その夜、アレキサンドリアの墓場の下から、街に忍び込んでくるベータ。
彼は素早く街の護衛部隊を抹殺し、彼らを次々にウォーカーに変えていく。。

ウィスパラーズの罠を察知したゲイブリエル達は、時既に遅し。。
手薄になった街の防御の中で、ベータは捕らわれの身となったガンマをあっさり見つけるが、その身を犠牲にして彼女を脱出させたローラの機転で、彼女はジュディスの家へと逃げ込む。
その後を追ってやってくるベータに、ジュディスはリック譲りのコルトパイソンをぶち込むも、彼は死なず。。。
ガンマは自分の命を交換条件に、その助けにやってきたロジータを、彼の魔の手から救おうとする。

 

工場跡地でのウォーカーとの決死の戦闘の末、何とかその撃退に成功するダリル。
同じく深い痛手を負っているアルファの元には、どこからかリディアがやってきて・・

自分を殺す様に指示し、ウィスパラーズのトップの座を明け渡そうとする母親に、彼女はきっぱりと決別を宣言し、そのまま彼女を置いて何処かに消える。。

意識を失っていたダリルが目を覚ますと、その横にはリディアの姿が。。

やがてウィスパラーズの仲間に救出されたアルファは、その絶望の中、更なる勇気を奮い立たせていく。 


 

 

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 ・・しおらしいガンマを見せるのは、ちょっと早すぎなんじゃないでしょーか?

最近忘れっぽくて、もう覚えてないんだけど、ガンマは何時アルファに見切りをつけたんでしたっけ・・?

 

・・アレキサンドリアには、もうセディクもユージーンもミショーンさえ、いないんですよね。。

主要の街の攻防戦だっていうのに、あまりにキャストが地味過ぎて、なんだかさっぱり気持ちがついていきませんでした。。

 

狂気に走り始めたゲイブリエルは、そろそろ死亡フラグなんでしょーか・・?

セディクのいない今、頼れる優しい父親役がほしーロジータの気持ちだけは何となくわかるので、もう、どうでしょう?この際、ヒルトップで退場を待ち望んでいそうなアルデン辺りと新しい恋路を描いてみては。。

もちろん、その恋のキューピットは、誰あろうユージーン

ロジータと結ばれると、大抵その男は悲惨な末路を迎えるので、彼にはこれまで通り、切ないピエロに徹していてもらいたいです。

ローラはあっけなくやられちゃったけど、これで救世主軍団の生き残りも壊滅。

まあ、孤高の虎となったニーガンが、これで目立つんで別にいいんだけど。。

 

より凶悪に狂い始めたアルファは、正直もう見てらんない。

時系列的に、前回のニーガンとのマスクプレイ後に、この自殺願望ですから。。

リディアじゃなくても、彼女に愛想が尽きるのは、ものすっごくよく分かります。

自立する娘と母のサイドストーリーのつもりでしょーけど、もうなんだか、言ってる事が分かんなすぎて、裏テーマが全然入ってこない。。。

・・アルファをこんな突拍子もない狂人キャラに仕立てる前に、もうちょっと人間味のあるドラマを作っておいてほしかったな。。。

 

ダリル、リディアみたいな若い娘とのロードムービーは、ベスの時にもう十分やったので、さっさと僕のコニーを助け出してくれー!

 

シーズン10第11話の感想はコチラ

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『ウォーキング・デッド』シーズン10後半戦は、huluで観れます。

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『ウォーキングデッド』シーズン10第9話の私的な感想―キャロルの過ち―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode9/2019~(アメリカ)
脚本:デビッド・レスリー・ジョンソン・マクゴールドリック
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、サマンサ・モートン、
ジェフリー・D・モーガン

 シーズン10後半戦再開に向けて・・

・・とうとう再開してしまいました。

褒め専ブロガーの心を搔き乱すあのドラマが。。

 

ゲースロ』終了後、海外ドラマに対する拒絶反応が酷く、最近めっきりブログの更新も滞ってきちゃいましたが、一話完結モノの日本のドラマとは違い、格段の差の集中力を使う海外ドラマのメインストーリーをひっぱる展開の傾向自体が、根気のない自分には最初からあまり向いてないのかも。。

 

そして、、

つまんない映画なら、自分のセンスを呪うだけで済みますが、長年見続けてきたドラマがまざまざと劣化していく様子を見せつけられるのは、もう想像を絶する程の苦悩。。

それでも、習慣から視聴を止められない自分との葛藤。。。

 

・・なんか、アレに似てますね。。

昔のオトコとの思い出を、上書き保存して綺麗サッパリ忘れさる事の出来る女子脳と、何時まで経っても覚えている男子脳との違いというか。。。

 

回りでこのドラマの噂をする人も殆ど見かけなくなり、一体このドラマは、誰をターゲットにして、何を伝えたいんでしょーか・・?

 

・・でもね、、

今回は結構面白かったです!

低予算アクションばかりじゃなくて、濃厚なドラマな部分が戻ってきたっていうか。

 

主役の死による退場で、ドラマの求心力がすっかり下がったのも束の間、閉鎖的な空間で巻き起こる人の業なんかを見せつけられると、やっぱりたまらなくゾクゾクします。

 

・・でも、いつの間にかメインキャラに昇格した彼女のキャラ、ちょっと急激に変化し過ぎてませんか?

あれだけ頑なに強い女を演じてきた筈なのに、なんだかやけに弱弱しく感じます。

 

それでもそんな人間らしいトコロが、どこか可愛く見えてくるというか。。。

 

久しぶりの再開なので、大筋のストーリーをすっかり忘れ始めてましたが、予算が行き詰っていそうな事を逆手にとって、センスのいいカット割りの工夫と、会話部分のプロットをしっかり練り直す作業を始めている気がしています。

 

・・それじゃ、改めて、huluで久しぶりに再開した・・・

 

 

 『ウェントワース女囚刑務所』シーズン7の感想を!

 

 

。。。

・・え?違う?

あー、『ウォーキング・デッド』ね。。。

 

・・そんな面白いドラマも、昔ありましたね。。

 

随分長い目で、ただのサバイバルゲームと化したこのドラマを見守ってきましたが、コッチの方はもう、ゆうに臨界点を超えてきました。。。

ストーリーうんぬんの問題じゃなく、予告編動画でFox自らキャロルの生還ネタバレを盛大に示唆してしまっている事もあり、このドラマの面白さも、奥行きも、ドキドキ感さえまったく感じられなくなり・・

 

映画やドラマの文句は最低限に抑える!というウチのブログの最低基本方針さえも瓦解させてくれたこのドラマには、それに敬意を表し、今後その矛盾点をガッツリ突っ込ませてもらいます!

