マリブのブログ

オススメの映画やドラマの感想を徒然に。。

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映画『モンスターズ/地球外生命体』の私的な感想―SF世界の舞台裏で彷徨う人々の情動―

Monsters/2010(イギリス) /エイリアンの襲来後の世界を舞台にしたこの作品の根幹は完全なロードムービー。 ふたりの男女が汚染地帯と化したメキシコからアメリカの国境を越えるまでを描いていますが、邦題の地球外生命体は殆どはっきりと現れてきません。…

映画『ロスト・バケーション』の私的な感想―秘境のビーチに響く絶叫―

The Shallows/2016(アメリカ) / 絶景の海とサメの恐怖とのコントラスト 夏×海×映画と言えば定番なのがサメ。 その中でもこの映画は『ジョーズ』からの恐怖と『オープンウォーター』からの孤独感をしっかり継承し、随分丁寧に練り上げられたシチュエーシ…

映画『青いパパイヤの香り』の私的な感想―ベトナム映画に観る釈迦の悟り―(ネタバレあり)

L'odeur de la papaye verte/1993(ベトナム/フランス) / アジア料理が好きになったきっかけの映画かもしれません。 使用人としてベトナムの裕福な音楽一家の下で働き始める無口なムイの手料理。 劇中では随分この料理をする描写が多いですが、それに比…

ABCテレビ『幸色のワンルーム』放送中止を受けて―瑕を持つ人たちをどうか、見捨てないでほしい―

放送を自粛したテレ朝の忖度 /『万引き家族』の上映でようやく世間が目を向け始めた時勢のうねりが再び世論の声に揉み消されてしまった。 上辺を取り繕う社会の裏で歪んでいく人間関係の実態に、自分たちはいつまで目をそらし続けるのだろうか? 幼稚化が進…

映画『ザ・フォッグ』の私的な感想―100年前の亡霊伝説を描くクラシックホラー―

The Fog/1980(アメリカ) / 見えない恐怖を最大限に生かしたカーペンターが放つもう一つの名作ホラー 前回の、最恐ゾンビ&オカルトホラー映画10選には入れていませんでしたが、 「『ザ・フォッグ』を名作ホラーに入れないなんてありえない!」 と言う厳…

暑い夏の夜をヒンヤリ涼しく・・絶望感が広がるSFホラー映画10選

前回からの引き続きホラー映画特集の第二弾です。 どうもコミカルになりやすいSFホラーは、ゾンビものやオカルトものに比べあまり見ませんが、それでも少し寝苦しい夜に見るにはピッタリ。 多少の駄作で寝落ちしてもあまり後悔はしませんw 今回はその中で…

映画『深呼吸の必要』の私的な感想―沖縄愛が詰まった究極のヒーリング―

深呼吸の必要/2004(日本) /究極の癒し、沖縄の精神 夏が近づくと思い出す映画です。 篠原哲雄監督の沖縄愛がたっぷり詰め込まれているこの作品は、自分にとって究極のヒーリング映画。 疲れた時に、ただ、何も考えずに感じるだけの作品です。

映画『15時17分、パリ行き』の私的な感想―実在の人間で実際の事件を再現した究極のリアリティー―(ネタバレあり)

THE 15:17 TO PARIS/2017(アメリカ) /イーストウッドの更なる試み 斬新な試みの中にもどこか懐かしさを感じさせる作品でした。 誇張された演出もなく殆どドキュメントの様に、2015年にフランスで実際に起きたタリス銃乱射事件の舞台裏を、あろうことか、…

映画『デトロイト』の私的な感想―アメリカの深い闇、真実を追う記録映画―

Detroit/2017(アメリカ) 『タイタニック』や『アバター』等で知られる巨匠・ジェームス・キャメロンの前妻にして、80年代にはGAPの広告塔まで務めた高身長のアメリカを代表する女流監督と言えばこの作品を手掛けたキャスリン・ビグロー。 余りにエネルギ…

映画『プライベート・ライアン』の私的な感想―極限状態から見出す本当の愛国心―

Saving Private Ryan/1998(アメリカ) ・・この時期になると、毎年この映画の事を思い出します。 王道中の王道戦争映画ですが、一度は誰もが見るべき戦争の現実。 アメリカエンターテインメント・ウィークリー誌が、史上最も愛国的なアメリカ映画ベスト1…

