マリブのブログ

ニ匹ののら猫と一緒に随時三匹の飼い主を募集中の元帰国子女。。オススメの映画やドラマの感想を徒然に紹介しています。

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雨が印象的

映画『言の葉の庭』の私的な感想―雨の日に訪れる優しい時間―

The Garden of Words/2013(日本)/46分 /万葉集から生まれた日本の伝統文化 /雨の音や水の色、おまけに緑のグラデーションまですこぶる丁寧な画力に圧倒される。 日本のアニメもここまでくるともう、立派な芸術の一つと認めざるを得ない。 アラフォー世…

映画『恋の罪』の私的な感想―東電OL殺人事件に捧ぐ雨の鎮魂歌―

Guilty of Romance/2011(日本)/144分 /渋谷の魔力 /やけに雨が印象的に残る映画だ。 まるで見えない人の何かを洗い流すかのように・・ 四半世紀近く経ってしまったが、この映画のベースとなった未解決事件は、ちょっと忘れられない。。 東電OL殺人事件…

映画『迫り来る嵐』の私的な感想―香港返還の裏を描いたアジアン・ノワール―

暴雪将至/THE LOOMING STORM/2018(中国)/119分 /現実と妄想が交差するノワール /重苦しいテーマの映画は随分見てきたつもりだが、今回のは結構堪える。 腹の底に染み入ってくるかのようなその冷たさは、社会主義国家の底辺で蠢く人達の地鳴りの様な叫…

映画『アイデンティティー』の私的な感想―振り止まない雨の日の夜の出来事―

Identity/2003(アメリカ) /多彩な俳優陣が集結したクローズドサークルミステリー 雨の日の夜に見るサスペンスと言えば、まず初めに思い浮かぶのがこの作品。 閉じ込められたモーテルで一晩中止まない激しい雨がとても印象的です。 叙述トリックが散りば…

映画『勝手にふるえてろ』の私的な感想―綿矢りさと松岡茉優が起こした化学反応―(ネタバレあり)

勝手にふるえてろ/2017(日本) /原作者の綿矢りさの作品群は自分の中で思い出でもあり羅針盤。 この作品は、そんな彼女の筆致がはっきりと伝わってくる恋愛映画です。 昔風に言えば、、 ちょっとニッチでキッチュな非リア充系女子の断片を垣間見せ、広が…

映画『四月物語』の私的な感想―春に見たい、学生時代の風景―

四月物語/1998(日本) /・・とりあえず春先は、コレを観ておくとなんだか心が少し温かくなります。 この作品には日本人が感じる「春」がすべて詰まっている気がするんですが。 久しぶりに見返して見たら、無駄に大物俳優がゲスト出演しているのにもちょっ…

映画『殺人の追憶』の私的な感想―歴史的未解決事件を基にしたサスペンス―

살인의 추억/2003(韓国) /実在した事件をモチーフにした映画の中で、こんなにも不条理な映画は珍しい気がします。 大量殺人鬼を題材にした映画では、ジャック・ザ・リッパーの半生を描いた『フロム・ヘル』等が有名ですが、東洋近代史の中で未解決のまま…

映画『アポカリプト』の私的な感想―壮大な歴史サバイバルゲーム―

Apocalypto/2006(アメリカ) /・・ちょっとロマンを感じませんか? そんな「神秘的な謎に包まれたマヤ文明の様子を実際に見てみたい!」という方にピッタリな作品がこの映画。 しかしこの作品はオススメというよりはちょっと他に類を見ないタイプの映画と…

映画『花様年華』の私的な感想―圧倒的な色彩美―

花样年华(かようねんか)/2000(香港) /この映画はもう美しすぎるとしか言い様がありません。 古い時代の上海を連想させる建物、食堂に燻る紫煙の煙、梅林茂の情緒的な「夢二」のテーマソング、レトロでモダンなマギー・チャンのチャイナドレス。 そんな…

映画『閉ざされた森』の私的な感想―トリッキーな口癖の男の正体―

Basic/2003(アメリカ) / 「ラスト5分の衝撃」に向かって全ての謎が繋がっていく・・もう10回以上は観たでしょうか、この作品は。。 最初、サスペンスなのかスリラーなのかよくわからず見てしまったんですが、正直かなりアタマが痛くなりました。。 見返…

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