 

※尚来週からは、リアタイでの視聴、並びにどーでもいーミスリードを仄めかすあらすじ解説は 、少しずつ省略させてもらいますのでご了承ください_(._.)_

『ウェントワース女囚刑務所』は、TWDとはちょっとタイプが違うけど、映画好きのダメオヤジが長年見続けてきたドラマの中じゃ、結構面白いドラマです。
ビーが死んじゃってから視聴を辞めちゃった方も、新キャラが結構面白い展開になってきたので、是非もう一度チャレンジしてみて下さい♪

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シーズン10第8話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第9話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 暗闇

アルファに唆され、暗い洞窟の中に迷い込んだキャロル達一向。
そこには無数のウォーカーが蠢いていて、彼女等は身動きが取れない。

キャロルの身勝手な行動を、責め始めるマグナ。
突然、閉所恐怖症なコトが発覚したキャロルは、その無鉄砲な行動を、それとなくダリルに咎められる。

アルファに憎悪の炎を滾らすキャロルに、それでもしっかり寄り添おうとするダリル。

やがて、洞窟に閉じ込められた彼らを監視していたウィスパラーズとの格闘の末、ジェリーがその抜け道を見つける。。

 

ニーガンからウィスパラーズの内通者を仄めかされたアルファは、ガンマの行方をベータに追うよう指示を出す。

そして、たじろぐニーガンに服を脱ぐように命令すると、その礼として、彼女は徐に彼と体を重ね合わせる。。

 

狭い抜け穴に挟まりそうになったジェリーを何とか助け出し、脱出口を見つけ出すダリル達。
けれどキャロルは、ケリーの見つけたダイナマイトでウォーカーを爆破しようとする単独行動に走り、その窮地を再びダリルによって救われる。

ダリルの行方が気になったコニーは、地上に出られる穴を目前に、洞窟の奥へと舞い戻っていく。
・・そしてそれに吊られ様に、ガンマも彼女と行動を共にし・・

地上で待ち構えていたウィスパラーズを蹴散らすケリー。
やがてアーロンらも参戦し彼らの撃退に成功するも、ダイナマイトの爆発により、ガンマとコニーはそのまま地下に閉じ込められてしまう。。

ダリルの憤りを感じ取ったキャロルは、泣き崩れながら自分の過ちを責める様に求めるが、彼は言葉なく、そのまま立ち去って行く。。。

 


 

 

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 ・・もう、ガンマの独白とか、コニーの手文字とか、ドラマの中断開けからのキャラクターの説明台詞にはこりごり。

本当にこのドラマに興味があるヒトは、ネットで何でも探せる時代なんだから。。

 

ニーガンとアルファの全裸シーンは、どこにその需要があるのかもさっぱり分からず、ウォーカーマスクを被りながら抱き合われても、唯々気持ち悪過ぎるだけ。。。

おまけに、あまりに安っぽい洞窟セットの出来栄えを隠す為か、暗闇でのシーンが多過ぎて、何してんのか全然わかりません。。。

 

まあ、要は、、

少し恋仲になりそうなダリルとコニーが、誰あろう彼の無二の友人キャロルによって、引き裂かれそうになるという単純なエピソードでした。

 

今回は特に何の感情も湧かず、急にアサシンキャロルがダメダメキャラに墜ちていく様子に、妙な違和感を覚えたくらいかな。。

唯一自分にとって好感度の高い太っちょジェリーが、もし、洞窟から抜け出せずにそのまま退場してるようなら、もう来週見るの止めてたかも。。(^^;

 

・・それにしても、、

ガンマがウォーカーマスクを外している時点で、彼女の裏切りくらい、直ぐに気付こうよアルファ。。

これまでも、人心掌握術に長けているキャラを、散々見せつけてきたんだから。。。

シーズン10第10話の感想はコチラ

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『ウォーキング・デッド』シーズン10後半戦は、huluで観れます。

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『ウォーキングデッド』シーズン10第8話の私的な感想―バージルの言葉―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode8/2019~(アメリカ)
脚本:ジュリア・リッチマン
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、ソーラ・バーチ、サマンサ・モートン

 リックの面影

ようやくシーズン10前半最終話となりました。

・・正直、冷めきったキモチから、中々立ち直れませんが。。

 

自分が「善人である事を疑うと全てが崩れさる」と言う初回エピのアーロンの台詞通り、なんだか登場するキャラの気だるさばかりが目立つ、異様なシーズンでした。。

もうこの際、退場するミショーンとか、復帰予定のマギーとかどーでもいいけど、最近の『ウォーキング・デッド』は、なんだかテーマがすり替わってきてませんか?

 

元々このドラマのコンセプトは、ウォーカーが蔓延する世界に取り残された孤立する人間達の再生のお話。

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そんな中で、家族を守ろうとするリックとか、ジャンキー上がりのダリルとかが、本音と建前の狭間で揺れながらも、誰と共存できるか?或いはできないか?とかそんな事を見つけ出すヒューマンドラマだったはずじゃ・・

いつの間にか、人に怯える者同士のキャロルとアルファとの復讐サバイバルゲームになってきた今回のシーズンは、最早その皮肉と言うよりも、ドラマの根幹がかなり揺らいでる気がしてます。

リックからカール、そのカールが、命をかけてまで救い出したセディクのあっけない幕切れは、もう、あまりに虚しすぎて開いた口が塞がらないくらい。。

これで晴れて?過去の因果が払しょくされたのか、9年間にも及ぶリック等の希望を背負うメンバーはすっかりいなくなりましたが、不穏な空気感ばかりを際立たせる演出に特化し始めたこのドラマを、一体どれだけの人が楽しみにしてるんでしょう?

来日した法王の言葉通り、“社会から孤立している人々”がサイレント・マジョリティを占めるこの国で、これ以上モヤモヤする展開が続いても、なんだかなぁ。。。

・・もうこうなったら、、、

マーベル映画の出演に忙しいミショーンも、せこく出戻りを画策するマギーも、新しいアポカリプスゲーム「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」の主役に抜擢されちゃったダリルなんかも退場していーから、ラストの新キャラとして登場するバージルを主演にして、現状キャラを総入れ替えでもして、もう一度『ウォーキング・デッド』をやり直してもらえないでしょーか?


ほら、彼ならニーガン程ギャラ高くなさそーだから出番いっぱい撮れるし、オリジナルキャラだから憶測情報飛び交わないし。。

何よりも、劇中でリアル家族を大事にしてそーなそのキャラクターは、どこか初期の頃のリックの面影に、なんとなく似てる気がしてる気がしてきませんか・・・?

・・せめて、新興宗教教祖まっしぐらのモーガンにだけは、ならないでいてほしい。。。

 

シーズン10第7話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第8話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 取引

・・アルファからの密命を受けているダンテ。その潜入する様子。
彼は他のサバイバーと共に、アレキサンドリアへと辿り着く。。

アルファの指示通りに、ダンテは住民を脅かす落書きや街の飲料水に細工を加える。
やがて、シェリルを窒息死させたのも彼の仕業だった事が判明するが、セディクを殺してしまった事には、僅かな戸惑いをみせる。

殺害されたセディクの部屋へとやってくる、赤子を連れたロジータ。
彼女は、ダンテの不審な様子を敏感に察知し、ココをその場にゆっくりと下ろすと・・
彼女に飛びかかってくるダンテを必死に跳ね除け、その胸にナイフを突き刺すロジータ。
やがてウォーカーと化しココへ近づいてくるセディクを、彼女は躊躇なく刺し殺し、起き上がろうとするダンテには、馬乗りになって殴り続ける。。

 

アルファに騙されていた事を悟ったガンマは、アーロンの元へとやってくる。
彼女はそこで自分の素性を語り、アーロンに促されるままに、そのウォーカーマスクを外すと・・
メアリーという本名を明かした彼女は、アダムと名付けられた自分の甥との再会を条件に、ウィスパラーズの内部情報を提供する事を約束する。。

 

ダリルやキャロル、エゼキエル等が揃う中、彼らはダンテを尋問。
ダンテは、人間の理想論の限界に気づかせたかった事を主張すると、憤りの収まらないロジータは、彼の背中を激しく蹴りつける。。

アーロンは、ダンテの真意を見抜けなかった事を激しく後悔すると共に、メアリーから持ち掛けられた取引の内容をダリル達に明かす。。
アルファが、境界線の近くにある国有林にウォーカーの大群をおびき寄せている事を知ったキャロルは、その場所に直ぐにでも向かおうとすると・・
リディアを利用して、アルファの嘘を暴いたキャロルに蟠りを覚えるダリル。。
そして、逃げ出した彼女の行方を追おうとしないキャロルに、ダリルはやがて不信感を示すも・・・