日本サッカー史上初のベスト8を夢見た2週間。ロシアW杯で日本代表に足りなかったもの

・・様々な思いが駆け巡ったこの2週間。。 絶対攻略不可能と思われた強豪コロンビアに競り勝ち、圧倒的な身体能力を誇るセネガルと引き分け、ポーランドの忖度のおかげでぎりぎりグループリーグ突破を果たした日本代表でしたが、レッドデビル・ベルギーの迫…

映画『レッド・スパロー』の私的な感想―艶やかなジェニファー・ローレンスの才能―

Red Sparrow/2018(アメリカ) / ジェニファー・ローレンスの究極の俳優魂 ジェニファー・ローレンスってこんなに潔い芝居をする女優に成長してたんですね。 快活そうに見えてどこか幼気な雰囲気が魅力的だった彼女が、大人の女優として開花したその俳優魂…

映画『悪い女』の私的な感想―女たちが辿り着いた友情の先にあるもの―

파란 대문/1998(韓国) /奇才キム・ギドク監督が後にヒットさせた『悪い男』と相対的にこの邦題がつけられた映画の本当の原題は『青い門』 確かに劇中でも印象的にこの門は写されていますが、相乗効果を狙った配給会社の思惑を差し引いても、中々にセンス…

寝苦しい夜に背筋を凍らす本当にコワイ最恐ゾンビ&オカルトホラー映画10選

『ウォーキング・デッド』以降、ホラー映画人口は日本でも飛躍的に増えているようですが、最近のホラー映画では一昔前の心理的な恐怖を感じる作品は少なくなっている気がしています。 年齢のせいかもしれませんが、同じアラフォー世代にとっての忘れられない…

映画『DISTANCE』の私的な感想―社会の歪みを見詰めた是枝監督の原点―

DISTANCE/2001(日本) /私的にはこの映画が一番是枝監督らしい作品な気がします。 ドキュメンタリー出身の彼が日本の社会問題に初めて疑問を抱いたのは、実は地下鉄サリン事件。 平成の犯罪史上類を見ないあの事件の事は未だに記憶に新しいですが、この映…

映画『アイデンティティー』の私的な感想―振り止まない雨の日の夜の出来事―

Identity/2003(アメリカ) /多彩な俳優陣が集結したクローズドサークルミステリー 雨の日の夜に見るサスペンスと言えば、まず初めに思い浮かぶのがこの作品。 閉じ込められたモーテルで一晩中止まない激しい雨がとても印象的です。 叙述トリックが散りば…

映画『3度目の殺人』の私的な感想―是枝監督が暴くもう一つの衝撃作―(ネタバレあり)

The Third Murder/2017(日本) /余韻を咀嚼する珠玉のサスペンス 白昼夢を見ている様な感覚に陥る映画です。 『万引き家族』で行政の歪を描いた是枝監督がこの作品で暴いたのは司法の闇。

映画『スリービルボード』の私的な感想―アメリカの縮図と免罪符―(ネタバレあり)

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri/2017(アメリカ)/ 絵に描いたような典型的なアメリカ映画です。 第90回アカデミー賞で6部門で7つにノミネートされ、主演のフランシス・マクドーマンドと助演のサム・ロックウェルがそれぞれ最優秀賞を受賞した…

映画『勝手にふるえてろ』の私的な感想―松岡茉優+綿矢りさが起こした化学反応―(ネタバレあり)

勝手にふるえてろ/2017(日本) /原作者の綿矢りさの作品群は自分の中で思い出でもあり羅針盤。 この作品は、そんな彼女の筆致がはっきりと伝わってくる恋愛映画です。 昔風に言えば、、 ちょっとニッチでキッチュな非リア充系女子の断片を垣間見せ、広が…

映画『ビューティフル・デイ』の私的な感想―ダークサイドを彷徨う男の結末―

You Were Never Really Here/2018(イギリス・フランス・アメリカ) /・・腹を据えて観ないとちょっとシンドイ映画かもしれません。。 90分という割り合い短い映画でしたが、どうも3時間くらいの体感速度を感じてしまうのは、劇中永遠に続きそうな孤独感。…

映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の私的な感想―グラムロックに彩られたLGBTの人生譚―

