マリブのブログ

オススメの映画やドラマの感想を徒然に。。

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TBSドラマ『この世界の片隅に』の私的な感想―傘問答から顧みる情緒的な日本人―

この世界の片隅に/2018(TBS) / 連続ドラマとして描く戦争ドラマ 久しぶりに日本の連ドラを見始めました。 元のアニメ映画やドラマも一切見たことはないんですが、周りの映画関係者の評判が頗る良いのでちょっと手を出してみようかと。。 何とも言えない…

映画『モンスターズ/地球外生命体』の私的な感想―SF世界の舞台裏で彷徨う人間たち―

Monsters/2010(イギリス) /エイリアンの襲来後の世界を舞台にしたこの作品の根幹は完全なロードムービー。 ふたりの男女が汚染地帯と化したメキシコからアメリカの国境を越えるまでを描いていますが、邦題の地球外生命体は殆どはっきりと現れてきません。…

映画『ロスト・バケーション』の私的な感想―復活した現代版『ジョーズ』―

The Shallows/2016(アメリカ) / 絶景の海とサメの恐怖とのコントラスト 夏×海×映画と言えば定番なのがサメ。 その中でもこの映画は『ジョーズ』からの恐怖と『オープンウォーター』からの孤独感をしっかり継承し、随分丁寧に練り上げられたシチュエーシ…

映画『青いパパイヤの香り』の私的な感想―ベトナム映画に観る釈迦の悟り―(ネタバレあり)

L'odeur de la papaye verte/1993(ベトナム/フランス) / アジア料理が好きになったきっかけの映画かもしれません。 使用人としてベトナムの裕福な音楽一家の下で働き始める無口なムイの手料理。 劇中では随分この料理をする描写が多いですが、それに比…

ABCテレビ『幸色のワンルーム』放送中止を受けて―瑕を持つ人たちをどうか、見捨てないでほしい―

放送を自粛したテレ朝の忖度 /『万引き家族』の上映でようやく世間が目を向け始めた時勢のうねりが再び世論の声に揉み消されてしまった。 上辺を取り繕う社会の裏で歪んでいく人間関係の実態に、自分たちはいつまで目をそらし続けるのだろうか? 幼稚化が進…

映画『ザ・フォッグ』の私的な感想―100年前の亡霊伝説を描くクラシックホラー―

The Fog/1980(アメリカ) / 見えない恐怖を最大限に生かしたカーペンターが放つもう一つの名作ホラー 前回の、最恐ゾンビ&オカルトホラー映画10選には入れていませんでしたが、 「『ザ・フォッグ』を名作ホラーに入れないなんてありえない!」 と言う厳…

【真夏のおすすめホラー特集②】観賞注意!絶望感が広がるSFホラー映画10選

前回からの引き続きホラー映画特集の第二弾です。 どうもコミカルになりやすいSFホラーは、ゾンビものやオカルトものに比べあまり見ませんが、それでも少し寝苦しい夜に見るにはピッタリ。 多少の駄作で寝落ちしてもあまり後悔はしませんw 今回はその中で…

映画『深呼吸の必要』の私的な感想―沖縄愛が詰まった究極のヒーリング―

深呼吸の必要/2004(日本) /究極の癒し、沖縄の精神 夏が近づくと思い出す映画です。 篠原哲雄監督の沖縄愛がたっぷり詰め込まれているこの作品は、自分にとって究極のヒーリング映画。 疲れた時に、ただ、何も考えずに感じるだけの作品です。

映画『15時17分、パリ行き』の私的な感想―イーストウッドの更なる試み―(ネタバレあり)

THE 15:17 TO PARIS/2017(アメリカ) /イーストウッドの更なる試み 斬新な試みの中にもどこか懐かしさを感じさせる作品でした。 誇張された演出もなく殆どドキュメントの様に、2015年にフランスで実際に起きたタリス銃乱射事件の舞台裏を、あろうことか、…

映画『デトロイト』の私的な感想―アメリカの深い闇、真実を追う記録映画―

Detroit/2017(アメリカ) 『タイタニック』や『アバター』等で知られる巨匠・ジェームス・キャメロンの前妻にして、80年代にはGAPの広告塔まで務めた高身長のアメリカを代表する女流監督と言えばこの作品を手掛けたキャスリン・ビグロー。 余りにエネルギ…

映画『プライベート・ライアン』の私的な感想―極限状態から見出す本当の愛国心―

Saving Private Ryan/1998(アメリカ) ・・この時期になると、毎年この映画の事を思い出します。 王道中の王道戦争映画ですが、一度は誰もが見るべき戦争の現実。 アメリカエンターテインメント・ウィークリー誌が、史上最も愛国的なアメリカ映画ベスト1…

日本サッカー史上初のベスト8を夢見た2週間。ロシアW杯で日本代表に足りなかったもの

・・様々な思いが駆け巡ったこの2週間。。 絶対攻略不可能と思われた強豪コロンビアに競り勝ち、圧倒的な身体能力を誇るセネガルと引き分け、ポーランドの忖度のおかげでぎりぎりグループリーグ突破を果たした日本代表でしたが、レッドデビル・ベルギーの迫…

映画『レッド・スパロー』の私的な感想―艶やかなジェニファー・ローレンスの才能―

Red Sparrow/2018(アメリカ) / ジェニファー・ローレンスの究極の俳優魂 ジェニファー・ローレンスってこんなに潔い芝居をする女優に成長してたんですね。 快活そうに見えてどこか幼気な雰囲気が魅力的だった彼女が、大人の女優として開花したその俳優魂…

映画『悪い女』の私的な感想―女たちが辿り着いた友情の先にあるもの―

파란 대문/1998(韓国) /奇才キム・ギドク監督が後にヒットさせた『悪い男』と相対的にこの邦題がつけられた映画の本当の原題は『青い門』 確かに劇中でも印象的にこの門は写されていますが、相乗効果を狙った配給会社の思惑を差し引いても、中々にセンス…

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