 

スコット等と共に、オーシャンサイドへの道を急ぐミショーンの一行。
しかしジュディスのリクエストに弱い彼女は、その道すがらで街の図書館へと向かう。
すると、その中でウォーカーに襲われかけたルークを、咄嗟に救う男に遭遇するが・・

・・セディクの葬儀が行われる中、駆けつけたエゼキエルとの再会を果たすキャロル。
二人はぎこちない空気のまま、お互いの心境を語りあうが、ウォーカーの大群を追う事に心を奪われているキャロルは、死の近づいているエゼキエルの僅かな情動に、気付く事が出来ずに・・

セディクを失った悲しみを紛らわす様に、アレキサンドリアの外壁に集まるウォーカーを退治するロジータ。
しかし、子を持つ母となった一瞬の躊躇いが災いし・・
ヘルメットに守られたウォーカーに襲われそうになるも、間一髪の処でその助太刀に入ってくるユージーンの姿。
彼は、そのロジータの悲しみを受け入れた上で、自分がアレキサンドリアに戻る意思がない事を彼女に告げ始めると・・・

ダンテにインタビューした時の映像を見つめ、もどかしさが込み上げてくるゲイブリエル。
ロジータはそんな彼に、ユージーンの見違えた勇気を語ろうとするも、彼の心はダンテに向けられた憎しみに捕らわれたまま。。

 

セディクの死を知らされたミショーン達は、オーシャンサイドに参加する新参者のチェック強化を要請する。
すると、そこで偶然村に侵入しようとしていた男に出くわすと・・
彼が、図書館でルークを助けた男だった事が判明するも、ミショーンのその警戒心を解けず。。
やがて何処からともなく集まってくるウォーカーにウィスパラーズの影を重ね、ミショーンは怯え始める。。

 

ダンテを拘束した牢獄へとやってきたゲイブリエルは、その苛立ちを静かに滾らす。。
やがて、臆病な自分を再度克服する為、唐突にダンテの胸にナイフを突き刺す・・・

 

ウォーカーに襲われそうになり、逃げだそうとする男の膝を切りつけるジュディス。
彼女は、蹲る彼を尻目にミショーンを呼び寄せ・・

 

ジェリーや、ユミコを除くマグナ達ヒルトップの仲間達も加わり、森の中を急ぎ歩くダリル。
彼は、ウォーカーの大群を追いながらも、行方不明になったリディアの行方にも気を揉んでいるが、ガンマに教えられた場所に、彼らがようやくやってくると・・

 

手足を縛られた男の傍で、彼が図書館から持ち出した本を読み耽っているジュディス。
その焚火に照らされている中やってくるミショーンは、彼にウィスパラーズの嫌疑をかけるも・・

島で待つ家族の元に帰りたい旨を伝えるその男は、“情けが不足する世の中”での自分の突発的な行動に、疑念の余地がない。。
ミショーンはそんな彼に、次第にリックの残像を重ね合わせて・・・

海軍基地に根城を置く彼の蓄える武器を得る為にも、バージルと名乗る彼との接触を試みる決断をした事を、ジュディスに申し伝えるミショーン。
そして他人を危険に巻き込まない為にも、彼女達を置いて、単独でその島に向かう決意を固めた事も・・

 

ウォーカーの大群を見つけられなかったダリル達は、踵を返し一路帰路へ着く。。
しかし、人の僅かな痕跡を感じ取ったキャロルは、遂に森の中に潜むアルファと、再び巡り会ってしまう。。
ダリルの止める声にも耳を貸さず、その逃げ去って行く彼女の後を追うキャロルは、マグナ達も巻き込んで森の中へと入り込んでいく。。

やがてその後を慎重に追うダリルだったが、アルファの罠によって仕掛けられた落とし穴に落ちると、そこには、無数のウォーカーが蠢く岩場へと辿り着いてしまう・・・


 

 

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 ・・あらすじを書いていて思ったんですけど・・・

どうも、脚本はそれなりなのに、カット割りがめちゃくちゃで、ちょっとびっくり。。

 

ミショーン達にいつの間にか同行しているスコットや、ダリル達に無理やり合流するマグナ達には目を瞑るにしても、感情を見せる大事なカットがあまりに足りなさ過ぎて、もう放送事故に感じちゃうレベル。。

例えば、ロジータがゲイブリエルとの距離感を感じた時とか。。
例えば、そのすれ違う思いの中で、ダンテを殺しちゃう程苛立ちを募らせるゲイブリエルの表情とか。。。

余裕のない撮影スケジュールの為か、人物の位置関係さえも全然掴めない大雑把なカット割りなので、集中力が途切れまくっちゃいます。。。

極めつけは、不安定なキャロルに終始不安がってる割には、あっさり彼女の単独行動を止められないダリルなんかは、勢い余ってグループ丸ごとアルファの罠にひっかかってウォーカーの巣に落ちちゃうとか、もう、コントのようにチープ過ぎる展開で・・

 

ミショーンがバージルに同行する理由も、敢えて武器の調達にする意味はなんだったんでしょーか?

ファーストエピソードですっかり軍隊チックな訓練風景まで見せてきた武闘派集団なんだから、そこはリックの残した言葉を思い返したってだけで、十分に説得力があるはずなんだけど・・

 

製作陣も、戦いやゾンビより複雑な人間関係と揺れ動くその心理がウリだったファーストシーズンの頃を思い返して、つまんない現実論に拘らず、もっと希望を持てる演出を取り入れたドラマにしてもらえないでしょうか?

目に見えて逼迫してるドラマの予算状況も踏まえて、もう大掛かりなセットとかCGウォーカーとかどーでもいーんで、来年配信予定の後半からは、喜怒哀楽をしっかりみせるキャラクターの変化なんかを中心に見せてくんないかな。。

 

因みに、今回のシーズンで退場予定のミショーンが旅立つ事になったタンジア海峡のブル―ズワス島とは、アレキサンドリアから直線距離で、150キロも離れてないバージニア州の島。

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実際には、要塞化された海軍基地はなく、気候変動で沈みかけの猫の楽園と化した小島みたい。。


イギリスからの独立以来、実在するコモンウェルスを称するこの州の離れ小島にひっそりと暮らしてきたバージルと、劇中のジョージー率いるコモンウェルスとの接点に、今からちょっとだけ妄想を膨らませてます。。

 

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・・後半戦も、また性懲りもなくバトルモード全開な様ですが、アンジェラ達製作陣には、この深刻な視聴者離れを打開する秘策があるんでしょうか・・?

ようやく実りそうなユージーンの恋の行方くらいしか、興味湧かないけど。。。

シーズン10第9話の感想記事はコチラ

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『ウォーキング・デッド』シーズン10は、huluで観れます。

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『ウォーキングデッド』シーズン10第7話の私的な感想―ダンテの正体―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode7/2019~(アメリカ)
脚本:コーリー・リード
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、ソーラ・バーチ、サマンサ・モートン

 内向き志向の構図

まどろっこしい映画感想記事ばかり書き過ぎて、とうとう連れに“ユージーン”と呼ばれるよーになった私、どうもマリブです。。

 

・・正直、『ウォーキング・デッド』見るのに時間割くのが、結構しんどくなってきちゃったな。。

 

シンプルなサバイバルだけど、複雑な人間心理を見せてくれた『ウォーキング・デッド』も早9年目に突入し、その様相は当初と随分変わってきました。。。

始めの頃、リック達がビビりまくってたウォーカーなるゾンビは、今では完全にモブキャラに落ちぶれ、本当にコワイのはやっぱり人間の悪意。。

と、ここまでは納得出来るんだけど、最近は登場してくるキャラクターが、なんだかみんなすっかり怯えていて、見てる方がちょっと疲れてきませんか?