Hedwig and the Angry Inch/2001(アメリカ) /痛々しく、そして優しい作品です。 オフ・ブロードウェイでスマッシュヒットを飛ばしたミュージカルを映画化したこの作品は、自身もゲイである事を公言しているジョン・キャメロン・ミッチェルが監督、脚本更…

映画『万引き家族』の私的な感想―報道ではわからないワーキングプアの実態、犯罪で繋がる絆―

Shoplifters/2018(日本) /圧倒的にひりついた痛みを感じる作品です。 “平成”の隙間に取り残された闇と“昭和”の温もりとの狭間で、現代社会に埋没している家族の一片を覗き込んでいるような感覚。 「是枝組」というアットホームな家族が紡ぎ出した明確な…

Netflixドラマ『13の理由』シーズン2第13話の私的な感想―ハンナとの別れ―(ネタバレあり)

13 Reasons Why Season2 Episode13/2018~(アメリカ) /製作総指揮:セレーナ・ゴメス /出演:キャサリン・ラングフォード、ディラン・ミネット、ジャスティン・プレンティス、アリーシャ・ボー、デレク・ルーク、ケイト・ウォルシュ他 /ハンナとの別れ

Netflixドラマ『13の理由』シーズン2第12話の私的な感想―ジャスティンの友情―(ネタバレあり)

13 Reasons Why Season2 Episode12/2018~(アメリカ) /製作総指揮:セレーナ・ゴメス /出演:キャサリン・ラングフォード、ディラン・ミネット、ジャスティン・プレンティス、アリーシャ・ボー、デレク・ルーク、ケイト・ウォルシュ他 /写真が入った箱

Netflixドラマ『13の理由』シーズン2第11話の私的な感想―ブライス達の願望―(ネタバレあり)

13 Reasons Why Season2 Episode11/2018~(アメリカ) /製作総指揮:セレーナ・ゴメス /出演:キャサリン・ラングフォード、ディラン・ミネット、ジャスティン・プレンティス、アリーシャ・ボー、デレク・ルーク、ケイト・ウォルシュ他 /ブライスとクロ…

Netflixドラマ『13の理由』シーズン2第10話の私的な感想―トニーの過去―(ネタバレあり)

13 Reasons Why Season2 Episode10/2018~(アメリカ) /製作総指揮:セレーナ・ゴメス /出演:キャサリン・ラングフォード、ディラン・ミネット、ジャスティン・プレンティス、アリーシャ・ボー、デレク・ルーク、ケイト・ウォルシュ他 /ほら笑えよ

Netflixドラマ『13の理由』シーズン2第9話の私的な感想―ポーターの過ち―(ネタバレあり)

13 Reasons Why Season2 Episode9/2018~(アメリカ) /製作総指揮:セレーナ・ゴメス /出演:キャサリン・ラングフォード、ディラン・ミネット、ジャスティン・プレンティス、アリーシャ・ボー、デレク・ルーク、ケイト・ウォルシュ他 /破られたページ

Netflixドラマ『13の理由』シーズン2第8話の私的な感想―オリヴィア達の願い―(ネタバレあり)

13 Reasons Why Season2 Episode8/2018~(アメリカ) /製作総指揮:セレーナ・ゴメス /出演:キャサリン・ラングフォード、ディラン・ミネット、ジャスティン・プレンティス、アリーシャ・ボー、ロス・バトラー、マイルズ・ハイザー他 /我が愛しき娘

Netflixドラマ『13の理由』シーズン2第7話の私的な感想―クレイとの秘密―(ネタバレあり)

13 Reasons Why Season2 Episode7/2018~(アメリカ) /製作総指揮:セレーナ・ゴメス /出演:キャサリン・ラングフォード、ディラン・ミネット、ジャスティン・プレンティス、アリーシャ・ボー、ロス・バトラー、マイルズ・ハイザー他 /3枚目の写真

『ウォーキングデッド』シーズン9で時間軸が飛ぶ?リックの最後に求めるコト

・・思わず耳を疑うニュースが飛び込んできてしまったので、兎に角まとめてみます。 『13の理由』の感想にも書きましたが、やはり今の時代SNSの怖さをリアルタイムに実感してしまいました。。 5.29にアメリカの大手メディアUs Weeklyにドラマの関係者からの…

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