マリブのブログ

ニ匹ののら猫と一緒に随時三匹の飼い主を募集中の元帰国子女。。オススメの映画やドラマの感想を徒然に紹介しています。

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スリラー

映画『ホールド・ザ・ダーク』の私的な感想―子殺しに魅せられた本当のアラスカ―

Hold the Dark/2018(アメリカ)/125分 /エッジのききまくった厭世観 /ちょっとしたミステリー?スリラー映画?な感覚で自分の様に手を出してしまうと、激しく後悔する事になるだろう。 125分の長尺と物語の全体を覆う暗いムードだけでも落ち込んでいる…

映画『ベルリン・シンドローム』の私的な感想―崩壊した壁に囚われ続ける男―

Berlin Syndrome/2017(オーストラリア) / 絶叫クウィーン・テリーサ・パーマーの新境地 /監禁モノの映画にしては何だかあまりに切なすぎてちょっと泣けてきます。 『ウォーム・ボディーズ』からのゾンビにも愛される可愛らしさからか、テリーサ・パーマ…

映画『ノクターナル・アニマルズ』の私的な感想―捨てられた男の真意―(ネタバレあり)

Nocturnal Animals/2016(アメリカ) / 映像トリックに隠された真実 /ちょっと胸が苦しくなる映画です。 観た方の感想が真っ二つに分かれるこのミステリーは、デザイナー上がりのトム・フォードらしく作中の随所にアーティスティックな画が散りばめられて…

映画『ロスト・バケーション』の私的な感想―復活した現代版『ジョーズ』―

The Shallows/2016(アメリカ) / 絶景の海とサメの恐怖とのコントラスト 夏×海×映画と言えば定番なのがサメ。 その中でもこの映画は『ジョーズ』からの恐怖と『オープンウォーター』からの孤独感をしっかり継承し、随分丁寧に練り上げられたシチュエーシ…

映画『エル ELLE』の私的な感想―空っぽの女の美しさ―

Elle/2016(フランス、ベルギー、ドイツ) /ポール・バーホーベンの最高傑作である事は間違いない作品です。 『氷の微笑』 や『ショーガール』のようなもの凄く劣悪なエロティック映画を撮ってしまうわりには、『ロボコップ』や『トータル・リコール』等、…

映画『トンネル 闇に鎖された男』の私的な感想―韓国社会を皮肉る悲劇―

Tunnel/2016(韓国) /韓国映画らしい人間味に溢れたスリラー映画です。 閉じ込められる系のシチュエーションスリラーは、棺桶に閉じ込められた男のスペイン映画『リミット』(2010)や、実際に起きたチリの鉱山落盤事故を描いた『チリ33人 希望の軌跡』(…

映画『女神の見えざる手』の私的な感想―ロビイストの孤独と正義―

Miss Sloane/2016(アメリカ/フランス) /物語の最後で作品の印象が全く異なっていく珍しい映画です。 古典的なアメリカンサクセスストーリーと、叙情悲劇。 作品は終盤になるまでシニカルでウィットに富んだ会話劇の応酬なので、英語になれていない方は…

映画『ラストワールド』の私的な感想―世紀末を題材にした異色のSFスリラー―

THE PHILOSOPHERS/AFTER THE DARK/2013(アメリカ/インドネシア) /奇妙な邦題。何故か引き込まれるソフィー・ロウの魅力 綿菓子を掴むような、どこかふんわり朦朧としてしまう映画でした。 SF映画のつもりで見ると、きっと苛立ちが募ってしまうでしょう…

映画『フローズン』の私的な感想―閉ざされた雪山での本当の恐怖―

FROZEN/2010(アメリカ) /この作品は自分にとって又と無いうってつけの状況で観賞出来た、オススメというよりスリルを楽しむサバイバルワンシチュエーションスリラー映画です。 ストーリーは至って単純で、雪山に遊びに来たカップルとその友人が、係員の…

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