 

よく、ドラマは世相を反映するなんて言われるけど、やっぱり排他的な国境争いばかりしてるアレキサンドリアVSウィスパラーズの構図は、世界の潮流となってきた“内向き志向”の現れなんでしょうか?

 

政治色の強いドラマを展開するようになったアンジェラ・カンのおかげで、すっかりヒューマンドラマなサバイバルが霞んできちゃいましたが、マッツ・ミケルセンからレア・セドゥ、『シェイプ・オブ・ウォーター』の監督として有名なギレルモ・デル・トロまで出演するPS4のゲームソフト「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」に、このまま行くと、唯一の生え抜き人気キャラダリルも、きっともう取られちゃうよ・・・?

 

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このアポカリプスな世界を舞台にするゲームの総監督を務めるのは『メタルギア』を手掛けた小島秀夫
・・迫りくる5Gの世界から取り残されたオッサンには、もう着いていけない・・・

 

シーズン10第6話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第7話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 蘇る記憶

セディクの脳裏を霞めるアルファ達の記憶。。

病状が悪化していくアレキサンドリアの住民を診て回るセディク。
彼はその感染源を解明しようと必死に務めるが、次第に自らの幻覚にも悩まされていく・・

 

リディアが閉じこもっていた牢獄に、捕虜にしたウィスパラーを拘束するダリル。
キャロルは、仲間を洗脳するアルファのウィークポイントを、リディアから聴き出そうとする。
捕虜の男に逆に脅かされるセディクは、その応急処置をダンテに引き継ぐも・・

 

ウィスパラーズとのボーダーラインでは、アーロンとガンマが対峙。
アーロンはガンマに自分の娘の写真を見せるも、彼女は自分の素性を偽って伝える。

 

ゲイブリエル達が見守る中、捕虜の男に新鮮な食料を持ってやってくるキャロル。
彼はそのパンを貪る様に口に入れるも、それをキャロルに向かって吐き出してしまう。
ロジータの看病に訪れていたセディクは、その不安な胸の内を吐き出すも、彼女の病状に改善の兆しは見られず。。

やがて、囚人へのキャロルの拷問が始まる。。。
ダリルはナイフを取り出し、彼に脅しをかけると、男はアルファへの違わぬ忠誠心を打ち明ける。
・・そしてアルファが、自分達の為に、娘を犠牲にしたという嘘を付いていた事を、キャロルが知ってしまうと・・・

 

アーロンが兄弟との自転車でのエピソードをガンマに打ち明けると、彼女は不意を突かれ、自分にも姉がいた事をつい漏らしてしまう。。

 

激しい痙攣を起こし、あっけなく絶命するウィスパラーの男。。
不審に感じたセディクがダンテを問いただすと、彼はセディクの指示の元、間違った薬草を男に与えていた事が判明する。。。

アーロンから渡された子供の描いた絵を見つめ、唐突に信念が揺らぎ始めるガンマ。
アルファはそんな彼女の様子を注意深く眺め、まるでリディアを諭した時の様な愛情と鞭で、彼女を懐柔しようとする。

・・シェリルの居なくなったベッドを見て、彼女の死を悟るセディク。。
彼は、無力感と仲間の死を見せつけられたトラウマの中、不意に川に身を投げると・・

彼をしっかりと抱きしめるロジータが寄り添う中で、セディクはようやく自分の患ったPTSDの症状を彼女に語り始める。。
そして、自分を支えようとするダンテに苛立つ原因が、自分を慕ってくれていたイーニッドを思い出してしまう事も。。

 

苛立ちと共に、アーロンからの絵を投げ捨て、彼からアレキサンドリアの情報を引き出そうとするガンマ。
するとそこに、キャロルが何も知らされてなかったリディアを連れて現れる。。

その彼女の姿を目にすると、ガンマは激しく動揺し、足早にその場を立ち去る・・

リディアは、自分がキャロルに利用されていた事を悟ると、その苛立ちを爆発させ、一人森の中へと去っていってしまう。。。

 

街に蔓延する病気の感染源が飲料水だった事に気づいたセディクは、呆然としたまま窓辺に佇んでいる。
そんな彼を癒そうとするダンテが、彼に励ましの言葉をかけると・・・

セディクの脳裏を霞めるウィスパラーズの幻影。。
彼は、その凄惨な様子を見せつける男が口を鳴らす仕草が、ダンテの口元とフィードバックし・・

ダンテの正体がウィスパラーズである事を確信したセディクが、咄嗟に武器を探すと、その彼の様子に感づいたダンテは急変、セディクの首を締め上げる・・

やがて、そのセディクの鋭く見開いた眼光は動かなくなり・・・ 


 

 

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 ・・何?このツッコミ処満載のエピソード。。。

あまりに疑問点が多過ぎて、脚本家のセンスを疑ってしまいます。(監督は、ニーガンに無残に惨殺されたエイブラハム役で、ちゃっかり、新人監督デビューの取引を果たしたカドリッツなので、ここは敢えて目を瞑ります。。)

 

エゼキエルから貰った結婚指輪で、捕虜に暴行を加えるキャロルの神経もよくわかんないし、彼女がリディアを利用してガンマを動揺させるのも、全くの意味不明。

大体、アルファに心酔している割には、ガンマも捕虜男も口があまりに軽過ぎるし、キャロルは、リディアに選択を決めさせると言ったまんま、すっかり騙して彼女を連れ出しちゃうし。。。

女性層を意識でもしてるのか、全く意味のないダリルの半裸シーンや、セディクとロジータのよくわかんないフィラーエピソードなんか入れないで、キャロルとリディアでリンクするはずのヘンリーへの想いなんかを、なんでしっかり掘り下げないんでしょう?

 

極めつけは、セディクが水質汚染に気づいてから、ダンテの正体に気づくまでのストロークがあまりに短すぎて、全く緊張感のないトコロ。

もう、どっちがウィスパラーズのスパイでも別にいーんだけど、これ、サスペンスチックに見せるには、あまりに中途半端過ぎませんか?

そもそも、突然登場したダンテの出所に、ミショーンを始めとした過敏なまでに警戒心の強いメンバーが詮索しないとか、ありえないし。。

 

ウィスパラーズに怒りを滾らせてたはずのアーロンが、いつの間にかガンマと親しくなってたりと、登場する主要キャラの人物設定が随所で大雑把になってきた気がしてます。

ウォーカー汚染水のくだりを先に見せといて、そのミステリーの伏線を引っ張ろうとする手法も理解に苦しむものがあり、この視聴者の心理状態との乖離が甚だしいのにも関わらず、どうして無理矢理緊迫感を膨らませようとするんでしょうか?

 

・・思えば、シーズン5くらいまでは、リックが息子のカールを守りたい気持ちや、相容れないコミュニティーの中で孤立する今は亡きアンドレア、或いはそこから健気に自立しようとするベス等、視聴者に身近な感覚がいっぱいありました。

何時の頃からか、感情移入できそうな人間関係がすっかりなくなり、キャラクターの微妙な感情変化がおざなりになってきたこのゾンビドラマは、もうそろそろ限界な気がしてます。

 

次回は前半戦の最終エピソードですが、現実世界に添った安っぽい疑惑と怯えだらけのエピソードじゃなくて、少しは成長した誰かの人間ドラマを、ちょっとだけでも見せてくれる事を切に祈ってます。

 

シーズン10第8話の感想はコチラ

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『ウォーキングデッド』シーズン10第6話の私的な感想―ユージーンの無線の相手―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode6/2019~(アメリカ)
脚本:ダン・リウ
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、サマンサ・モートン
ジェフリー・ディーン・モーガン他

 ニーガンの理想と現実

・・覚醒したニーガンの影響で、歯止めの効かなかった視聴者数の低下も、ここにきて少しだけ持ち直してきたみたい。。

とは言え、局側が打ち切りを視野に入れてきそうな300万人のボーダーラインを、ギリギリ保った状態なので、まだまだ予断を許しませんが。。。
 

それでもここまで来たら、絶対最後まで見届けるけどね。

 

情弱系今時男子ブランドンに対して、ニーガンが前回のエピソードで、リックを庇う発言をしていたのはちょっと意外でした。

・・ま、アレかな。。

いじめっ子が、自分のターゲットを他人に取られた時のあの感覚と一緒かな。。。

 

人が誰かに強く憎しみを抱く時は、大抵その裏に複雑な感情があります。

ねたみやそねみ、或いは近親憎悪の時の様に、自分の嫌な部分が相手の性格の中に見えてくると、妙な嫌悪感を感じちゃったりしたり・・

心理学的にはシャドウと呼ばれるこの現象に、嫌なトコだらけの自分は、しょっちゅう振り回されてますが、そう考えると、童心をチラつかせるニーガンは、夢想家なリックに、どこか自分と似た感覚を覚えてたんだろうな。。。

 

つまりニーガンからすれば、彼とリックとの戦いは、自分の理想と現実との戦いみたいなものだったのかと。。。

 

元々、パートタイムの中古車セールスマンだけでなく、体育教師の設定でもある彼の根っこには、オールドタイプだけど、しっかりとしたスポーツマン精神が宿ってるんだろうな。

 

感受性の豊かなニーガンが、皮肉な世界に置き去りにされた子供への異常な程の愛情が、ひしひしと伝わってきます。

 

・・子供のいない自分にとって、子供代わりの様に育ててきた愛猫が、長年に及ぶ闘病生活の末にあっさりと死んでしっまって、ここ数日間茫然自失のまま、ブログを放置し続けた事をどうかお許しくださいm(__)m

 

シーズン10第5話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第6話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 秘密の任務

ウィスパラーズへの復讐の準備を始めているキャロル。
ダリルはそんな彼女の行動に敏感に気づき、その後を追う。
建前上は、脱走したニーガンの探索としつつも、ヘンリーを惨殺されたキャロルの憎しみは、募り続けている。。

ココの世話に追われるセディクに代わって、病人の検診をしているダンテ。
そのフレンドリー過ぎる対応に、僅かな戸惑いを覚えるセディク。

単独でアルファの行方を探そうとするキャロルに、不安を覚えるダリル。
彼女は、その謝罪の言葉を口にし、改めてダリルの違わぬ友情を感じるも・・

ベータの集団の捕虜となったニーガンだったが、その相変わらずの毒舌ぶりは止まらず。
ベータはその彼の飄々とした様子に、苛立ちを募らしていく・・

 

通信網の拡大の為、落下した人口衛星の部品をヒルトップの豪邸に取り付けるユージーン。
やがて彼がそのスイッチを入れると、久方ぶりのロジータの声が聴こえてくる。。
戸惑いながらも、他愛もない会話に終始する二人。。

ウィスパラーズの様子を監視するがてら、暇を持て余すキャロルは、コニーとの関係をダリルに問いただす。。
キャロルへの複雑な感情が込み上げるも、コニーとの事については、ダリルはその重い口を開こうとはしない。
やがてダリルが食料を取り出そうとキャロルの鞄に手を入れると、彼女は徐にそれを取り上げ・・

 

ニーガンをアルファの元へ連れてきたベータは、敏感にその彼の脅威を感じ取る。
しかし、アレキサンドリアの内部情報を握る彼を、アルファは殺そうとはせずに。。

 

無線機の不具合を修理したユージーンは、ロジータとの会話を再開しようとするも、彼女は応答せず。。
寂しさが込み上げる中、途方に暮れる彼が、そのダイアルを広範囲に広げると・・

 

境界線を越え、アルファへの復讐を誓うキャロルの言い知れぬ憤りを感じ取り、ダリルは二人だけでウィスパラーズとの決戦をする覚悟を決める。。

ウィスパラーズの適性を試す為、自分達の日常生活をニーガンに背中で伝えるベータ。
射止めた豚を土の中に埋め、保存食を作ろうとするその彼らの重労働の様子。。

闇夜に紛れるダリルとキャロルは、遂にウォーカーの集団に紛れるウィスパラーズを見つけるも・・

 

ユージーンは、無線に応答した新たな生存者との会話に胸を躍らすも、彼女はその出身地がストラスバークである事以外に、多くを語ろうとはしない。。

感染症を患う住人が診療所に押しかけている事態に、戸惑いを覚え始めるセディク。
彼はダンテにその苛立ちをぶつけるも、発熱の続くロジータへの不安も重なって・・

 

アルファに近づこうとする為、ベータへの挑発を止めないニーガン。
やがて彼は、その我慢が限界に達し、自分達が紛れている大量のウォーカーを、ニーガンの元へと差し向ける。。

ウィスパラーズの目を掻い潜る中、彼らの仲間の一人を人質にとるキャロルに、脅威を覚え始めるダリル。
彼女への不信感が広がりつつも、ダリルはそれに付き従う事しか出来ない。。

 

無線機越しの女に、自分の過去を語りだすユージーン。
やがて彼は、その臆病な過去の自分との決別をする為に、不信感を拭えない彼女に向かって、自らの名を先に語る。。
その彼の心意気を感じ取った女は、二人だけの秘密にする事を条件に、互いの素性を明かすユージーンの提案を受け入れる。。。

 

・・ベータに差し向けられた無数のウォーカーを蹴散らし、ニーガンはアルファの元へと歩み出る。。
そして彼は、不遜な態度を保ちつつも、アルファの前に膝をつき忠誠を誓う。。。 


 

 

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 ・・なんだか、初回のバトルモード全開の頃とうって変わって、随分ロマンティックな展開になってきましたw

ダリルとキャロルのいつもの距離感はそのまんまですが、原作ではカップルになる設定のユージーンとロジータが、随分切ない恋愛モードに見えてきたのは自分だけでしょうか?

相変わらずのまどろっこしいユージーン語は健在でも、これまでどこか人に対して斜に構えていたはずの彼が、面と向かってロジータにフラれてからは、随分直球で自分を語れるようになってきました。

そんな彼の大切さに、ロジータは、居なくなって初めて気づく的な・・(^^;

 

彼女を含めたアレキサンドリアでの病人の悪化は、ガンマが川の水に死体を流した効果でしょうが、ウォーカーからの水質汚染だとすれば、コレ、ミショーンやダリル達も含めた、アレキサンドリアの全滅案件なんじゃないでしょうか・・?

まともに考えれば、免疫力が低いはずのジュディスら子供達の安否が気がかりです。。

 

アルファを巡るベータとニーガンの争いも、なんだか歪な三角関係に見えてきましたw

ようやく覚醒した泣く子も黙るニーガンが、このままアルファの手下になるとは到底思えないけど、彼がウィスパラーズに潜入したのは、やっぱり、リディアの為なんでしょうか?

アレキサンドリアでは、あまり二人の関係性を深く掘り下げられてこなかったので、成り行きで彼が自暴自棄になっているとしても、イマイチその動機に感情移入出来ないけど。。

 

すっかりユージーンに注目が集まってくる中で、その無線機越しの相手の正体には妄想が膨らみます。


原作通りだとその相手は、ジョージー率いるコモンウェルスだけど、ここは捻りを加えて、シーズン10から登場予定のジュアニータあたりでも面白そう。

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パオラ・ラサロ演じる彼女は、原作では同じペンシルベニア州出身でも、ピッツバークの“プリンセス”を自称するお転婆娘。

 

まあ、何はともあれ、うっかりキャロルの口車に乗せられ、ウィスパラーズの人質をとる作戦に加担させられてしまったダリルと、保守派のミショーン達との間では、この先少なからず軋轢が生まれるでしょう。

彼女の降板理由の前フリとしてはしょうがないにしても、ジュディスら子供達まで居なくなっちゃうのは、ちょっとさみしいかな。。。

 

シーズン10第7話の感想はコチラ

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『ウォーキングデッド』シーズン10第5話の私的な感想―覚醒するニーガンのその長い一日―(ネタバレあり)

TWD10-05-01

The Walking Dead Season10 Episode5/2019~(アメリカ)
脚本:ローラ・ベルジー
出演:ノーマン・リーダス、ナディア・ヒルカー、ソーラ・バーチ
ジェフリー・ディーン・モーガン他

 『TWD』から卒業した俳優

最近すっかり、愚痴を書く場に落ちぶれてしまった『TWD』の感想ですが、前回のエピソードの監督は、ニーガンによるリック達の最初の犠牲者、エイブラハム事マイケル・カドリッツだったんですねぇ。。

・・どうりで、編集点が粗いというか。。。

 

思い返せば、彼らの死をキッカケに、このドラマは低迷路線をまっしぐらに直走る事になってしまいましたが、その張本人たるショーランナーのキンプルがいない今、エイブラハムを惨殺したニーガンのストーリーを膨らます事を命題に受けた彼は、一体どんな気持ちなんでしょうか?


・・まあ、お茶目で野心家の彼からすれば、そんなエピソードさえも、きっと笑いのネタにするでしょうけど・・・w

 

そう言えば、シーズン7で上手い事行方を暗ませたままのヒースは、結局何処に行っちゃたんでしょうか?

 

彼を演じてたコーリー・ホーキンズは、最早『TWD』から卒業した俳優の中では、一番の出世株。

 

ジャック・バウアーの後釜を引き継いだ『24: レガシー』でしでかした失敗をものともせずに、『キングコング: 髑髏島の巨神』や『ブラック・クランズマン』と言ったハリウッドのブロックバスタームービーにも引っ張りだこな彼は、もしかすると、このドラマに出演していた事自体を、その記憶からもう消し去ろうとしているのかもしれません。。

それでも、彼のちょっとやんちゃ感を醸し出すヒースの演技を、もう一度『TWD』の中で見てみたいな。。

彼が、ちゃっかり上り詰めたその歴史と比べると、シーズン11からレギュラー格として出戻ってくるマギーじゃ、もうちょっと役不足。。

この際、コーリーが主役級で出演するマイケル・ベイの超大作アクション映画『6アンダーグラウンド』にでも、手を出してみようかな。。。

この潤沢な予算で年末商戦に打って出るNetflixのオリジナル作品の方が、同じストレス発散目的の娯楽なら、体にも良さそうw

因みに『ボヘミアン・ラプソディ』でロジャー・テイラー役を務めたベン・ハーディや、『デッドプール』シリーズで注目を集めるライアン・レイノルズとの共演なので、皆さんも是非ご期待下さい!

 

・・あれ・・・?

 

このブログは、何の感想を書くんでしたっけ・・・? 

 

シーズン10第4話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第5話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 変わらぬ姿、変わりゆく心

耳鳴りの収まらぬ中、深い森で猪狩りをしているケリーの様子。
彼女は、その視力さえもが霞む中でもようやく獲物を捕らえるが、集まってくるウォーカーの群れにそれを横取りされてしまう。。
ふと襲われる絶望感に耐え切れず、駆け出していくケリー。
やがて転倒し、意識が朦朧とする彼女の背後に、ゆっくりとウォーカーが近づいてくる・・・

 

長年の拘束生活から逃げ出したニーガンが小川で水を飲んでいると、一人の男が彼の背後から近づいている。
アレキサンドリアからやってきた若い追手の彼は、ニーガンに不敵な笑みを浮かべ・・

 

大木が倒れ防壁が損傷したヒルトップでは、ユミコが得意のリーダーシップを発揮。
忍び寄るウィスパラーズの脅威に怯えるアルデンや鍛冶屋のアルを宥め、ユージーンの計画の元、彼女はその街の復興作業に精を出している。
やがてマグナの当直中に、倉庫から盗まれた物資の事をユミコが彼女に申し伝えると、そのあからさまに真摯な態度を貫くユミコの姿に、彼女は蟠りを広げてゆく。。

ヒルトップの支援にやってくるダリルとセディク。
妙に覇気の感じられないエゼキエルは、キャロルの近状を伝えようとするダリルの配慮にも興味を示さずに・・

 

ニーガンの監視役だったブランドンは、偽善的に語られるリックへの皮肉を、あからさまに彼に零し始める。。
その真偽のあやふやな情報を口にする彼の言葉に、ニーガンは薄っすらと苛立ちを覚えるも・・・
やがてバックから徐に、ニーガンの愛用していたレザージャケットとバットを取り出すブランドン。
ニーガンの瞳に、過去の因果が仄かに蘇ってゆく・・・

 

逃亡したニーガンの行方を探すアーロンは、森の中でガンマに遭遇。
そのウォーカーの死体から内臓を引き釣り出し、汚染させながら川の水を塞き止める彼女を、アーロンは密かに尾行を始める。

 

スクールバスに閉じ込めらた親子の叫び声を聴きつけ、駆けつけるニーガン。
その手に持つナイフは直ぐに壊れるも、彼は持ち前の残虐性で、次々とウォーカーを親子から引き離してゆく。

 

帰りの遅いケリーの捜索に向かっていたダリルは、同行するコニーを勇気づける為に、メリルとの思い出話を語りだす。
しかしその途中で、二人に合流するマグナは、何時になく不安な表情を浮かべ・・

 

セディクに、甲状腺がんに侵されている事を告白するエゼキエル。
彼は、改めてその病魔に立ち向かう事を決意するも、その不安の色は隠し切れない。。

 

救出した親子のそれまでのエピソードに、しっかりと耳を傾けているニーガン。
しかし、その母へ悪意の目を向けているブランドンを察知し、ニーガンが皮肉たっぷりに彼への嫌悪感を露わにすると・・

 

アレキサンドリアにじわじわとウォーカーを送り込むアルファの作戦に、意見するウィスパラーズの男。
彼女は民主主義に乗っ取り、その判断を仲間に託すも、アルファの狂気に怯える彼らは、その仲間をあっさりと見捨てる。。
やがてゆっくりと殺されていく男を横目に、ガンマはアルファへの忠誠心を胸に誓う。

 

マイロと呼ばれる少年の息子に近づいていくニーガン。
物憂げに飛行機の玩具で遊んでいる彼に、ニーガンは絶妙な少年心を覗かせ、その顔の曇った顔を笑顔に変えるも・・

 

アルファの取り仕切る独裁政治に改めて恐怖心を植え付けられたガンマは、その焦りからくる苛立ちの中、自分の手に持ったナイフで、掌を誤って切ってしまう。
その様子を見かけたアーロンは彼女に包帯を差し出すも、ガンマは無言のまま逃げ去ろうとし・・

 

ようやくケリーを見つけ出したダリル達は、その救命処置の為、マグナ達がヒルトップから密かに盗み出していた、物資を詰め込んだトラックへと向かう。
その憤りを覚えるダリルだったが、コニーに促されるままに、彼女達の仲間意識に理解を示そうとする。

 

ニーガンが薪を持ってマイロ達の元へ戻ってくると、そこには彼らの変わり果てた姿が・・
不敵な笑みを浮かべ親子を殺害したブランドンに激昂したニーガンは、その彼が引きづり込もうとする闇を振り払うかのように、ブランドンを岩で撲殺。

・・やがてその瞳には、暴君だった頃の狂気がしっかりと滲んでいく・・・

 

アレキサンドリアに残るダンテと、無線で報告を取り合っているセディク。
彼は余命の迫ったエゼキエルに、キャロルとの会話を試みさせようとするも、エゼキエルは寸前の処でその電源を自ら切ってしまう。。

ユミコとの確執が深まっていくマグナは、遂にその本音を語りだす。。
やがて猜疑心を抑えるのに必死な様子のユミコに、過去に実際に犯罪に手を染めた経歴を打ち明けると、彼女は徐に声を荒げ・・・

 

アルファに掌の傷の件を報告するガンマ。
すると彼女は、アーロンに近づいて、アレキサンドリアの内情を探るスパイになる事をガンマに示唆する。。

 

・・久しぶりのライダースジャケットに身を包み、愛用のバットでウォーカーを血祭りに上げていくニーガン。
やがて何者かに突然引き倒されたニーガンが、不敵な笑みを浮かべ見上げると、そこには冷たい視線を投げかけるベータの姿が・・・ 


 

 

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 ・・ようやく、ニーガンがウィスパラーズと出逢ってくれました♪

でも原作と違って、彼が出会うのはアルファじゃなくて、まさかのベータ・・!?

この『TWD』史上、1,2を争う武闘派なダークヒーロー同士の頂上決戦には、否が応でも、テンションが上がってきます!

ニーガン、ガンマ、マグナと、新しい組み合わせで視点を絞ってくれた事も功を奏したのか、これまでのシーズン10のエピソードの中では、一番見やすく感じました。

いきなり前回からいがみ合い始めたユミコとマグナのエピソードは、一見蛇足っぽくも見えちゃうけど、要は、輪に溶け込める人間と臆病者の違いと言えるでしょう。

これまでマグナの台詞や見せ場が極端に少なかったのも、この関係性を示唆する為の伏線だったと思えば、少しは納得できそう。

でも・・

スピンオフシリーズの『FTWD』に登場するストランドと若干カブる、逃避癖と盗み癖の治らない厭世主義な設定は、バイセクシュアルへの偏見にも受け取れて、ちょっとだけ寂しく感じます。。

 

ようやくセディクのトラウマエピソードから解放されたと思ったら、今度はエゼキエルのがんが発覚って・・・

病巣に囲まれるのが医者の定めと言えど、なんだかセディク自身が死神の様に見えてきちゃいます。(まー、カールを死に至らしめた張本人なのでw)

 

アーロンとマグナ、ニーガンとベータの出逢いを経て、いよいよウィスパラーズとの本格的な決戦の日が近づいてきた様にも感じられますが、やっぱりニーガンを元の狂気に戻すのはお約束♪

たっぷり時間をかけて、いよいよニーガンが覚醒するその長い一日の様子をじっくりと見せてくれたのも、古くからのファンに向けての手厚い演出。

彼がこのまま、リックの後釜を兼任する正義感丸出しのリーダーになっちゃうよりは、アポカリプスな世界で人の業を背負うモンスターとして奮闘してくれる方が、そのドラマ性の奥行にも期待が持てます。

 

平和になった時代で、ぬくぬくと無神経さを増す第二世代の生き残りブランドンも、中々いい味が出てました。

この手の臆病でKYキャラの青年は、現実世界でも渋谷にうじゃうじゃ氾濫してるしw

 

それでも、あまりに子供好き過ぎるニーガンが、ちょっぴりペドフィリアにも見えてきてしまったのは、自分だけでしょうか・・・?

 

前回のエピソードから、キュートなジュールズと激ヤセルークとの、幸せなカップル模様にも結構期待してたので、コニーが手話でダリルに“家族”である事を伝える描写なんかは、久しぶりにほっこりさせてもらいました。

 

・・それにしても、ミショーンキャロルが一切出てこないだけで、いきなり面白く見えてきてしまうのは、やっぱり更年期を拗らせ、中年女性のいがみあいに辟易していた男目線ならではの、自分の偏った気分が一番の原因だったのかも。。。

 

シーズン10第6話の感想はコチラ

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『ウォーキングデッド』シーズン10第4話の私的な感想―ニーガンの正義―(ネタバレあり)

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The Walking Dead Season10 Episode4/2019~(アメリカ)
脚本:ジェラルディン・イノア
出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、
キャサディ・マクリンシー、ジェフリー・ディーン・モーガン、他

 新しいアポカリプスドラマ

・・先日『TWD』の最新シーズンを、酔った勢いで激しく勧めてしまった生粋の映画屋の先輩に、

クソつまんねぇ。。

と、直球のお叱りのコトバを頂きました。。。

・・・ええ、もう、ごもっとも過ぎて、穴があったら入りこんで二度と出てきたくないくらい。。。

 

これ以上つまんなくなると、自分にとってはもう、営業妨害なんだよね!

 

という、コミュ障ぎみの自分のセンスの無さを全く棚に上げた屁理屈で、かなり身勝手なクレームをつけながも、ショーランナーのアンジェラ・カンの癖に、ちょっと戸惑ってます。。

 

・・これもう視聴ターゲットを、妙なサスペンス色を求める自分と同じ世代の主婦層に、だいぶ絞り込んできてるよね。。

青臭い友情とか希望なんかを、仮想現実の世界にしか求められない病んだジジイども&若年層は、完全に置いてきぼりにされてるよね。。。

 

なんてさみしく感じながら、オバサン達のよくわからん縄張り争いを見せ続ける演出に、すっかり興ざめしちゃってます。

 

・・どうにか、面白い展開にならないかな。。

もう諦めて、来年の春から始まるティーンエイジャーが主人公のスピンオフシリーズが始まる迄、『TWD』見るの止めちゃおうかな。。

それまで、ゲースロでお馴染みHBO制作の『チェルノブイリ』でも見てみようかな。。

それとも、『全裸監督』と『13の理由』の新シーズンが始まる迄、いっそNetflixから浮気して、VOD市場に新たに参入するAppleTVで11月から始まる新しいアポカリプスドラマSEE 暗闇の世界』にチャレンジしちゃおうかな。。

www.excite.co.jp


因みにこのドラマの主人公は、またまたゲースロでお馴染みのカール・ドラゴ事ジェイソン・モモアです!

 

・・と、まあ、肝心の『TWD』本編にどうしても期待が持てず、とにかくテンションが駄々下がりのまま、相変わらず現実逃避を続けている今日この頃です。。

 

シーズン10第3話の感想はコチラ


以下、『ウォーキングデッド』シーズン10第4話のネタバレを含んだ上での感想です。

まだご覧になってない方はご注意下さい。

 

 

 

 

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 孤独との戦い

ミショーンとジュディスが食卓を囲む風景。
ダリルはそれを横目に、塞ぎ込むキャロルの元へと食事を届けている。。

寝静まる夜更けに、身体を重ね合わせているマグナとユミコ。
それと対照的に寝つきの悪い様子のエゼキエルは、孤独感を募らせていく。
やがて彼が窓外に物音を感じ部屋を飛び出すと、倒木が防壁を突き破る姿が・・
下敷きになった人々を、ジェリーが必死に救出している様子を目の当たりにすると、エゼキエルはキングダムの思い出が蘇り、足が竦んでしまう。。。

 

ジュディスを連れ、ヒルトップに向かっていたミショーンは、その道中で、森の中へ彷徨い入っていくエゼキエルの姿を見つける。
言い知れぬ不安が過り、その後を追うミショーン。
すると彼は顔面蒼白のまま、丘の上の淵に佇んでいる。
死に場所を探し求めていたエゼキエルに、救いの手を差し伸べるミショーン。
すると彼は徐に抱きしめ、ミショーンの唇にキスをする。。

 

アレキサンドリアで孤立を深めるリディアは、寂しさを紛らわす様にニーガンの元へ。
彼はリディアを優しく励ますも、その身の危険を案じたダリルは、二人を引き離してしまう。。。

 

絶望に打ちひしがれているエゼキエルに、過去の自分を重ね合わせるミショーン。
彼女は、そこから立ち直った先にも、更に待ち受ける孤独な試練の数々に涙を浮かべるも、その彼女の心境に共鳴したエゼキエルは、彼女を優しく慰める。。

朝方迄、倒木に挟まれている住民達の救出作業に追われているヒルトップの面々。
やがて、物音に集まるウォーカーの呻き声が聴こえると、ユミコやルーク達は門外でそれを食い止めようとする。

 

アレキサンドリアの食堂では、開き直ったリディアが皆の前で兎を捌いている。
その飛び散る血しぶきに、ハイウェイマンからの合流組が不信感を募らせていると、彼女は母の仕草を真似て、自分の唇に指を押し当てる。。

その不器用な彼女の行動に親近感を覚え、過度に住民を刺激しない様に促すダリルだったが、自らの闘争を誓ったリディアの固い決意の前に、その声は届かず。。。
・・やがて夜更けになり、リディアの元へ復讐にやってくるハイウェイマンの残党組。
彼らはリディアを街から追放しようとするが、リディアも彼らと同じ様に愛するヘンリーを失った苦しみを告げる。
しかし、それでも怒りの治まらない女の一人マーゴは、仲間にリディアを凌辱する様に告げる。
するとその寸前の処で彼女を押し退け、ニーガンがリディアを救出。
怯え切った様子の彼女を救い出す事に成功するも、彼はその際にマーゴを殺してしまった事に気づいてしまう。。。

リディアに怯えるセディクに代わり、ダンテが彼女の治療をしていると、その診療所にダリルがやってくる。
死んだ父親の影をニーガンに重ね合わせる彼女は、きっぱりとニーガンの善意をダリルに主張。
彼は複雑な感情に晒されながらも、その一部始終をキャロルに打ち明ける。

 

大勢のウォーカー退治に追われているマグナ達。
やがて劣勢に立たされている事を察知したユミコは撤退を示唆するが、マグナは懸命にウォーカーに立ち向かって行こうとする。。

遂に門が破られ、ヒルトップに押し入ってくるウォーカーの軍勢。
そこへ、ミショーン、ユージーン、ジュディスを従えたエゼキエルがようやく街に戻り、彼らは必死の戦闘の末、それを撃退する事に成功。

 

・・ヒルトップにいるミショーンに、無線でニーガンの顛末を報告しているダリル。
殺人を犯したニーガンの処遇を検討している事を彼が告げると、ミショーンはその評議会での議決権をダリルに託す。。

ニーガンの正義を鑑みるも、頑なに制裁を科す事を主張するアーロンに対し、セディクは、ウィスパラーズからの脅威に対抗する事を優先するべきと声を荒げる。
ミショーンから託された議決権でダリルが彼の無罪を主張すると、ゲイブリエルは判決の延期を宣言するも・・

 

度重なるそれぞれの街の災難に不信感を強めたミショーンは、無線で連絡の入ったオーシャンサイドに向かい、事の真相を確かめる事を提案。
そこに、ジュールズへの想いを募らすルーク、恩義を感じるダイアン等も加わるが、ロジータとの距離を保ちたいユージーンは、一人、ヒルトップに留まる事を決める。。

 

一夜が明け、閉じ込めておいたニーガンの元にエゼキエルが向かうと・・

もぬけの殻となった檻を前に、動揺が隠し切れないエゼキエルとアーロン。
そんな二人を尻目に、自分が脱走させた事を告げるリディアは、自ら牢屋へと入ってゆくが・・

彼女の潔白を確信しているダリルは、リディアの元へと向かう。
しかし彼女は、自責の念に晒されながらも、住民と打ち解けようとした事を語り始め・・
そして、アルファからの教え通りに、脅威に怯える人間達が作り出す心の闇に触れた事も告げた彼女は、その絶望から、檻の扉を開けるダリルにも近づこうとはせずに・・・

 

リディアの家の扉に落書きされた文字を消しているダリル。
Silence the Whisperers”という不気味なその文字は、セディクの診療所を始めとした、街の至る処に描かれている・・・


 

 

TWD10-04-03

 ・・ん・・?

アタマの中で補完しなきゃいけない事が多過ぎて、ちょっとストーリーの流れがよく分からなくなっちゃいました。。。

 

まとめると、、

Day①深夜・・ヒルトップで倒木による人身事故が発生
Day②午前・・ミショーン達がヒルトップに向かう/リディアいじめ発生
Day②午後・・エゼキエルがミショーンと合流しヒルトップ救援活動
Day②深夜・・リディアレイプ未遂事件/ダリル・ミショーン会談
Day③午前・・ニーガン脱走

と、こんな感じでしょうか。。。

インサート画像まで入れまくって説明ばかりしてきたのに、ヒルトップとアレキサンドリアの時間軸が微妙にズレていて、ちょっと混乱してしまいます。

 

・・そもそも、、

ミショーンが偶然見つける迄、エゼキエルは一晩中何してたの?

とか、

深夜ニーガンがリディアを助けた後に、何でヒルトップの時間が昼に戻ってるの?

とか。。

 

悪意には善意で答えろ

なんて、リディアの孤独との戦いに中々的確なアドバイスをくれるニーガンや、怯える人心の的を得たアルファの言葉を蘇らせる彼女の様子等、折角リアルに考えさせられる人物描写があるのに、日替わりや台本構成が急に雑になった様に感じて、イマイチ盛り上がりに欠けてしまいました。。

 

更に、、、

冒頭でサービスカットの様なレズシーンを見せつけたのに、いきなり仲違いをするマグナとユミコは、あまりに突然過ぎませんか?

これまで、新参グループのイニシアチブをとってきたのはどう見てもユミコなので、ここにきて始める痴話げんかは、どちらかの死亡フラグにしか見えてきません。

 

唐突にミショーンと心の距離を縮めてくるエゼキエル達も、それに同じですが、毎回セディクのトラウマばかり見せてくる割には、キャラクターの心情変化を描くバランスがあまりに悪過ぎませんか?

とってつけた様に、今更すっかりアレキサンドリアに馴染んでいるローラの無実を訴えるアーロンにも、ちょっとげっそりしちゃいましたが、ニーガンを脱走させた犯人は、もうここまでくると、間違いなくスパイ容疑のかかったセディクの仕業でしょうw

 

ダリルの台詞通り、初めて二人だけの対談を果たした、彼とニーガンが語る正義の追求だけが、やけに印象的に残るちょっぴりせつないエピソードでした。

シーズン10第5話の感想はコチラ

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